ナツコはその店に俺より早く来ていた。俺の姿を見つけたナツコはそれまで見ていたメモのようなモノから目線をあげ、大きく手をふった。それは、どこかホッとしたような感じに見えるナツコだった。俺もナツコのように手をふろうかと思ったが、気恥ずかしくなっ
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