地震から十日が経ち、余震がおさまったのが何よりホッとさせてくれます。足を踏み入れることもできなかった本の海も、週末若い人が助けに来てくれて倒れた本棚を直してくれました。 とりあえず同じ大きさの本を束ねほしいと頼んだら、何も置いてなかった部
昨日の地震で二階の部屋が以下の状態。 奥の部屋には足を踏み入れられていません。無理しないようにぼちぼち片付けることにいたします。 ということで、しばらくお休みします。
古書会館で頂戴したもう一冊。 『播磨灘詩集 1991年第4集』(一九九一年二月一七日播磨灘詩話会)、表紙絵は同人の桂木恵子。こういうアンソロジーが出ていたのですね。初めて見ました。執筆者欄に名を連ねているのは以下の方々。 名前に見覚えがあ
昨日は古書会館のつきいち古本市、これだけは欠かさず出かけます。このところ古本市や古本屋通いは、こちらもつきいちになっています。ただ先月はたまたまどうしても気になる本があって街の草さんを二回訪問することになりましたが。 昨日買った本の一冊。
伊藤人誉本と一緒にお借りしています。 『解氷期 別冊1』(1980年5月5日)。詩誌『解氷期』とは別に出ていた『解氷期通信』の名称を変更したもののようです。収録されているのは、「川原風景 詩と自註」寺島珠雄、「詩集以後 S魚誌的雑記」清水
毎日の日課(重言?)になっているのが、朝一番に「Blue Sky Label」さんのサイトを覗くこと、出会ってからちょうど一年になりました。毎日更新されておりますので、今日はどんな演奏が紹介されているかと楽しみであります。これはと思う演奏は、とりあえ
続いてこちらも。 『登山者』伊藤人誉(昭和33年1月30日小壺天書房)。収録は「死人の意志」「氷雪」「青の湖」「穴の底」「雪仏」「ヴァイオリン協奏曲」の五篇と室生犀星が「序」を寄せています。「穴の底」と「雪仏」は龜鳴屋本で先に読んでおりま
『幻の猫』を読了しまして、 『續人譽幻談 水の底』伊藤人譽にとりかかりましたところ、なぜかこちらも読んでしまいました。収録作は、「溶解」「水の底」「ふしぎの国」「肌のぬくもり」「落ちてくる」「鏡の中の顔」「夜の爪」「われても末に」の八篇、
お借りしている方から手を付けています。 『人譽幻談 幻の猫』伊藤人譽。収録された八篇のうち、「穴の底」「雪仏」「幻の猫」「シメシロ」「乳鋲」「髪」「猫の餌」を読みまして、残りは「瓶の中の指」だけになりました。本多秋五のこんな評言が収録さ
ようやく『馬込の家』伊藤人誉を読了。例によって頂戴したコピーを製本しました。 そして、おもむろに花田清輝が激賞したという「穴の底」(『文学四季』昭和三十二年八月号)を読みました。なるほど、安部公房の『砂の女』のさきがけとなったといわれる作
買っちゃいました。 スカルラッティのキーボードソナタ全集。555曲も作ってるんですね。一日一枚聴いても一月以上かかります。
「これも読みなさい」と、今度は伊藤人誉のコピーをいろいろ頂戴しました。またまた深謝であります。 伊藤が原稿を室生犀星に持ち込んだら芥川賞に推薦してくれたが、選考には入れてもらえなかった作品「岩小屋」が運よく『文学界 第十巻第五号』(昭和十
この日記を読まれて「はい、読みなさい」と貸してくださった。深謝であります。 伊藤人誉本三冊、左から『登山者』(昭和33年1月30日小壺天書房)、『續人譽幻談 水の底』(二千八年一月三十一日龜鳴屋 143/514)、『人譽幻談 幻の猫』(二千四年
続きです。昨日≪その後知ったのだが、彼(伊藤人誉)は「群像」、「現代芸術」、「新日本文学」などに短篇をいくつも発表し、とくに「穴の底」は花田清輝に激賞されているから、知る人ぞ知る作家だったのである。≫という山田さんの文章を紹介しました。こ