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2015年12月13日21:55

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不思議なことども

昔から不思議に思っていることはいくつかあるのですが、その最大のものについては以前書きました。http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1942067174&owner_id=62249729今回はそれ以外のものを。

道路や鉄道の複線区間で、どちら側を走るか、つまり左側通行か右側通行かというのは、国によって違うのですが、なぜそうなったのかわかりません。

道路と鉄道それぞれどちらの例もあるし、さらにややこしいのは、これに車両の運転台がどちら側にあるのかという問題もあります。単純計算では、これらの組み合わせは16通りあることになります。日本はどちらも左側通行ですが、運転台は自動車は右、鉄道は左です。外国の例では、イギリスは道路、鉄道とも通行も運転台も日本と同じ、ドイツとアメリカは全てがそっくり逆です。フランス、イタリア、スイスは道路は日本とそっくり逆ですが、鉄道は日本と同じです。どうしてこうなるのでしょう?

世界の船の名前を見ると、軍艦でも商船でも、人名に由来するものが非常に多いことに気付きます。ロナルド・レーガン、ジョージ・ワシントン、ネルソン、クィーン・エリザベス、ビスマルク、世宋大王などなど。

しかし、日本の船には人名を付したものは全く見当たりません。船ばかりか、列車の名前にもないし、かつて旅客機に付けられていた名称にも、人名は見出されません。このこと自体も不思議ですが、試みに戦艦「東郷平八郎」とか、空母「山本五十六」、豪華客船「伊藤博文」なんて名前を想像すると、とても違和感があります。なぜでしょうね?

ただし、日本人が人名にちなんだ命名を一切しなかったのかと思うとそうでもなく、高い山の上には昔日の名ガイド小林喜作や宇治長次郎の名を残した「喜作新道」「長次郎谷」なんてのがあります。(ついでながら「野口五郎岳」という山がありますが、これは山に人名を付けたのではなく、その逆にあの人が山にちなんで芸名を付けたものです)また、JR東日本の鶴見線には、前身の鶴見臨港鉄道にゆかりのある安田善次郎と浅野総一郎にちなんだ「安善」「浅野」という名前の駅があります。横浜の高島町も、この地の埋め立てを行った高島嘉右衛門から命名されたものです。。

永年抱いていた疑問が氷解した経験もあります。少年時代から鉄道が好きで、時刻表など必要もないのに買って眺めていると、北海道の根室本線は東に向かって延びていて、終点は根室なのに、ひとつ手前に東根室という駅があるのはなぜだろう?という疑問を持ちました。この理由が、高校1年生で初めて北海道を訪れた時、見事に判明したのです。線路が根室の市内に入ると、ぐるっと向きを変えて終点の根室駅に至っており、そのカーブの途中に東根室駅があったのです。確かにその駅のほうが東にありました。渋谷から南西に向かっているはずの東急東横線で、白楽駅の次が東白楽駅であるのと似ていますが、根室のケースのほうが現地に行くと一目瞭然という面白さがあります。

以下はついでながら、これを書いていて思いついたものです。調べればすぐにわかることでしょうけれど。

京都の街の東西に走る通りは、○条と呼ばれていますね。でも、北から南へ五条の次は七条で、六条が抜けているのはなぜでしょう?六条通りっていうのも、昔はあったのでしょうか?

東京の墨田区は、隅田川が流れているからこの名前になったと考えるのが自然だと思うのですが、それならなぜスミの字が違うのでしょう?

アメリカの首都ワシントンが、ワシントン州とは全く違うところにあるのはなぜ?

京浜急行の北品川駅が、品川駅の南にあるのはなぜ?これについては、品川駅が品川区にはなく、北品川駅は品川区にあることがヒントになりそうです。

まあ何にせよ、不思議だなあと思うことが少しくらいあったほうが面白いような気がします。男性でも女性でも、あまりに分かりやすいタイプより、少し不思議な人のほうが魅力的ではありませんか?
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