現在のところメルセデス史上最後のレーシングプロトタイプマシンとなっている「AMGメルセデスCLR」は1999年のルマン24時間レースに参戦するために作られました。僅か2時間で全滅してしまった前年の雪辱を晴らすべく開発されたCLRは、その惚れ
続いてはプライベーターが独自にモディファイ、或いは制作した935たちです。まずは934/5です。これはグループ4カテゴリーマシンの934をグループ5仕様にコンバートしたもので、多くはポルシェから販売されていたキットによるものです。基本的には
いっぺんに画像アップしようと思ったら100枚超えてしまったので、分割してアップすることにしました(笑)かつてグループ5クラスやIMSA−GTXクラスを席巻したポルシェのシルエットフォーミュラ「935」には様々なタイプが存在しますが、まずはポル
1991年のSWCに向けてメルセデスベンツが投入した3.5リッター規定のマシンが「C291」です。開発は引き続きザウバーが担当しました。車体そのものはV8ターボカーの「C11」を基本にした発展型であり、設計は旧態然としたものと言わざるを得ま
1989年シーズンを控え、ローラ・カーズは日産との契約を締結し、WSPCシリーズ参戦車「R89C」を開発し、ニッサンに提供しました。しかし生産精度の悪さや設計の悪さが明るみになると両者の関係は急激に冷え込み、90年は日産の活動方針を受けてR
プジョー・タルボ・スポールがSWC参戦に向けて開発した3.5リッター規定のグループCカーが「プジョー905」です。905は本格的に新規定が施行される前の1990年のWSPCカナダで賞典外のマシンとしてデビューしました。F1的な構造を持つカー
夏休み中はCカーネタで行こうかと思う今日この頃(笑)今日はニッサンとローラ・カーズの共同開発により誕生した「R90CK」についてです。ニッサンとローラは1989年のWSPC(世界スポーツプロトタイプカー選手権)に向けて最初のマシン「R89C」を
ポルシェWSC95はポルシェがIMSAおよびWSCに投入することを目的に開発されたオープンプロトタイプのマシンで、TWR製のXJR−14のモノコックを使用して制作されました。エンジンはポルシェ962Cに搭載されていた全水冷タイプのフラット6
1991年のルマン24時間耐久レースで優勝を成し遂げたマツダでしたが、これにより92年のルマンへの参戦が義務づけられてしまい、結果として92年のSWCに参戦しなければならなくなりました。91年マツダは787Bの開発に注力していたため、当然な
1990年から実施されたFIAグループCの3.5リッター規定に合わせて開発されたTWRジャガーXJR−14は、1991年の開幕戦でデビューしました。↑乗り降りは大変。↑ルマンは予選のみの走行。