歯医者へ行ってきた。
歯肉の切開手術のためだ。
いつも歯磨きをちゃんとしていなかったから、歯周がボロボロになっていたらしい。
奥歯なんか2本もインプラントが入っている。
歯医者さんの椅子に座る。
歯科衛生士のおねーさんが、わたしの口の中に指を突っ込んで麻酔をかけた。
関係ないけど、このおねーさんはミステリーが大好きで東野圭吾のファンだ。
ずっと前に、おねーさんにおすすめ本として中井英夫の「虚無への供物」を教えた。
そしたら本当に読んでくれて、「感動した!」なんて言ってくれた。
ということで、麻酔がきいてきた。
口の中がしびれる。
先生が来た。
手術の開始だ。
緊張が高まる。
「それじゃ始めましょ」
先生がわたしの口の中を覗きこんだ。
「うん?これは‥‥」
どうしたのだ!?
先生が言った。
「歯茎の状態がすごく良くなってます。手術の必要はありません。中止しましょう」
インプラントを入れてから、がんばって歯磨きをしていた。
食後に一日3回、歯間ブラシも一日一度は使った。
どうもそれで治ってしまったらしい。
通院もいままで毎月行ってたけど、これからは3ヶ月に一度でいいとのこと。
よかったよかった♪
それにしても善良な先生だ。
知らん顔して手術すれば金が儲かったろうに。
このように、ここの歯医者は、おねーさんも先生も素晴らしい人だ。
職場の同僚に紹介しよう。
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