話題になった作品なので、一応本も読んだし、映画・ドラマ(DVD)も観た。
先の戦争に関して既に予備知識のある方は、「俗っぽい作りで、太平洋戦争と特攻隊の悲劇をダイジェスト的に紹介したもの」との印象を持たれたと思う。
しかし、特に若者達が、これを観た(読んだ)きっかけで先の戦争に興味を持ち、いろいろ調べてみようと思ったならば、それなりの価値はあったと思う。
これを観て思ったことは、「戦争とは、年老いた大人が計画し、夢のある若者が死ぬ」と言うことだ。
昔のフォーク・ソング、吉田拓郎の「青春の詩」の歌詞:
僕たちは大人よりたくさんの時間を持っている〜
この貴重なひとときを僕たちは〜
何かをしないではいられない〜
小椋佳の歌「子供らの明日」:
子供らの明日は未来で〜
私たちの明日がただの別の日で〜
もし戦争が始まっても、60歳にもなった僕が戦争に行くことは無いだろうし、先が短い我が身がどうなろうと大したことではない。
しかし子供たちや青年たちには、貴重な時間や未来がある。
青年たちよ、世間やマスコミや政治家の調子のいい話や威勢のいい話に惑わされないで、日本の将来、自分らの将来について真剣に考えてほしい!
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