2019年3月の日記一覧(1ページ目) | mixiユーザー(id:3879221)の日記

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本日の日本経済新聞の「経済教室」という欄に、「雇用慣行見直し抜本的に」と題する記事が載っていた。筆者はお茶の水女子大学教授の永瀬伸子という人。中身を読んでみると、記事全体の９/１０は現在の日本の労働環境の現状分析に費やされていた。残りの１/１

日本人の幸福度が低いことと、日本の職場社会がメンバーシップ幻想によって束ねられた「メンバーシップ雇用」であることとの間には密接といってよい関連があると思える。実際、日本人の幸福度ランキングを押し下げる要因となっている項目として、「人生の選択

「自殺生徒の写真、卒業アルバムから外す」という行為の背後にあるのは、「臭いものに蓋」というメンタリティだと思う。日本人にはなぜ「臭いものに蓋」のメンタリティがあるのか。実はこの問いはやや不適切である。カレル・ヴァン・ウォルフレンは、著書『な

日本は少子高齢化社会をまっしぐらに突き進んでいる。まず少子高齢化という変化のうち、「高齢化」の側面を切り取って分析してみる。すると、日本が高齢化社会であるということは、働く人の割合が少なくなっていくということを意味する。すると、例えば３０代

今朝のテレビ朝日のニュースショーを見ていたところ、東大の文Ⅱ（経済学部）の合格点が文Ⅰ（法学部）を上回わったということが報道されていた。東大文Ⅰは、伝統的に中央官僚に進路を取る人が選択する学部だった。ところが、最近、若い人にとって、中央官僚

１９７４年に、加藤剛と丹波哲郎とが主演した『砂の器』が劇場公開されている。その映画批評を新聞だか雑誌だかで見たことがある。そこでは、加藤剛演じる和賀英良がなぜ巡査の謙一を殺害するまでの深い動機を持ってしまったのか、その必然性の描写が弱い、と