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2014年01月03日18:48

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上高地で年末年始を過ごす

年末年始は上高地へ行ってきた。
以下はその報告。

12月31日(火)

午前5時、みんなで集合して名古屋を出発。
中央高速の飯田インターを過ぎたあたりでメンバーの一人が叫んだ。

「あっ!登山靴を忘れてきた!!」

そういえばこいつ、サンダル履きでザックを背負って車に乗り込んできた。
対策を考えた。

松本市の石井スポーツで安い登山靴を買うことにする。
松本インターから上高地と反対方向の松本市街へ。
午前8時30分だ。
まだ石井スポーツの開店前だ。
ガストでのんびりとモーニングコーヒーを飲む。

午前10時の開店を待ち、大安売りの登山靴を購入。

沢渡の駐車場に着いたのは12時だった。
タクシーを携帯で呼ぶ。
釜トンネルの入り口まで2800円だった。

歩き始めたのが12時30分。
今日は河童橋から徳沢まで行く予定だ。
日暮れまでに着くだろうか。

小雪がちらついて天気が悪い。
それでも大勢の人が入っているようだ。
トレースはしっかりついている。

寒々と、誰もいない河童橋を越える。
小梨平から明神、徳沢に着いたのは4時30分だった。
テントは10張りぐらい。
少ない。
天気が悪いからだろう。

整地して幕営が済んだころには日が暮れていた。
まずはなんとか到着できたことを祝って乾杯する。
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1月1日(水)

夜中はずっと、すごい風の音がしていた。
排気量の大きい自動車の爆音のようなのが、テントの上で唸り続けていた。

午前3時、いちおう起きて外を見る。
吹雪だ。
天気が良ければ蝶ヶ岳に登ろうと思っていた。
でも素早く断念する。
もう一度ゆっくり寝ることにした。

午前11時、テントの中でだらだらしていてもしょうがない。
横尾まで散歩に行こう。

雪と強風の中を出発した。
樹林帯は雪も風も、それほど強くはない。
トレースを追って上高地の奥へ歩いて行く。

ルートが梓川の河原に出た。
トレースが消えている。
雪原のなかをラッセルしていく。
膝上までの雪をかき分け歩いて行く。

徳沢から横尾なんて、雪がなければ1時間ぐらいだ。
でももう2時間も歩き、まだ半分も来ていない。
アホらしいので戻ることにした。

すぐ後ろを単独行の女性が追いかけるように歩いてきた。

「この先はトレースがありません。戻ったほうがいいですよ」

女性はがっくりしながらも
「行けるだけ行ってみます」
と言いながら、のろのろと進んでいった。

徳沢のテントに帰ったのが午後2時。
それから酒を飲みだした。
寝不足だったのだろう。
翌日の朝までぐっすり寝てしまった。
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1月2日(水)

今日は少しいい天気だ。
これだったら蝶ヶ岳も登れるだろう。
だけど予定では、今日が下山する日だ。
テントを撤収する。

午前9時、徳沢を出発。
テントはだいぶ少なくなっていて、あと1張りだった。

午後2時、釜トンネルの出口に着いた。
タクシーを携帯で呼ぶ。

駐車場に戻ると、雪がしっかり積もっていた。

帰りは奈川温泉の「仙洛」という料理旅館へ行った。
温泉入浴が300円、親子丼が730円で安く済んだ。

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ということで、今年も今までと同じようなお正月だった。
まだお休みが2日あるから、明日からは寝正月の予定。
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