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日記一覧

コロナ禍のおかげで出生能力がある若い世代の収入が減っていることが、妊娠の件数が減っていることの要因と分析されている。それは全くそのとおりだろうと思うが、この言い方だけでは必ずしも正確ではない。あるいは十分ではない。昔は「貧乏人の子だくさん」

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政府が赤字国債を発行して資金調達を試みても、その国債の買い手がつかないと、国債の価値が下落して、これが金利上昇を招くという分析が示されている。この分析はもちろん一定の合理性があるが、日銀が国債をしっかり買い入れれば、国債の価値の下落は食い止

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最近『経済学の堕落を撃つ』(中山智香子著:講談社現代新書)という本を読んだ。著者がこの本で行っている問題提起は、「なぜ経済学は人間の幸福に役に立たなくなったのか」という点にある。著者の認識によると、現代の経済学は、経済学的な問題のための分析

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その国の産業経済が新自由主義的であると、どうしても若年労働者にそのしわ寄せがくるような気がしてならない。というのは、その国の産業経済が新自由主義的であると、個々の企業は人材に教育投資をしたがらないのではないだろうか。というのは、その産業経済

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日本は少子高齢化が進んで、少ない数の現役世代が多数の老人を養わなければならなくなる。ということは、働く現役世代の一人ひとりは、高賃金が望める収益性の高い業務にだけ就労するという覚悟が要る。それが実現できなければ、日本の産業社会自体が破綻する

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(社会)交際手当
2020年11月15日09:14

今の日本の産業構造は、「若い労働者から労働を搾取する」という構造を持っているような気がしてならない。この構造の弊害を緩和するため、若い労働者を雇っている事業主は、若い労働者に「交際手当」のような手当を支給するよう法律で義務付けるくらいのこと

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今朝、昨日の日本経済新聞を読み返していたところ、神戸大学の大内伸哉(おおうちしんや)教授による、最近の最高裁判決(大坂医科薬科大学事件、メトロコマース事件、日本郵便事件)の内容を分析している記事(2020年11月12日)が目に留まったので、

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昨日のWBS(ワールド・ビジネス・サテライト)という番組でゲストコメンテイターの人が解説していたが、GoToキャンペーンは弱者救済にはならず、強者救済になってしまうのだそうだ。その理由は、例えば宿泊料金が15000円割り引かれるということに

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3年前の平成29年まで6年間「日本学術会議」の会長を務めた東京大学の大西隆・名誉教授の興味深いコメントが、NHKニュースで報道されていたので紹介する。大西氏は、「会議の会員になることは学問の表現の1つの手段だ。その機会が奪われることは学問の自由

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コロナ禍で公立の小中学校を中心として、教員の負荷が増しているという話である。こういう場合は、とにかく人員増をすることが本質的解決になる。ところが、現在は、人が教職に就くには、教員免許を取得していることが必須になっている。この規制は撤廃とまで

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ニュービジネスで新規雇用を創出することが求められる。さて、どんなニュービジネスが考えられるだろう。私は、これまで特許や知財関係の畑で働いてきたのだが、「特許出願アシストサービス」なんていうのはどうだろう。個人発明家や中小企業の特許出願のため

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 関係者によると、推薦されながら任命されなかったのは、小沢隆一・東京慈恵会医科大教授(憲法学)▽岡田正則・早稲田大教授(行政法学)▽松宮孝明・立命館大教授(刑事法学)▽加藤陽子・東京大教授(日本近代史)▽宇野重規・東京大教授(政治学)▽芦名

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仙台市の看護師鈴木ハルミさんという人が、約40年前に受けたとされる性的虐待に対して訴訟に踏み切った。鈴木さんはなぜこのような行動に踏み切ったのだろう。私の推察では、ジャーナリストの伊藤詩織さんが、アメリカの雑誌「TIME」で毎年恒例の、「世界で

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こういった不正出金の背後には、口座番号、暗証番号、パスワードなどをあらかじめ盗み出す手口があることを認識しておくべきだ。今日、Amazon.cn.jp.から下記のような不審なメールが来た。これは個人情報を盗む手口だろう。要注意だ。Amazonのメールアカウン

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最近、ちょっと訳があって、NHKの番組『100分de名著・人生の意味の心理学』のテキストを読み返してみる機会があった。このテキストの37ページに、アドラーの『人生の意味の心理学』の第6章 家族の影響「父親の役割」からの抜粋が引用されている。

