事の発端は。「私、ナンカの卵を食してみたいです！」　という、シラユキ姉様の言葉から始まった。「はい…？」　それを聞いた瞬間。私、ツキカゲはただそう返事をすることしかできず。　少し間をおいて。「ええと、姉様。ナンカの卵…というのは？」「んっと

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このお話は自キャラのクロガネとNPCのジャックのお話。とりあえず書きたいことを書き殴ったのでいろいろ抜けてるとこもあるとは思いますがご愛敬で←がっつりBLですので苦手な方はご注意くださいね〜！！＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋「わりぃ、今回は無理だ」　リム

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　十数年後。　アジムステップのほぼ中央に鎮座する、明けの玉座からさらに北の山岳地帯。　ほぼ人が近づかないその場所に、まるで他から隠れるようにひっそりと、小さな集落があった。　その中にある、ひときわ大きなゲルの中から突如大きな鳴き声が響き渡る

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「何故だ！この者達は関係ないだろう！！？」　薄暗い海底で、縛り上げられた乙女が声を荒げる。　彼女の横には同じく縛り上げられたシファと、同じく縛り上げられ、淡い色の頭髪が一部分赤く染まっているマンダフ。　マンダフは気を失ってぐったりと地に伏し

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このお話は「平原の民」https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10767060の続きとなっております。＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋　それは、第七零災よりもずいぶんと過去の話。　ドマもアラミゴも帝国に支配されていない頃の話。　とあるアウラ・ゼラの呪術師の青年

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