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2016年02月16日22:06

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すっぽんバレンタイン

「今年のバレンタインは
超高級なチョコを買って帰ろうか?」
と父に尋ねたら
「そんなものより、
昔、先斗町で食べた
すっぽん鍋の味が忘れられない。
冥途の土産に一度食べたい」
と肺がん治療で出なくなった声を
ふり絞りつつ言う父。
父はなぜか食欲だけはありがたいことに落ちない。

とはいえ3つのがんを患っているので
もう京都に行くのはとても無理なので
ネットで適当に調べて
大分からバレンタインに合わせて
すっぽん鍋セットを取り寄せた。
しかし日曜は異常気象で初夏の陽気だったので
やっと今日、皆で食す。

父以外は初すっぽん。
我が家で仕事をしている弟だが
通常は夕飯は食べないで
自分の家族の元に帰っていくのだが
今日は興味津々でこちらで食べることに。

臭みもなく食べやすい。
野菜はすっぽんの出汁を吸って甘い甘い。

手足がぐんぐんと温まる。
細胞の喜び。
久しぶりの4人家族の会話の懐かしさ。
きっとしばらくはこの余韻が続くだろう。
すごくいいことなんだと思う。
こういうことをするのが。
身体にも思い出という心の小箱にも。

【補記】
(1)会社のHPを2/14付けで更新
   http://homepage2.nifty.com/oneself2001/

(2)公開講座のカレンダー
   http://f.orion-angelica.jp/oneself_apply/#googlec

(3)この内容とはまた違う観点で綴る
   「ワンセルフカードの広場」
   http://ameblo.jp/oneself2012/




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