絵を描くのにルールはない。
必要なのは見た人にポリシーを
伝える力である。
昨日もクロッキー会に参加したのだが
私のちょうど隣にいた叔父さんが
凄い書き方をしていた。
大きな画用紙に体全体を
くねらせながら線を引いて行く。
おじさんの書き方は体幹を捉える
描き方で細かいバランスよりも
体の線を書いていくものである。
デッサン会場でみんな不動なのに対して
このおじさんだけ踊っているように
鉛筆を走らせている、
なんだか神がかった人を見ているような
異様な雰囲気であった。
あんまりにも力が入りすぎて
鉛筆が折れること数度。
大きな画用紙にモデルのパーツパーツが
描写されて行く。
私にはおじさんがどうしてこの
描き方にたどり着いたのか非常の
気になるし目的は一体なんなのだろうとも思う。
でも間違いではない
正解でもない。
絵とはそういうもの
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