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2010年02月07日23:50

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「鉄の処女」を見た

東京出張へ行ってきた。
今回観光に行ったのは「明治大学博物館」だ。
大学の博物館は良い。
空いているし、珍しいものがあるし、入場も無料か格安。
ここも入場無料だった。
展示物も充実していた。

日本各地の大学の資料が展示してあった。
わたしが卒業した大学の設立趣意書もあった。
こんなもの初めて見た。お宝だexclamation

明治大学卒業生の英雄、植村直己の直筆色紙。
感動したexclamation

弘前で出土した、宇宙人みたいな遮光器土偶。
カワイイexclamation ×2

しかしなんといっても、ここのメインは「鉄の処女」だ。
英語でアイアン・メイデン。
ヘヴィメタっぽい名前だが、ヨーロッパの処刑道具だ。

2メートルぐらいの女性の人形だった。
鉄の処女というだけあって、鉄でできている。
中は空洞になっている。
扉のように前面が開く。
内部には数十センチの釘が無数に飛び出している。
罪人を押し込めて扉を閉めると、ブスリブスリと串刺しになり、出血多量やショック死に至る。
残酷なものだなあ。
人形の顔の部分が神々しく無表情なだけに、よけい不気味だ。

日本ではここにしかない。
ありがたがって、じっくりと拝見した。

ほかにもギロチンや明治時代の絞首台があった。
江戸時代のノコギリ挽きや火あぶりの刑場も再現されていた。

壁には処刑の写真や絵がたくさん貼りつけてある。
獄門磔になった少年の死体写真など、とてもそそられる。

いちばん痛々しかったのは石抱きの刑の再現。
マネキンが三角板の上に正座させられている。
膝の上には45キログラムの四角い石が乗っている。
こんなことされたら痛いだろうなあ。
身体がむず痒くなってきた。

それにしても明治大学は素晴らしい。
これで入場無料だから。
同じ展示物でも国際秘宝館とかだったら2000円ぐらいするぞ。

ミュージアムショップもあった。
「鉄の処女ちゃんボールペン」と「鉄の処女ちゃんクリアホルダー」を買ってしまったハート
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