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2014年12月19日19:04

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タイヤの着脱(NC750X フロント)

外したフロントホィールからタイヤを分離した。ビードブレーカーなんて小癪な道具を持っていない身にはホィールからタイヤを外すのが大変な作業だ。大型バイクの一発目ビード落としは体重でどうにかなる代物ぢゃないのでボクは車の車載工具を流用してビードを落とす。

パンタグラフジャッキの接地側形状がリムのカーブにぴったりフィットするのを発見してこれをリムに当たらないぎりぎりのところに当てがってぐりぐり押し込むとビードは「きゅっきゅ、、、ボゴオ」て情けない音を出してリムから外れる。一箇所落としてしまえば残りは足で踏み落として行ける。

この後はタイヤレバーを使って順番にリムからタイヤを外して行く事になる。このときタイヤレバーを使う反対側をしっかり踏んでビードをホィールの中心あたりまで踏み下げておかないとタイヤは外れてくれない。

新品タイヤ取り付けはビードワックスを使って滑りを良くして作業開始。この作業でも外すときと同じようにビードをホィールの真ん中辺りまでしっかり落としておかないとリムを乗り越えてくれない。チューブタイヤしか無い時代ではこーゆースキルはツーリングには不可欠だったけど、チューブレス全盛の今は出来てもあまり意味無いかもしれない。

あれれ〜?なんてぇご愛敬もアリでタイヤ装着が済めば次はビードを上げなくちゃいけない。これはエアーコンプレッサーが無いと不可能な作業だ。ゲージを見ながら空気を入れて行くと3kgくらいのところで両面1回づつパン、パンッと大きな音をたててビードはリムに収まった。

車体取り付け前の最終チェックはホィールバランス調整。5gのウェイト一個でおっけいだった。アクスルシャフトを通すときはジャッキで車体の高さを微調整しながら作業した。穴の高さが一致すればシャフトを通すのに変な力が要らないのでフォークが捻れるような応力を残す心配が無くて安心だ。フロントのアクスルシャフト締め付けトルクは7.5kg/m。大型のトルクレンチの数少ない出番は数秒でカチンと鳴って終了した。

明日・明後日はアルバイトだからリアのタイヤ交換は来週かなー。
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