mixiユーザー(id:5239087)

2017年09月11日13:20

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Re:CREATORS 21話「世界は二人のために」感想

アルタイル「あなたが世界から切り落とされてしまったこの絶対の0.5秒を私なら、あなたが描いてくれた今のこの私なら掬い上げる事が出来る!」

百合展開を見せ内容がまどマギのほむらを思い出してテンション上がったんでアルタイルとその作者セツナを描きつつ21話を見た感想。


ご都合チート能力キャラのマガネが妙に主人公に肩入れし始めて能力の恩恵与えた時点で展開は予想通りだった。
アルタイルがチートレベルで強過ぎるのも倒せない=別の方法で何とかする=セツナ召喚で戦う理由無くすだと思っていたから。
ラストでこうなると思ってたからあと数話どうするんだろと思ってたら次が最終回らしいな。
展開とは違いそれまでの流れと決着の付け方は予想外で、アルタイルの見せ方と結末は良かった。
これまでラスボスらしいキャラだったアルタイルが作者にようやく会えて女の子らしい面見せるのも見どころだな。
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■マガネは主人公が主人公として活躍するための装置だった?
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マガネの能力はキャラ付けの割に何でも有りに出来ちゃうオレツエー設定でかなりサムかったが、実力無い主人公が活躍するためのチート装置としての役割と考えると妥当かもと。
ただ弥勒寺からハンガクを奪ったのにいつの間にか返してんのは何なのかとw
マガネで引っ掻き回す気だったけどユーザーの不評が酷かったから方向転換したとか?
マガネ登場時の騎士の考え方が強引過ぎたりこいつ関係が作品の質落とすおかしい面が見られ、能力も含めキャラを持て余したように感じるしこの作品の失敗要因の一つに感じる。


■復活させたセツナについて。
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主人公に好意的で恨みがまったく無いどころか褒めてたりして主人公の妄想キモイって意見を見たが、俺は違う見解だった。
ほぼ本物のセツナだと思って見てた。

なぜそう思ったのか考察してみると、「被造物とは思えない完成度」、「彼女は被造物ですよ。死んだ人は戻って来ません。でも…」、「彼女の現界は奇跡の上に成り立っている」という登場人物の感想。
これはリアル制作側が視聴者に教えたい事の代弁だろう。

その完成度の理由は、承認力という作中の絶対要素を否定出来る、ご都合チートのマガネの力を使ってるから。

主人公が知ってるセツナで、視聴者も同じ人物像しか知らない。
視聴者は本物じゃないという要素が憶測でしか分からない。
主人公に好意的なのも優しく打たれ弱い人物像も主人公が妄想したんじゃなく見せられたそのままで違和感無い。

アルタイルとの会話で、主人公が知り得ない事まで話してるし、主人公が知らない望まない自殺の場面まで再現している。
ほんとに主人公が自分の望むセツナだけを作り上げたならこれは無い。

ここから考えられるのは、主人公が書き上げたと言ってるのは出会ってからの情報によるほんの基本部分だけで、マガネのチートパワーで時間限定で事象として完璧な再現をしたに過ぎないって事。

ほぼ本物だと思うのは、制作側がそうだと分かりやすくキャラに言わせ、設定とチートで説得力を増し、客観的に考えて肯定する要素に比べ否定する要素が少ないから。


■アルタイルの恨み先の否定。
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セツナは恨むなら自分をと言っていたが俺はおかしいと思う。
アルタイルの言う世界に復讐ってのもおかしい。

正しい恨み先は、セツナを嫉妬や冤罪で自殺に追い込んだネットの卑怯さと悪意だけは一丁前の有象無象ども。
表現者などの足を引っ張ってつまらない世界にするだけの無能害悪。
こいつらを狙えば良かったんだが、卑怯な匿名だから狙う事も出来ず世界って拡大解釈しちゃったのだろうか。

世界ってか二次元業界はむしろセツナを優れたクリエイターとして認め、成功の道を歩み始めていた。
むしろ認めていた良い世界だった。
アルタイルが破壊したいセツナを否定した世界、物語ってのは悪意撒き散らすだけの有象無象共がいる事であり、セツナはそういう悪に負けてバッドエンドを迎えたのだから、悪意をぶつける先はその悪にこそ相応しい。


■よく言われてる強すぎる無限再生する電車。
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メテオラさんが言うように事象をトレースしてるようだから、セツナがほぼ本物というのにさらに説得力がつく。
電車が強いというより運命という変えられない確定した事象だから止められない。
洋画のファイナルデッドシリーズみたいなもんだな。
強い承認力を得たホロプシコンの因果再築ですら止められないのは予想外だけども。

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被造物が別の世界を作り上げる事で救うってのも予想外だったが、思考がまどマギのほむらとかなり似てるw
作品の設定的に制作側はいろんな作品モチーフにしてるパロ作品みたいな面あるし、これは意識して似せたんではなかろうか。
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二次元百合はやはり美しい。


■問題は観客視点で見てみたとき。
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作者達が今回のフェスの内容を理解出来るよう手配してたような事言ってた気がするが、視聴者に分かりやすく見せて無いから実際どうなのかよく分からん。
アルタイルの作者のセツナとか出てきても説明されてないと観客ポカーンだろうし、承認力上がってたから事前説明されてはいるんだろう。
その辺しっかりフォローしとかないと劇中に感情移入しづらいから制作側のミスに思う。
こういう土台となる大事なとこ疎かにしちゃアカンよ。

アルタイルがオレツエーチート級なのもこの展開するなら納得だけど、マイナー同人キャラみたいのが一般商業人気キャラに無双しちゃう昔の素人SSみたいな内容でそれぞれの作品ファンが盛り上がるか疑問に思う。
承認されてるって事は同人キャラが商業キャラと同等レベルに支持されてるって事か?
人気漫画キャラに比べてファンが圧倒的に少ないのは間違いないから、ある一定水準満たしてると現界出来るってのが妥当だろうか。


■主人公「僕は君に追いつけたんだろうか…」
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これは無い。
マガネのチートパワーにあやかっただけでクリエイターとしての実力ついてない、追いついてないし、まともに努力して上手くなった人と同じ土俵にそもそも立ててないw
劇中でクリエイターとして努力してる暇も無かったろうしそう簡単に実力上がるものじゃない。

主人公がずっと自責の念に苛まれてて主人公のせいって叩いてる書き込み結構見たが、卑怯な足引っ張る考えをしてしまってダサイけど何もしないで無視しただけの罪しかない。
こうなったのはネットの悪意ある有象無象どものせいだから主人公を責め過ぎるのもお門違い。
同類が擁護しようとして責任を主人公になすりつけてお得意の叩きしたいだけかもしれんけどw


■以上。

最終話はエピローグ的な感じだろうか。
メテオラさんとか良かった点あるけど、パイロットの小僧のメカの扱い微妙だったり、パイズリ剣士のメカの出番少なかったりその相方の男が無駄だったんじゃないかとか、銃オッサン寝返った後アルタイルにもうちょい言う事あるんじゃ?とか全体通してみて言いたい事は結構ある。
最終話終わった後レビューみたいな形で全体通して見たのをまた書こうと思う。
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