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2009年06月16日23:13

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白猪谷・遡行記録

ここで吉野川本流・白猪谷の記録を書く。

午前8時 林道から沢に入る。
10時30分 源流モニュメントに到着。
11時 すぐ上の20メートル滝へ着く。
12時15分 源頭部から上の林道に出る。
瓶ヶ森の頂上を越えて駐車場へ。

沢はどこでもそうだけど、下流の方が難しい。
水量が多くて流れも速いからだ。
白猪谷もそうだった。
5メートルぐらいの滝が次々に現れる。
どれも深い釜を持っている。
例年より水量が少ないそうだが、底の方は足が着かない。
さいわい釣り師がたくさん入っているようで、巻き道がしっかりしている。
危ないなと思ったら、ためらわずに巻き道を上る。
でもなんとなく滝の横まで突っ込んでしまうこともある。
そういうときは、むりやり壁のようなところを登ったりする。

書き忘れたけど、今回の沢は途中まで一般登山道がある。
沢のすぐ隣に道がついている。
最初は二人ほど登山道を歩いていた。
やがて水量が少なくなり、変化のない河原になってきた。
わたしは、おもしろみがないので登山道を歩き出した。
あとに続く人が増えて、やがて全員が道を歩き出した。

上流になにか光るものが見えた。
源流モニュメントだった。
山奥にこんなステンレス製の碑があるなんて。
ここが四国を代表する吉野川の源泉だった。
吉野川は香川、徳島、高知の人々の飲料水とされている。
ここで立ち小便をすれば、香川徳島高知の人たちは、わたしのおしっこを飲むことになるのだ。
それではあまりに失礼なので、尿意をガマンしながらさらに上流へと登る。

すぐに今回最大の滝があった。
20メートル以上の大滝だ。
ここで一部の人たちは引き返していった。
瓶ヶ森の駐車場に車を回してもらうためだ。

さらに上へと登っていく。
やがて水は涸れる。
ガラガラの岩の急斜面になる。
慎重に足を運ぶが、つい落石してしまう。
大きな石だったので「ごめんなさい!」と叫ぶ。
下の人は胸で石を受け止めた。
「ストライク!」なんて言っているあせあせ(飛び散る汗)

さらにあえぎながら登っていくと、舗装された林道にひょっこりと出た。
ほっと安心する瞬間だ。
みんなハーネスやヘルメットを外している。
パンツまで着替えている人もいた。

あとは林道を歩き、整備された登山道を歩き、瓶ヶ森(1896m)の頂上に着いた。
笹の原で見通しのよい頂上だった。
満足して駐車場に降りる。
迎えの車が到着していた。
さっそく乗り込んで山荘に戻る。
そしてさっそく宴会が始まったビール

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