時事通信によると、ベルギーとオランダは、
オランダのマーストリヒト近くのマース川沿いの一部領土交換に合意。
交換でベルギーの国土面積は東京ドーム2個分相当の約10ヘクタール縮小。
実態に合わない国境線を見直し行政上の不都合を解消するのが狙いだそうです。
船が航行しやすいようにマース川の改良工事が実施された影響で、
国境が入り組んだ状態となっていました。
オランダが交換で得る無人の土地の一部はオランダと陸続きですが、
ベルギー側からは川を船で渡る必要がありました。
その土地はベルギー警察の目が行き届かず、
近年は無法地帯となり、薬物取引に利用されるなど問題化していたとの事。
ベルギーのレインデルス外相とオランダのクーンデルス外相は、
アムステルダムで領土交換に関する文書に署名。
「国境が平和的に変更できることを証明した」と記事は結びます。
まあ資源とか農耕とか住居とかが絡まないなら結構大丈夫な気がしますね。
飛び地に近い状態では、国防費にも大きく絡んで来ますし。
そう言えば、香港の返還の時、中華は九龍城はいらないとか言いましたね。
領土も様々です。
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