欠片となった湯のみの名残りを見ていた母は、やがて、中でももっともおおきな欠片を見つけ、『言うてあげよか。コレを警察に持って来た人の名前、』と言い、ついと手をのばし、欠片をつまんだ。俺は『あ!お母ちゃん手!』と言いそうになった。母も素手であっ
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