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日記一覧
- モン・サン・ミッシェルにある小さな教会
- 2018年08月23日15:16
モン・サン・ミッシェルを見て歓声を上げたこと、素晴らしい内部については、今まで何度も書きましたので、今回は島のショップ街はずれにあるサン・ピエール教会をご紹介します。モン・サン・ミッシェルの歴史は僧院〜要塞〜監獄〜修道院などと姿を変えたため
- 街のど真ん中で水着撮影会・熊本編
- 2018年08月20日10:14
渥美マリは大映の経営が悪化した時期に、何とかして新しい女優を作り出そうとして選ばれた一人でした。すでに叶順子が引退して、若尾文子を筆頭に江波杏子・関根恵子・松坂慶子・藤村志保などがいましたが、客の呼べる女優を作ろうと会社は必死になっていたの
- 旅の思い出。イギリスのバース
- 2018年08月16日16:23
イギリスはなんだかとても親身に感じる国です。日本と同様に左側通行だし、車は右ハンドルであることも身近に感じることの一つでしょう。イギリスの旅は楽しかったです。今回はロンドンから列車で１時間半、バスで３時間半の地方都市バース。古代ローマ人が巨
- 宣伝マン冥利。
- 2018年08月13日13:49
大映時代に新作品の九州キャンペーンは色々やりましたが、中でも忘れられないのは、昭和44年(1969)の「人斬り」で、フジテレビと勝プロが共同で製作し、大映が配給する形を取った作品です。幕末時代に動乱の京都でその名を轟かせた土佐の剣士・岡田以蔵の半生
- 楽しかった旅の思い出。ブタペスト「漁夫の砦」
- 2018年08月10日16:57
正直言って、中欧の旅でハンガリーはあまり期待していなかったのですが、首都ブダペストが想像以上に素晴らしい都市でした。ドナウの真珠と呼ばれる首都ブタペストは、ウィーン、プラハと並ぶ世界的な音楽家が活躍した音楽の聖地でもあります。総人口が約990
- 二人ケイコ
- 2018年08月06日09:41
昭和４６年(1971)、ダイニチで最初のイベントでした。私がダイニチに出向し、親友の本社宣伝課長だった林万夫(はやしかずお・故人)は企画者に転籍し、彼が最初に手がけた企画作品が松坂慶子主演の「夜の診察室」だったのです。同時公開は増村監督、関根恵子主
- 旅の思い出。マナーハウス
- 2018年08月03日13:38
英国の旅では一度泊まってみたかった、かっての英国貴族の館などを利用して作られたマナーハウスです。その願いがウォルトンウォーで叶いました。宿泊したのはバルセロ・ウォルトンホールというマナーハウスで、風格のあるお部屋は勿論でしたがクラシックな建
- 宣伝屋はつらいよ ��
- 2018年07月30日13:49
宣伝部は色んなことを考え、そして実行します。私たちは作品ごとに、一つ以上の特別宣伝プランが無いと駄目だと言って実行したものでした。スタッフ・キャストの試写会やご挨拶会や広告などはほんの序の口で、街頭に本物の戦車を走らせた、街のど真ん中での水
- 世界遺産の街ザルツブルグでお散歩を
- 2018年07月26日17:35
オーストリアのザルツブルクは人口約15万人、街の中を流れるザルツアッハ川沿いにある旧市街は、世界遺産となっていてその景観も見ものですし、モーツァルトや指揮者カラヤンの生誕地として、世界各国から多くの音楽ファンが今でも訪れています。オーストリア
- 「視界ゼロの脱出」鹿児島県指宿ロケ
- 2018年07月23日15:11
最近連続で大映時代の九州ロケについて思い出をアップしています。今回は「視界ゼロの脱出」(1963)の鹿児島県指宿市ロケについてです。この作品はローカル航空のパイロット(本郷功次郎)が､小児マヒのワクチンを急送するため看護婦(三条江梨子を乗せて、アパッ
