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2013年08月02日00:22

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沢登りをして結婚パーティー

先週のことを書く。
有明山(2268m)へ沢登りと、友人の結婚披露パーティーのため長野県安曇野へ行ってきた。

7月27日(土)

前夜に愛知で集合して、未明になって中房温泉第三駐車場に着いた。
今回のメンバーは8人。
テント二つで仮眠する。

午前5時、中房温泉の見回りの人に起こされる。

「この駐車場は幕営、車中泊は禁止です!すぐにテントを撤去してください」

ちょうどいいモーニングコールだった。

準備を整え、6時20分出発。
舗装道路を下っていく。
今回の沢は有明山の曲沢だ。
中房温泉の手前から、まっすぐに頂上に突き上げている。

10分ほど歩いて沢の入り口へ。
水量は少ない。
簡単に渡渉できる程度だ。

しばらく河原を歩くと3メートルほどの滝が出てきた。
あまり登った人がいないらしく踏み跡はできていない。
適当に巻きながら登っていく。
フォト

雲が出てきた。
土砂降りのにわか雨が降ってきた。
どうせ沢登りで身体が濡れている。
気にせず歩いていたら、すぐにやんだ。

いくつか滝登りをすると、両岸が切り立ってきた。
ゴルジュ帯だ。
核心部の25メートルの滝に来た。
右岸のルンゼを登る。
というか、クライミングが上手な同行者が張ってくれたロープにつかまってよじ登った。
これを過ぎると、河原が広くなる。
いくつ滝を越えて行くと水量が少なくなり、源流っぽくなってきた。
ここから傾斜がきつくなり、連瀑帯になる。
標高差100メートル以上はあるだろう。
ほとんど滝ばかりが続いている。
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最後の方の20メートルの滝が垂直の岩場で登りにくかった。
先に行っている同行者にロープを垂らしてくれるようにお願いする。
でも途中の岩に引っかかって、先端が下りてこない。
仕方がないから、自力でなんとか登る。
ロープに手が届いたときはホッとした。

滝が終わり、水が枯れた。
なおも急斜面を登って行くと、突然沢が終わっていた。
その上は樹林帯で、草木を掻き分け登る。
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藪こぎを20分ほど続けていたら一般登山道に出た。
午前11時だった。

そこからさらに10分ほど歩くと有明山の頂上だった。
頂上には有明神社の奥宮と、ステンレス製の銀色に輝く鳥居があった。
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天気が悪くて展望も悪いので、そそくさと降りることにした。
11時30分から下り始める。

ところが一般登山道が歩きにくい。
急斜面でザラザラした砂場のようなところが延々と続いている。
樹木につかまりながら、滑るように降りていく。

13時45分、登山口まで下りた。
そこは車を停めた第三駐車場だった。
舗装道路を歩かなくてすんだ。
ウレシイ!



ということで、車に乗り込み出発する。
夕方からの結婚パーティーは有明山の麓にある温泉旅館だ。
到着したら温泉で汗を流し、とりあえず缶ビールを飲んで、宴会会場で昼寝をした。

今回は友人の結婚お披露目宴会だ。
男のほうが、わたしの山登り仲間で53歳。
女性の方はネパール人で24歳だ。
年の差婚で国際結婚。
二人はネパールの民族衣装を着て入場してきた。

男のほうは老け顔で、女のほうが童顔だ。
二人並ぶと親子どころか、お爺さんと孫のようだ。

でもさすが新婚さんだけあって、宴会のときも抱き合ったり手をつないだりして仲睦まじい。
女性の方の親族がネパール民謡を歌ってくれた。
わたしたちはみんなで山の歌を合唱した。
楽しい宴会だった。
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宴会が終わったあとは、歩いて移動する。
近くに別荘を持っている人がいて、そこで二次会と宿泊をする。
別荘のリビングでも酒盛りで盛り上がっていたけど、わたしは寝不足のため途中で脱落してしまった。


7月28日(日)

遅い朝ご飯のあと、別荘のオーナーがよく行くソバ屋に連れて行ってもらった。
他の人たちは
「美味しい!美味しい!」
とと繰り返しながら食べていた。

わたしは蕎麦アレルギーなので一人だけ天丼を食べる。
でもアジサイの天ぷらとか、なんだか変わっていて、しかも美味しかった。


夕方ごろ、家に帰った。
結婚の引き出物の包みを開けてみる。
ネパール製の仏像だった。
披露宴に出てこんなのもらったのは初めてだ。
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