12月初めにミュンヘン工科大学(TUM)で行われた日独統合学会のシンポジウムで、TUMのクラウス・マインツァー教授から、新しい言葉を学んだ。それは「postfaktisches Zeitalter(事実が大きな役割を果たさない時代)」という新語だ。教授は言う。「今
トランプ勝利の影には、ケンブリッジ・アナリティカというデータ分析会社のデジタル戦略が大きく貢献している。トランプの義理の息子が仕切った「デジタル選対」が、フェースブックで集めた有権者のビッグデータを利用し、個人の関心や趣味に合わせた積極的な