サービス産業

これは難しい話かも。ＧＡＣＫＴさんが差別と感じたことは事実だろうから、ホテル側の対応に落ち度があったことも否めないとは思うが。ホテルの仕事は滞在客をハッピーにすることにあるはずなのでね。

以上を前提として、ワタクシが数ヶ月前に体験した話をしたい。
仕事で香港とシンガポールに出張した。香港では普通のビジネスホテルに泊まり、シンガポールではリーズナブルな価格のところがなかなかなかったこともあって、思い切って５つ星クラスの有名ホテルに宿泊した。さすがに内装はキレイで、すっかり満足。
一晩をゆっくり過ごしたあと、朝食を取りにレストランへ。奥のほうに通されると、ビュッフェに並んでいる料理は中華とインド料理とマレー料理のオンパレード。味噌汁もあったのでビックリ。今まで食べたことがないいろいろなものを試すことができて、たいへん満足。
食事が終わってレストランを出ようとしたとき、入口近くに白人が固まって座っていることに気がついた。その近くのテーブルに並んでいるのはパンとか卵料理とかソーセージとか、どこのホテルにも置いている普通の食べ物。
そうか。食べ物を別々にすることにして、白人と有色人種を別々の場所に座らせようとするホテル側の考えであることにその時思い至った。でもワタクシは別に不快な気分にはならなかった。美味しい食事ができたので。それをどう思うかは、人にもよるのだろう。

■ＧＡＣＫＴあきれた、フランスで露骨な人種差別
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=3348119