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2015年12月21日18:17

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「ボルドー古酒」ワイン会

【2015年12月21日】
第764回の定例会を開催しました。
場所:Villa Due(千代田区鍛冶町)
人数:14名
会費:33,300円(食事5,000円を含む)
ワインリスト:
1) 1962 Ch. Capbern La Tour, St.-Estephe
2) 1962 Ch. de Lescours, St.-Emilion
3) 1962 Ch. Croque Michotte
4) 1962 Ch. Belgrave
5) 1959 Ch. La Grace Dieu Les Menuts
6) 1959 Ch. La Crock
7) 1959 Ch. La Pointe
8) 1959 Ch. Larrivet Haut Brion
9) 1959 Ch. Pavie Decesse
10) 1955 Ch. Plantier Rose, St.-Estephe
11) 1947 Ch. Latour
12) 1947 Ch. Petrus (シャトー元詰ではありません、ベルギーの酒商Vandermeulenが樽買いして瓶詰めしたものです)

個人的な好みでは、
☆☆☆ 9,11,12 
☆☆ 1,2,3,5,7,9,10
☆   4,6
でした。

9)は、紅茶や森の下草や黒コショウやナッツの香りと、チョコレートや紅茶や木樽や西洋杉や腐葉土の味わいでした。ねっとりとした舌触りの、分厚みのある、余韻が長いワインでした。

11)は、木樽や西洋杉やバニラやチョコレートやマッシュルームの香りと、酸味の強い、オレンジやマーマレードやミネラル分や木樽やヨーグルトやバニラの味わいでした。酸味の強さが、他と比べて際立っており、果実味や樽の風味とのバランスの良さを感じました。

12)は、動物っぽい腐葉土や木樽や西洋杉やマッシュルームの香りと、ミントやチョコレートやマッシュルームやコーヒーや動物っぽい腐葉土の味わいでした。凝縮感のある果実味と粘度のある舌触りで、ボリューム感のあるふくよかなワインでした。

全体的には、状態の悪いワインがない、満足度の高い会でした。
全体的な特徴としては、樽の風味の強さと、後味のドライな感触で、これらはピークを過ぎたワインの特徴だと思いますが、それでもどのワインにも甘みが感じられ、また酸化のニュアンスがなく、どのワインも十分に楽しめました。
値段的には、11と12は他のものの10倍くらいするのですが、そこまでの品質の差は感じられませんでした。
50年を超える古酒の場合は、銘柄や作り手よりは、個々のボトルの保存状態によって、味わいの優劣が決まる場合が多いと思います。
状態の良い古酒を買える機会は滅多にありませんが、これからも気長に買い集めるつもりです。

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