「わぁ・・・」光元は目の前の光景に呆気にとられていた。隣で宙を漂う沢女も同様らしく、大きく目を見開いて硬直している。屋敷に入ってすぐ目の前に飛び込んできたのは屋内を隠すように立てられた一面水色の几帳の壁。手始めに、とその脇をすり抜けて入った
続きを読む
ログインでお困りの方はこちら
mixiニュース一覧へ