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日記一覧

中国では、GDPを伸長させるために最近建てられた大型建造物をダイナマイトで破壊して再開発しようとしているとか。破壊兵器を作る軍需産業が経済を大いに活性化させてきたことを考えれば、そもそも経済とはそういうものかも知れないが、いかにも二十世紀前半

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地球温暖化対策の新しい枠組みを模索してCOP21が始まった。人類全体が米国並みの生活をしたら世界は40年位で滅びると言われて久しい。その通りで、先進国を代表する米国は世界の人口の3%を占める一方で、その二酸化炭素の排出量は世界の16%(一人あたりでは世

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翻訳関係の先輩の翻訳本「解毒剤 ーポジティブ思考を妄信するあなたの『脳』へー」の読書感想文を書きました。 中々面白い本ですので、気が向けば是非一読してみてください。 <西欧文明の一面性を鋭く突いた普遍的な「文明論」> **************************

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純金と不純な金の実態を探るべく、先日久々に田中貴金属店を見てきた。写真左:500gの金の地金(時価240万円)写真中:純金の大判写真右:純金の仏具往時、紙幣が兌換紙幣であった頃は、金が貨幣の価値を保証する絶対的な存在であった。また金は、その希少価

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「節約は美徳」と言われた時代から、いつの間にか「消費は美徳」といわれる時代になってきている。残念ながら現代の主流は、アベノミクスのデフレ脱却の構図に象徴されるように「消費の増大が暮らしの豊かさを生む」という考えである。またそれと軌を一にする

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荒々しいと同時に美しく、そして秩序だった自然。その美しい「秩序の源泉」を探るべく「認識と存在」について遅々たる歩みを進めていますが、(仮説ながら)新しい切り口が少しだけ見えてきたような気もします。今回は身近な三平方(ピタゴラス)の定理の捉え

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今般の梶田博士の「ニュートリノの質量発見」によるノーベル物理学賞受賞の快挙。15年以上前の業績ですが、これで現代物理学がまた新しい地平に達したといわれています。しかし、現代物理学には、我々が認識している物質の総質量より多く存在しているはずのい

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先般まとめてみた「認識論と存在論」の新しい切り口を基に、今回は「認識と存在における情報論」についての新しい切り口をまとめてみました。(参照:エッセイ集425:「認識論と存在論:続編」2015年09月04日http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1945736730&owne

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防犯カメラと安全保障という題をつけましたが、ここでは防犯カメラと安全保障の関連を直接論じようというわけではありません。「防犯カメラ(正確には監視カメラ)」が犯罪捜査に大きな役割を果たし、現在の世の中では不可欠の装置と考えられ、その存在に疑義

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安保関連法制の成立に対する中国の反応が下記の通り傑作である。中国外務省:日本の安保関連法制は「平和・発展・協力」という時代の趨勢に逆行するものである。新華社通信: 日本の与党は安保関連法制を強行採決した。お言葉を返すようですが・・・中国の軍

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私にとって最大の懸案である「認識論と存在論」について理論物理学(相対性理論と量子力学)を基礎としたアプローチで理論を少し進めてみました。<認識論と存在論:続編>******************************* [前置き]------------------------------折しも東

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今日は中国で抗日戦争勝利70周年軍事パレードが行われているという。そこで、中国が70年前にそれに対し勝利したという「ファシズム」「全体主義」「帝国主義」「覇権主義」の定義をインターネットで調べてみた。ファシズム:権力で労働者階級を抑え、外国に対

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世界的に株価が大暴落しています。ひょっとしたら株式投資という行為が、その本来の目的から逸脱し「必要悪」の側面が大きくなっているかも知れません。そこで2年前に書いたエッセイ集356:「株式そもそも論」(2013年05月27日)を下記に再掲します。(参考:

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今般の安倍首相の「戦後70年談話」については、私の場合は事前に「有識者懇談会」の報告書を読んでいましたので、談話の内容はほぼ予想通りで理解しやすかったのですが、予備知識のない場合には若干冗長な演説だったのではないかと思います。 下記2点がその

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中国の節操のない海洋進出に対して、日本を含め多くの国が「法の支配」を主張していてそれは当然のことであろう。 ただ一方では、イスラム国ISはイスラム法の支配を訴えて軍事活動を行い、また韓国ではその法律の最高峰である最高裁が、国際的に解決済みであ

