アメリカの大統領にトランプさんが就任してしまった。
今までトランプを暴言王だとかセクハラおやじとヤジって
いたマスコミどもがトランプ当選が確実になったら沈黙ムードになった。
一般市民はおそらくマスコミのそうした一方的な報道にも辟易していたんじゃ
ないかと思うよ。
日本のマスコミもトランプの支持者は中流階級の白人層と
分析していたんだけれど、彼を指示したのは白人だけではなく、
アメリカの今の現状に納得できない多くの人達の決断した結果なんだと思う。
それは大阪で言えば橋下徹に大阪市民が票を入れたようなものと似ている。
現在、世界の主要の国々が自国回帰に路線変更している。
EUから離脱したイギリスもしかり。
第二次世界大戦後に人々は平和で差別のない世界を目指そうとしたのだが
それを実現するためには割を食う人々が非常に多かったのだと思う。
どんなに性格のいい飯屋の主人だって、貧乏だからという理由で
お客さんに代金を踏み倒され、それを拒めば差別だといわれたら
さじを投げたくもなるだろう。
これからは自分のことは自分で
自国のことは自国で賄うという世界になる。
これはちょうど幕末の大混乱期に似た情勢。
そんな中で日本は自分から立ち上がるという道を選んだのだ。
今、もう一度日本が自分から立ち上がらなければいけない時に差し掛かっているのだと思うよ。
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