【本】双葉十三郎著『ぼくの採点表5(1990年代）』をめくり返しながら昨日の結婚披露宴を振り返る

皆様、おはようございます。昨日パソコン通信時代から綿々とお付き合いさせて頂いているお二人の結婚披露宴があったのですが、会場の入り口にあったのは新郎であるs先生の愛蔵の映画コレクションでして、幾つか頂いて帰ったのでありますけれども、その内の一つ双葉十三郎先生の『ぼくの採点表』5巻1990年代をパラパラとめくり返しながら20年近くなる歳月を振り返っております。

この本を頂いたのは、個人的に映画は同時代のものを追い続けていると言うスタンスを取っているので、そこが現在入れあげている美術の世界とは異なるのでありますが、621頁に纏められた膨大なアーカィヴの内、今も何らかの形で観る事が出来るのは100本の内でも両手で数えられる位しか無くて、所業無常のの響きがあるんですよね。

今回の会場では一階がゲーム関連のお付き合いの人で、二階がパソコン通信時代からの旧世代の人々の溜まり場となっておりましたが、一番元気があったあの頃を共有していただけに昔は良かったと言う話になりがちなのでありますが、個人的に思うのはやっている事は今も昔も変わっていないだけで、まだまだ独身が多かったあの頃に比べると様々な縛りが出てきているんですが、そうかと申して「いま」と「これから」を否定してしまったのでは生きていく理由が見あたらず、あの頃と変わらない手法を繰り返しながらそれぞれに生きていくんだなぁと感じたのでありました。

昨日と今日で変わったのは部屋に花が飾られたことでして、やはりあると良い波動を貰えますね。可処分所得が少なくなっておりますが、時折花を買っていけることもやっていきたいと思った職場での日曜日の朝でした。