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今年は(70年が何故節目なのかは別にして=http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1943397248&owner_id=25116933)終戦70年の節目の年、特に8月は広島、長崎への原爆投下の日、そして戦後70年目の首相談話、さらに太平洋戦争の終戦記念日と続く。改めて、戦争の悲

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東京も1週間連続の猛暑日で猛暑日連続記録を更新。今年は気圧配置の特殊性もあるのだろうが、地球温暖化が着実に進んでいるのは実感できる。そこで、その地球温暖化を大雑把ではあるが科学的・社会的な側面から複眼的に考えてみた。<エアコンの使用の二重の

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寝苦しい熱帯夜が続いています。 そこで「積極的不眠症のすすめ」という17年前に書いたエッセイを再掲しました。 「積極的不眠症のすすめ」1998年7月作 ******************************** <夏のイメージ> --------- はじける夏 ---------- 青い空、はずむ胸

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上海株価の暴落とそれに対する中国政府の必死の介入が話題になっている。株価バブル崩壊阻止のために中国政府は100兆円相当の下支え(介入)をしたが、外国人投資家の資金逃避は既に100兆円に上るという。日本でも株価の上昇の恩恵を最も受けているのが外国人

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東芝の前社長の佐々木則夫氏が利益確保のために使った合言葉は「チャレンジ」 。なでしこ監督の佐々木則夫氏が若いなでしこを「チャレンジなでしこ」と命名。それはさておき、1500億円にのぼる不適切会計により東芝の首脳陣が総辞職。 勿論「株主への責任」は

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安全保障関連法案がいよいよ山場を迎えてきました。安全保障関連法案につきましては、先般既に下記エッセイに私の考えを書きました。(参照:エッセイ集412:「安全保障法制から平和を考える」(2015年06月12日)http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1943066009&

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東芝の不適切会計が連日新聞の紙面を賑わせている。私が丁度5年前に書いたエッセイがある。エッセイ集92:「組織のジレンマ・現代社会のジレンマ」(2010年07月23日記)http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1544406266&owner_id=25116933&org_id=1543536404以下

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新国立競技場の建設費用が約2500億円にものぼり、当初より900億円近く高くなり大騒ぎになっているようです。ただ金銭上のみの狭義の「経済学」から見れば、これは当初より900億円多い経済効果を生むという大きなメリットがあり、そんな大騒ぎすることではない

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戦後70年の節目ということで、首相談話に象徴されるように日中・日韓の過去の問題に焦点が当てられています。またTVやその他マスコミでも、戦後70年の日本の歩みが特集され、今年65歳になる私にとっても自分自身の過去を振り返り改めて学ぶことが多い良い機会

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無敗の軍事国家であった日本が第二次大戦に敗戦。「敗戦国」としてようやく戦争の悲惨さを痛切に感じ、「平和憲法」の下「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意し(憲法前文)」、以降「平和国家」として70年間歩

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昨日、ブータンの幸福度調査をTV番組でやっていました。 (ただ途中で寝てしまったので下記は一部私見が入っています) 従来の調査は「非常に幸せ:幸せ:不幸」の三択で、「35:60:5」で国民の95%が幸せとしていたそうです。 ただ5年ぶりの今回の調査は、「

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<住民投票結果のミカタ:高齢者パワーの威力>******************************「大阪都構想の住民投票」の結果は僅差で反対となりましたが、年代別の内訳をみると、・20代〜50代:賛成多数・60代:賛成・反対拮抗・70代:反対多数ということで、今回の投票で

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今朝、東京でも「緊急地震速報」が流れ、空振りかと思ったら30秒位あとに「ぐらっ」と来ました。「事前速報」の面目躍如といったところでしょうか? 最近、福島第一原発の「再臨界」は大丈夫なのかと何となく気になってい矢先の東北地方の地震でヒヤッとし

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<「21世紀の資本」を自分の頭で考える>*******************************過去の私のエッセイ掘り出して、ピケティーの「21世紀の資本」を改めて考えてみた。18世紀の「産業革命」と「資本主義の発達」、そしてそれをもとにした列強の「帝国主義」を背景とし

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資本主義国家内での資産の格差を分析したピケティの著書「21世紀の資本」が人気を博し、世の中は「ピケティ・ブーム」の様相を呈している。一方、日経平均が18000円に届き、世の中「株高ブーム」の様相でもある。株価が上がってまず潤うのは、株価が上がった

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