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2011年11月21日22:13

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ブータン王国のお話

先週からお昼休みにTVを見るたび、ブータン国王夫妻が日本に来てどうだとか。
福島に行ったとか京都に行ったとか。
その関係の話題ばかりだ。

ブータン国王の奥さんはネコ顔だなあ。
ああいう顔は韓国ドラマではヒロインの恋敵とか悪女の役とかが多いのだけど、実際の国王の奥さんはどうなのだろう。

まあそんなことはどうでもいい。

ブータンというのはヒマラヤの国だ。
最高峰はガンカー・プンスムという山。
7570メートルで未踏峰としては世界で一番高い。

だから興味を持って、行ってみようとしたことがある。
だけどちょっと調べて諦めた。

旅行が難しいのだ。
一日あたり200ドルを必ず払わなければいけない。
テントで野宿しても200ドルだ。
外国人にはガイドと運転手がつききりになる。
自由行動は許されない。
国の南部には強制収容所や難民キャンプがあるらしいのだが、そんな所には行けない。

この国は、自分たちの文化とか生活を大事にしている。
自分たちの気に入らないものは入国させない。
お隣の中国とも国交がないほど。

これによく似た国を、わたしは知っている。
北朝鮮だ。

こちらもやはり意固地な国だ。
観光に行くこともできるけど、値段が高くて自由行動ができない。

そして、どちらの国も国民が幸せそうに暮らしているように見えること。
北朝鮮の人たちも、平和でのどかな生活をしているようだ。
そしてこれは、たぶん真実だと思う。

ああいう鎖国のような状態だと、社会の身分とか制度とかが固定している。
ほかの世界が分からないと、こういうものだと安心感が生まれる。
格差もそんなにないし、着ている服とか食事とかも違いが少ない。
競争とか差別とかも起こりにくい。

おそらく日本の江戸時代もそんな感じじゃなかったのでは。

まあ北朝鮮には餓死寸前とか、強制労働などで死にそうな人とか悲惨な人たちもいるんだろうけど。
これは経済状態悪化によるものだろう。
鎖国のいちばんの弊害がこれだ。

つまり北朝鮮とブータンというのは、同じようなスタンスの国の裏と表じゃないかなあ。

ということで、わたしの結論としては、日本はもうちょっとブータンや北朝鮮を見習ったほうがいい。
鎖国状態でも充分にやっていける。
そのほうが都合がいいこともたくさんある。

だからTPPには絶対反対!
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