- シェイクスピアが生れた街。
- 2018年07月19日17:18
イングランド中央部の街ストラトフォード・アポン・エイボンは、シェイクスピアの生誕・永眠の地として有名です。白鳥が戯れるエイボン川の流れる、のどかな田園風景がひときわ目立つ街で、16〜17世紀に建てられた木造建築の街並みが見どころでもあります。シ
- 「暁の翼」航空自衛隊新田原基地でのロケ
- 2018年07月16日14:25
最近は何回か大映作品の九州ロケを取り上げています。今回の「暁の翼」(1960)は、太平洋上で遭難した自衛隊ジェット機を救助した実話を描いた、「257号機帰還せず」の映画化でした。監督は新人で第一作目となる富本壮吉で、溝口健二・島耕二に師事した昭和２
- 旅の一コマ、トルコのマーケット
- 2018年07月12日17:08
トルコの旅は私的には食事が合わないことを除いて後は満足の旅でした。トルコの首都はイスタンブールとばかり思っていたお馬鹿な私、首都はアンカラです。イスタンブールの人口が1363万、アンカラは358万と少ないですが、共和国誕生と同時にアンカラが首都に
- ダイニチの設立と滅亡
- 2018年07月09日09:07
昭和45年(1970)に直営館が少ない大映と、同じ悩みを抱えていた日活と一緒になって新しい配給会社ダイニチを設立しました。それが撮影所の効率化にもつながると考えられたからです。社長には大映専務の松山英夫、副社長に日活常務の坪壺田重三が就任、運営スタ
- 旅の思い出 「トプカピ宮殿」
- 2018年07月05日19:51
トルコのイスタンブールにある「トプカプ宮殿」は、15世紀にイスタンブールを征服したメフメット２世が建設し、歴代のオスマン帝国皇帝が約400年に亘って居城とした建物で、映画にもよく出てくる所です。警備が厳しい宮殿は広い四つの庭園エリアに分かれ、特
- 昭和29年の「馬賊芸者」博多ロケ ��
- 2018年07月02日09:40
博多芸妓が全国的にブレークしたのは明治・大正期。日露戦争後に満州を訪れた水茶屋券番の芸妓２人が「満州帰りの芸者」として鼻息荒く、客を客とも思わぬ豪気さで人気を集めたそうです。そんな２人は「馬賊芸者」と呼ばれ、やがて水茶屋の芸妓たち全般を指す
- 昭和２９年の「馬賊芸者」博多ロケ
- 2018年06月25日10:26
「馬賊芸者」は火野葦平の原作を、島耕二が脚色・監督し、京マチ子・高松英郎の主演で昭和２９年(1954)に映画化されました。大正の初期、博多の花街に、第一次大戦の好況にあぶく銭をもうけ成金風を吹かす連中から金を絞りとる馬賊芸者と呼ばれる意地と侠気の
- 宣伝屋はつらいよ！
- 2018年06月18日09:34
映画の宣伝は、新聞・テレビ・雑誌などの広報と広告、劇場を飾ることが最低の業務で、我々宣伝マンはそれ以上に何か加えたいといつも考えています。このブログでもいくつかご紹介しましたが、宣伝とはこれをやったから大丈夫と思ったら負けで、無限に向かって
- ∞座(むげんざ)本公演「西海道膝栗毛」
- 2018年06月12日21:49
∞座(むげんざ)とは、現代のスピード感、自由さを表現するプロの男性能楽師、舞踊家、邦楽演奏家によって構成されている舞台芸能集団で、時代に媚びることなく、観る側を楽しませる舞台を概念として活動されています。今回の公演は、６月１０日(日)に福岡市の
- 鎌倉で「千羽鶴」の上映と南美川洋子のトークショー
- 2018年06月11日12:38
今月の２日に鎌倉市川喜多映画記念館で開催された、企画展「大映映画のスターたち」の一つとして『千羽鶴』上映と、この作品に出演していた南美川洋子のトークショーが開催されました｡皆様のお陰で満席だったし､彼女のトークも相変わらず順調で無事に終了しま
