また更に胸を刺すのは、彼が巻き込まれる葬式の数々。その中でも幼児の死。極貧の者たちが僅かなお金欲しさに引き取り、そして食事も満足に与えられず死んでいく。まるで地獄。そんな地獄でも人は生き続けるという或る種の驚異。そしてどんな苦しみも笑い飛
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私の奄美紀行ー73ここを後に、栄島氏のハンドルが導くままに峠を越えてゆくと於斉(おさい)。海峡とは反対側。伊予茂湾に面した集落である。しかし私たちが案内されたのは一本の大樹の前である。 「シスター、これが東洋一と言われるガジュマルです」 樹
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