今回の旅の中で唯一「観光地」と呼べるのが、ユネスコの世界歴史遺産にも登録されているパラマリボの旧市街。
他ではほとんど見ることの無かった外国人も、ここでは旧宗主国のオランダを中心に(だと思う)白人旅行者が多かったんです。
といっても、知れた数ですが…(笑)。
その旧市街の中心をなすのがカテドラル。
これ、木製の建築なんです。
まあ、日本の寺院の精巧さには叶わないかもしれませんが…。
それでも、この色は日本ではないものですがね…。
さあ、カテドラルを後にして、あとはひたすら散歩です。
当てもないまま東へ西へ、気分のままに北へ南へ…。
コロニアル様式の建物が延々と続きます。
素人の僕にはよくわかりませんが、建築の専門学校に行っている人にとってはこれらの建築がメッチャ面白いそうです。
知らんけど…(笑)。
ただ、このあたり生活感がほとんど感じられないんです。
悪く言えば、テーマパークみたい…。
ここに限ったことでもないんですが、今回の旅では人との触れ合いが少なかったんです。
クールというのか、無関心というのか、外国人の旅行者である僕に声を掛けてくる人が極端に少なかったんです。
途上国の場合は暇な人が多くて(ここもそんなに忙しそうには見えなかったけど…)、しょっちゅう話しかけてくるんです。
それが現地の言葉で僕が理解できなくても…(笑)。
そういう意味では、ここは途上国というよりは新興国に近いのかな?
ゴミ箱の多いことや、交通マナーがいい(日本よりずっと良い)ことなども含めて…。
僕にはもっと泥臭〜い途上国が似合っているのかも…。
なんてことを言いながらも、この町は妙に居心地が良くて、前後合わせて6泊8日を過ごしたのですがね…(笑)。
(続く)
(もっと写真を見たいという方は、YAHOOブログの「クージーの遊歩人雑紀」をご覧ください。)
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