- 「大江山酒呑童子」ロケのうら話
- 2018年06月04日13:55
昔話で恐縮ですが「大江山酒呑童子」昭和35年(1960)に行なわれた山口県秋吉台ロケを、少し角度を変えてご紹介したいと思います。“大江山の鬼退治”は、それまで数本作られていますが、大映京都の「大江山酒天童子」は、原作・川口松太郎、製作は永田雅一社長
- 周辺雑記です。
- 2018年05月25日20:25
先々週のことですが、県立門司中学校・門司東高校・門司高校同窓会「硯友会」総会・懇親会にどうしても出席して欲しいと依頼され、会場の北九州市のリーガロイヤルホテル小倉に行ってきました。集まったのは１５回生〜７７回生の面々だそうですが、我々２４回
- 英ちゃんとの約束
- 2018年05月21日10:27
映画の宣伝には色々な発想やスタイルが無限にあります。以前にアップした「妻の日の愛のかたみに」は、福岡県柳川市在住の詩人･池上八重子さんの同名手記を映画化しもので､若尾文子・船越英二・藤村志保、姿美千子らでかなり大がかりな柳川ロケを行いました。
- 博多座五月は「宝塚歌劇花組公演」
- 2018年05月18日20:59
博多座五月の「宝塚歌劇花組公演」は１３年ぶりの花組で、福博では宝塚ファンが熱狂して人気が沸騰、チケットが中々取れないと聞きました。本当にプラチナチケットだったようで私たちが行った日も補助席が出ているくらいの超満員でした。一部は万葉ロマン「あ
- 「安珍と清姫」のロケ先で若尾文子さん
- 2018年05月14日08:19
若尾文子さんは私の一生のマドンナです。お仕事はいくつもご一緒させてもらいましたが、ある時、若尾ちゃんのあの特徴ある声が聞きたくて自宅に電話をしたら、仕事で京都に行っている由で、京都のホテルにまで電話をかけて話をしたことなどを思い出します。彼
- ロケの合間の休日
- 2018年05月07日10:03
昭和４０年(1965)に公開さされた「妻の日の愛のかたみに」は、福岡県柳川市在住の詩人・池上八重子さんの同名手記を映画化しもので、脚本・木下恵介、監督・富本壮吉に若尾文子・船越英二・藤村志保、姿美千子らが出演、長期の柳川ロケを行った作品です。そし
- インドはやっぱり不思議な国
- 2018年05月04日15:56
年間1,900本の映画を製作し、内容も技術も世界のトップレベルに達しているインド映画。インドは国全体が美しさ神秘さに包まれ、子供たちは９×９ではなく二桁の暗算が出来る、高度のＩＴ技術で世界中に進出している、究極は核爆弾を所有する国家であるのに、
- 素顔のスターたち／叶順子、長崎の休日
- 2018年04月30日13:00
今回のスナップは長崎で仕事の合間に撮った「長崎の休日」です。叶順子は東京のあるスッポン料理店のお嬢さん。大きくなってミス資生堂に選ばれ、藤原あきさんの推薦で大映ニューフェースとして昭和３１年(1956)に入社してきました。肌が白くて綺麗で、しかも
- 旅の思い出〜ブタベスト
- 2018年04月27日13:33
ドナウの真珠と呼ばれるハンガリーの首都ブタペストは、街の中心部すべてが世界遺産となっているし、ウィーン、プラハと並ぶ世界的な音楽家が活躍した音楽の聖地でもあります。国のど真ん中をドナウ川が横切るように流れている変化に富んだ地形であり、温泉の
- 素顔のスターたち ／ 続・鹿児島にて
- 2018年04月23日11:18
勝ちゃんが鹿児島にはご挨拶で５回も行ったことは前にお伝えしましたが、舞台挨拶だけではお客様には物足りないだろうからと、勝ちゃんは日本舞踊を披露したことがあります。珍しいスナップでしょう。後の写真は勝ちゃん、藤田佳子さん、私の３人が交互に
