いつだって新居に移るときは失意のどん底からでした。前回は職も金も家も持ち物もない着の身着のままで日雇いで暫く繋いだお金で飛び込んだ大田区。そこから色々と積み重ねてきた。お金人並みの暮らし社会人としての地位そして、あの子。そして、今回を機にも
今を置いていき静かな未来に赴き始めているその旅路がもう戻れないものなんだと実感してきました。7年かな、お世話になった美容師さんに挨拶を済ませ今、新しい物件の鍵をもらいに向かってる最中です。ここに、なるんだな。ともすれば、この地に抱いた憧れも
もう元気になりたいんだ。元の豪傑の僕に。その上で今の憔悴をあえて選んでるのは揺り戻しの怖さがまず一番だしだからこそ、まだ傷つけておいて来たるべき時を一番いい状態で迎えたいというのもある。来たるべき時不謹慎かもしれないが、今のこの世情を鑑みて