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現在、新型コロナウイルスの感染予防のため、多くの大学では授業がオンラインによる遠隔授業で行われている。この授業環境は、大学で学ぶ学生にどんな影響を与えているのだろうか。秋田大は、学生が抱えるうつや不安症状に関する調査を行い、その結果を発表し

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全く情けないの一語に尽きる。人間として人生を生き抜くことへの自信のなさの表れのような予感がする。親は、「何バカなこと言っているの!しっかりしなさい」と叱咤すべきだ。おそらく原因は、今の日本の社会から「勇気」というものの価値がほぼ完全に忘れ去

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この記事が伝えている事件のどこに問題があるのかというのはなかなかの難問だ。私が記事の文面をざっと読んで考えた範囲で考察してみる。やはり、まず第一に、マッチングアプリのキッズラインが紹介してきた、基本的にはこれまで見ず知らずの他人であった人間

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以前に『海はどうしてできたのか』(藤岡換太郎著:講談社ブルーバックス)という本を読んでみた。私がこの本を読んでみようと考えた動機は、すでに別の日記でも記したように、1999年に亡くなった父が生前著した本『灼熱の氷惑星』という本が、どの程度自

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タイトルホルダーの羽根直樹碁聖は44歳で、挑戦者の一力遼八段は23歳だ。一力八段は3連勝でタイトルを勝ち取った。将棋のほうでも、藤井聡太(18歳)さんが渡辺明棋聖(36歳)に挑戦して棋聖位を奪取した。また、木村王位(47歳)への挑戦手合いも

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ブラジル中央銀行が、最高額紙幣となる200レアル札の発行を発表し、波紋を呼んでいる、という話だ。ブラジルの内情は、感染者と死者数が世界で2番目に多く、不安に駆られた市民が手元に現金をため込んでおり、こうした「たんす預金」の掘り起こしや、足り

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『海はどうしてできたのか』(藤岡換太郎著:講談社ブルーバックス)という本を読んでみた。最近、高校レベルの理科の知識を前提に書かれている自然科学の啓蒙書を読んでいる。理由は、高校レベルの教科科目の復習をしてみたいということがひとつ。もう一つは

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今月のNHK『100分de名著』のテーマは吉本隆明の「共同幻想論」である。現在まで2回の放送が済んでおり、本日は第3回が放送される予定である。この「共同幻想論」は、なかなか難しい本なので、テキストで十分予習をしてからでないと番組の講義は分から

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れいわ新選組(代表・山本太郎氏)のメンバー、大西つねきという人が、自身の動画投稿サイト上で「どこまで高齢者を長生きさせるのか。命、選別しないと駄目だと思う」などと発言したらしい。大西氏は、日本の高齢者がどんどん長生きするようになると、社会福

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(人生)自己肯定感
2020年07月03日11:58

自己肯定感というのは人生で非常に大事な要素のようだ。もしその人の自己肯定感が低調になると、人生の選択を誤ることになりやすいという。これは私自身のこれまでに人生を振り返ってみて、非常に当てはまると思う。今後の人生の送り方にも参考になる教訓だ。

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(自然科学)隕石の落下
2020年07月02日12:10

白亜紀の末期(いまから約6500万年前)、地球には直径10000mの隕石が落下した。その爆発の衝撃はすさまじく、地球上で栄えていた恐竜を絶滅に追い込んだ。この隕石が落下したことは、この年代の地層に「イリジウム」という元素が非常に高い濃度で集

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政府発の緊急事態宣言は一応解除されているが、ステイホームの習慣は維持されている。そんな中、最近は高校時代に学んだことを復習するための読書に励んでいる。私がこれを行う理由は2つある。ひとつはもちろん高校を卒業して相当の年月が流れており、高校時

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mixiの中で、「個人事業主の講師雇用へ=ヤマハ英語教室、コロナで困窮」という記事が配信されたころの2020年6月9日の日本経済新聞に、このmixiニュースに関連する報道として「講師雇用化へ大筋合意」と題する記事が載っていた。その記事の中に「税法上

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『規制逃れの「偽装請負」増加の恐れ、国交省が一人親方化に歯止め』と題するネットニュースを発見した。記事の提供元は、日経クロステックというところである。大変興味深い記事ではあるが、残念ながら有料記事なので、一般の人は半分ぐらいしか読めないよう

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今日は『100分de名著・純粋理性批判』の第4回放送分の再放送日なので、朝と昼2回とも再放送を見てみた。なにしろカントの「純粋理性批判」は、例えば光文社の文庫本だと全7巻にわたる長大な著作だ。中身は本当に難しいのだろう。今日、2回の再放送を

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