北海道選出の鈴木宗男は外務省を手足のごとく使って北方領土返還に向けての活動をしていたが、ある時、国会でやり玉に挙げられることとなった。その時には「外務省メモ」なる代物が登場して、鈴木宗男は窮地に立たされることとなった。
つまりは鈴木宗男は外務省を手足のごとく使おうとしたこことにより、「弱みを外務省に握られる」ことと同じになったのである。これと似た状態が今の政府と文部科学省との状態である。
本来は省庁を「自民党政府の都合良いよう」に使おう思って幹部の人事を掌握しようとしたのだが、鈴木宗男と同様にして、安倍晋三及び政府は「省庁に弱みを握られる」ことになってしまったのである。
そのために自民党政府の行為に腹に据えかねた文部科学省の造反劇が生じてるのである。面従腹背とは「表面だけは服従するように見せかけて、内心では反対すること。」であるけれど、別の言い方をすれば【弱みを握ろうとしての方策】ともいえ、他の省庁においても、いつ何時造反劇が生じるかと自民党政府は戦々恐々としていることであろう。
■「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か
(時事通信社 - 06月22日 09:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4632489
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