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2016年07月14日02:05

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遊星から来た兄弟

「黒鷺死体宅配便」最終21巻を購入。
何だこの終わり方。残った伏線全部ブン投げっぱなしかよ、ひでえな。



・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー


主人公たちがみんな個性的で、どこか駄目で、そんな駄目なところを仲間同士で助け合ったり叱り飛ばしたり、こういうロクでなし、ちょい駄目人間の友情ものは大好き。限られた尺の中でしっかり感情移入できるのは、ある程度キャラのバックボーンが出来上がっている原作モノの強みかもしれないですね。主要5人だけでなく、食わせ者のヨンドゥや善悪のバランサーとして何気に重要だったローマン・デイ(謎の和風趣味)など、脇役たちも光ってるなあ。
ストーリーはいたって王道で、変にヒネリもないのでともすれば平凡なアクション作品になってしまうところだと思いますが、キャラクターの魅力と、画的なアイデアでグイグイ引き込んでくれる。
出会い=3つ巴のバトルも良かったし、刑務所を脱出するくだりも荒唐無稽で楽しい。
あとすげえスター・ウォーズっぽい。ガモーラとネビュラのポッドレースとか、ミラノ号とかパッケージとか意識的だと思う。ただ他の方の感想を見るとむしろ「スター・トレック」っぽいという意見が多いみたいですね。

陽気でノリノリで軽い。そんな中にも団結と感動が、じわりと効いている。ピーター達と、ラヴェジャーズ、ノヴァ軍が共闘するクライマックスは鳥肌モノ。
笑って、興奮して、ちょっとホロリとできる、マーベルシリーズでも屈指の良作じゃないでしょうか。
ヴィランはロナンの他に「アベンジャーズ」のサノス、「マイティ・ソー ダーク・ワールド」のコレクターが登場。今後、MCUのメインストリームにどう関わってくるのかが今から楽しみだなあ。



・トランスフォーマー リベンジ

2時間半もの間、カーチェイス、バトル、馬鹿騒ぎ、カーチェイス、バトル、馬鹿騒ぎの繰り返し。画面の派手さに関しては前作より明らかにパワーアップしてます。序盤から大暴れ。「人を避難させた」とか関係ねえ、そして相変わらず変形プロセスは芸術的ですらある。
ちょっとねー、よく「娯楽映画」と「芸術映画」の議論とかされてるのをネットで見るけど、トランスフォーマーのCGバリバリの変形シーンを見て感動してしまうようなアホにとっては芸術も娯楽も等しいんだなーと再確認しました。ま、芸術も娯楽の一つだし多少はね?(逆かな?)

バンブルビーの感情表現が豊かに。表情がくるくる変わるのや涙(ウォッシャー液?)を流すのがかわいい。レオやジェットファイアにツインズなど、新キャラもなかなか魅力的。
頼れる男レノックスは今回も続投。意外な形でのシモンズ再登場は嬉しかった。マイケル・ベイの描く米軍は本当にカッコイイな。

敵側も負けてない。ちっちゃいホィーリーに、合体ロボまで登場。前作の圧倒的な強さはどこへやら、個性的な新顔に出番を奪われすっかり弱体化したメガトロン。そしてメガトロンにやたらいじめられるスタースクリームがちょっと可愛そう。
人間に擬態するディセプティコンが新登場。変身プロセスが完全にホラーでした。

主人公カップルに魅力を感じないのと、お話のほうが矛盾だらけでスッカスカなのも前作同様。
前作が楽しかった人は見るべきだし、合わなかったなら時間を無駄にするでしょう。自分は当然、次回作も見ます。
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