「ガエリオ・ボードウィンはここに宣言する! 逆賊、マクギリス・ファリドを… 討つと!」
すぐに人を信用してしまう悪い癖があるお人好しガエリオ描きつつ、その愛機のガンプラを組み終え加工した。
■mixiレビューが使えないんでここでキット評価:100点。
造型、色分け、可動、コスパ、全て優れた良キット。
シールは目、額の黒、腰前アーマーの黄色、腕。
腕は結構頼ってて残念だが、ほとんどの細かい黄色パーツや頭や肩の青など、普通シールに頼りそうなとこがほぼ全部色分けされてて凄いw
この機体に対する制作側の妙な気合を感じるw
背部サブアームの可動範囲がかなり広くて表情付けしやすく、印象結構変わっていじってて楽しい。
欠点はドリルランスの重さに手首が負ける。
アニメ劇中も、以前のキマリスも紫色なのにこのキットだけなぜか青くなってる違いが気にする人は気になるかも。
■画像付きレビュー。
【設定】
「マクギリス・ファリドが駆る<ガンダム・バエル>との戦いに備えた決戦仕様。
仮面を外したガエリオに合わせ、<ヴィダール>もまた偽装目的の三基目の<エイハブリアクター>をパージし、<キマリス>の名を取り戻した。
<キマリス・トルーパー>が地上戦向きの換装だったのに対し、無重力空間における戦闘でより真価を発揮する装備の構成。
以前と大きく異なるのは、アイン・ダルトン三尉の脳をベースに作り上げた機体の制御機構と一体化したシステム<阿頼耶識 typeE>である。
ガエリオは肉体を貸す事で、再びアインと共に戦う機会を得た。
この姿は三百年前の<厄祭戦>時代にも確認されている。
初代ボードウィン卿は<キマリス>を駆り、<ギャラルホルン>の創設者であるアグニカ・カイエルが操る<ガンダム・バエル>と共に戦い、長きに渡る戦争に終止符を打った。」
設定見るとバエルの盟友のような機体なのに今は最大級の敵って皮肉だなぁ。
OPのシルエットのときはイマイチかと思ったんだが予想以上にかっこいい。
分かりやすいキマリスの上位版、最終形態感が良い。
本来の真キマリスって設定のようだが、足が黒く膝下細く靴尖ってんのはヴィダール要素を取り入れたために見える。
元からこうなのかここは復元にあたりガエリオ用に改修されたのか。
デザインや武装からこれまでのガエリオの要素をすべて詰め込んだ集大成って感じがする機体だ。
すげぇイケメン!
■初期のキマリス、前機の偽装形態のヴィダールと比較。
やはりヴィダールが一番好み。
やっぱキマリスとヴィダールを混ぜたようなデザインに感じる。
初期から最終形態への強化はランスからも感じられる。
【武装】
■<刀>
トーカ「ヴィダールは一人じゃないよ」
モビルスーツのフレームに使用される希少金属を使用。
ヴィダールのときのレイピアはまだ分かるが、刀持つとは思わなかった。
アインが倒された武器を持つという皮肉が込められてるとか?
本編未使用だがどういう場面で使うのか。
■<ドリルニー>
ガエリオ「だからこそ言える、奴が君に見せた夢はまやかしだ」
膝部回転式パイルバンカーを採用。
ランスの突進を避け、接近してきた敵機を串刺しにする。
膝ってのも予想外でグレイズアイン要素だな。
腕でクランクニーして今度は膝でドリルニーするとw
■<ドリルランス>
ガエリオ「これがお前を救ってやれなかった、俺自身へのけじめだ!!」
キマリスの象徴とも言える専用の大型ランス。
突進力をさらに高めた一撃を放つため、先端部は回転仕様を採用。
■<背部シールド内蔵特殊KEP弾・ダインスレイヴ>
ラスタル「見極められたようだな、お前の運命を」
ランスとシールドを接続する事で<ダインスレイヴ>を使用可能。
ただのシールドかと思ってたらこんなんあるとか予想外にヤバイw
禁止兵器を使用する事前提の機体、背中のと長物を接続して使うとかデザイン傾向といいGP02っぽい。
これも本編未使用だが、集団相手に使用するのだろうか。
気になったのは、ボードウィンの紋章を掲げたシールドの裏にダインスレイヴっていいのかとw
セブンスターズの一角が裏でダインスレイヴ使ってるっていうギャラルホルンの腐敗を象徴したような皮肉に見えるんだがw
厄祭戦当時としては強さの象徴であり英雄的だったからだろうけども。
ガエリオ「バエルに乗れ。
今の俺は多くのものを背負っている。
しかし全てお前の目には永遠に映らないもの達だ。
お前がどんなに投げかけられても受け入れようともせず否定するもの。
それら全てを背負い、この場で仮面を外したお前を全否定してみせる。」
以上、満足した!
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