羽が欲しい羽が欲しい両翼があれば空を翔べる片翼で私はどこへ行けばいい?こんなに醜い心でどこへ進めばいい?非常な世界に生まれ落ち無知を盾に年老いた自業自得と因果応報結果周りには光などないこのまま落ちて行くならばいっそ羽を切り落とそうかそんな勇
語らぬ距離と突き放す時間この場所から見えるのはきっと明日も同じ景色動こうとするも過去の足枷に自由を奪われるじわじわと孤独が心臓を握り潰し音のない今無理やり朝をこじ開ける虚ろに頭を動かして案山子の朝は今日もこうべを垂らす弱い頭はこの世界で必要
砕けて消えた悲しみの果ては何がうつるのだろう今より少しは楽になるだろうかあの日の夢は白と黒色はもう付かないだろう嘆いても震えても音が聴こえなければ意味がない砕けて消えた悲しみの果ては新しい記憶に塗り替えられて全て無かったことになる