■山行概要
◆【西上州】
妙義山(表妙義)
◆2012/11/10(土）〜2012/11/11(日)晴天
◆日程は1泊2日だが、山自体は日帰りのトレッキング(主稜線縦走ではなく中間道)
所要時間5:00(コースタイム4:30)、累計高低差不明、歩行距離4.9km
◆9:30/道の駅「みょうぎ」到着⇒10:00/中間道入口⇒11:00/本読みの僧(中間道の
中間点)⇒11:30/東屋(ここで12:00まで休憩・昼食)⇒12:35/堀切(ホッキリ)への
分岐⇒12:55/ホッキリ⇒13:15/茨尾根のピークを断念、引き返す⇒13:45/中間道
に復帰⇒第二石門ルート(片手下がり⇒つるべ下がり⇒たてばり⇒カニの横ばい)経由
で15:00/中之岳大駐車場着
うけもち「大人の遠足」2012年秋、妙義山に行ってきました。自分以外のメンバーは3回目ですが、自分とだーたかさんは昨年の7月に続き2回目です。前回の様子は下記日記をご参照下され。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1861685204&owner_id=5956264
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1861708447&owner_id=5956264
前回は山登りデビューで体力的に厳しく非常に困難だった記憶があります。あれから1年4ヶ月。だいぶ足腰も鍛えられてきたので、前ほどコースタイムはかからないだろうと判断。短縮した時間を使って今年は何としても主稜線に上がってやろう、と山行が決まる前から目論んでおりました。色々調べた結論が「ホッキリ」。ここは白雲山と金洞山の間のコルの部分。ここなら中間道から20分程度で稜線に上がれるとのこと。
さてさて、「巨大なフィールドアスレチック」妙義山チャレンジのはじまりはじまり。
今回の山行の日程は11/10と秋のちょうどいい季節。天気も申し分ない。前回は真夏の酷暑の中、大汗をかいての登山でしたが、今回は涼しくてよさそうじゃないの。水も少なくて済むから荷物も軽く出来る。普段は敢えて荷物を重くしてますが、クライミングの必要な妙義山では荷物は軽いにこしたことはない。
いつもは車で西台に出て、車を乗り換えて集合場所に行くのですが、今回は配車の関係で自分は水道橋集合。地元最寄り駅を始発で出発、6時過ぎに部室に到着。6時半に水道橋を出ます。そこから山までは前回と同じ感じ。ただ、今回は車の置き方を前回と変えます。
前回は登山者用駐車場に集合。車2台に1名づつ乗り込み下山口の駐車場に移動。1台置いてもう1台で2名が帰還、下山時は置いてきた1台にドライバーだけが乗り込み登山口の駐車場に車を取りに行くパターン。今回は逆で、道の駅でみんな下車、ドライバーは全員車で下山口駐車場に移動、1台にドライバー全員が乗り込み、道の駅に戻って登山開始。ってなわけで今回はまとまっての行動ではなく、かなりバラけて動くことになりました。「15時に中之岳駐車場集合」以外のルールはなく基本自由行動です。中間道から稜線に上がる寄り道を予定している自分も、今回は初の単独行動。
★前回/10:45に登山者用駐車場着、そこから長い階段登って道の駅妙義に。
で、さらに妙義神社へ。
★今回/09:30に道の駅妙義着、妙義神社へは行かずに直接中間道の登山口へ。
この差はデカイ！かなり時間的なアドバンテージを稼げました。以前よりも近い場所へ以前よりも早い時間に到着し、しかも寄り道無しです。寄り道無しは神社だけではありません。第一見晴らし・第二見晴らし、共にスルーします。見晴らしはどちらも鎖場なので、余分な体力消耗は極力避ける作戦。景色は一切見ないで登山道を黙々と進みます。
11:00ちょうど、中間道の中間地点「本読みの僧」に到着。信じられん。1時間で半分まで来たよ。11:00ってば昨年7月の時は妙義神社からヘロヘロになって降りてきて、やっと登山口に到着した時間。それが今回はもうコースの半分まで来ている。このまま石門ルートを通らなければ、あと1時間で下山ってことか。これは行けるんでね？
11:30、東屋に到着。前回と同様、ここでお昼休憩。今回は気温も低く、バーナーも持参したので一応シェラカップで味噌汁だけ作って、おにぎりをもぐもぐ。するとハッシーが向こう側からやって来た。ヘルメットに肩からはスリングが何本かたすきがけにしてカラビナがブラブラしている。足回りは5/10(ファイブテン)のクライミングシューズ。どうやら行ってきたようだ。
話を聞くとハッシーは出だしから完全に別行動で、朝7時から登り始めたとのこと。妙義神社から大の字を経由、白雲山を縦走してホッキリから中間道に出て戻ってきたそうだ。途中先行クライマーの落石があったが、ヘルメットのおかげで大丈夫だったらしい。スリングとカラビナは鎖場でのセルフビレイ用とのこと。うーん、うらやましい。いつかは行ってみたい表妙義の主稜線縦走。ハッシー、すごいなあ。次回は中之岳から金洞山を縦走するそうだ。鷹戻しの20m三連の鎖場(要は60mの鎖場)とか見てみたい。
12:00ジャスト、休憩終了。東屋を出発。ここから30分くらい歩いた先にある分岐点から「ホッキリへの道」を通り、稜線に出る手はず。ただ、分岐点は非常にわかりにくいため、今その道を降りてきたばかりのハッシーに分岐点まで連れて行ってもらうことに。妙義山は中間道以外は全てバリエーションルート(最難易度コース)のため、一般客が立ち入るエリアには詳細の案内は出ていないのだ。看板や岩のペンキを見逃すと分岐がわからなくなってしまう。
軽々と山道を走っていってしまうハッシーを追いかけながら、12:35、ホッキリの分岐点に到着。中間道から少し上がった所に例のカンバンがある。山の本やＷｅｂで何度も見たあの看板。赤字で「上級者でも死亡事故多発してるんで素人は来るんじゃねえぞ」的なことが書いてある看板ですよ。ここが分岐点です。
その�△砲弔鼎�・・・。
■写真解説
�，海譴�「ホッキリへの分岐」にある看板。正確な場所は地図には記載されておらず、この看板だけが目印。まあ内容は記載の通り。アルパインクライミングの装備や技術がない人は普通に死ぬから入っちゃダメ、と。ホッキリ(堀切)は表妙義の白雲山と金洞山の間のコルの部分で、「ホッキリへの道」は中間道から主稜線に上がる最短コースとなっている。
�⊆命榛犬隆笋亮佚戮肪輒椶い燭世�たい。歩いて登れる傾斜ではなく、完全にクライミング。こうした鎖のない天然の岩場をフリークライミングで登らないと主稜線には出られない。
��今回の妙義山行の目標地点、「バラ尾根のピーク」を見上げたところ。こんなに側まで行ったのに、時間切れで引き返すことに。この写真撮影の時点で予定タイムを5分経過しており、残念だが引き返すことに。残念というか無念。バラ尾根のピークからのパノラマが見たかった。
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