■山行概要
◆【西上州】
妙義山(表妙義)
◆2011/7/23(土)〜2011/7/24(日)晴天
◆日程は1泊2日だが、山自体は日帰りのトレッキング(主稜線縦走ではなく中間道)
所要時間3:30(コースタイム不明)、累積標高差不明、歩行距離不明(未計測)
◆10:45/登山者用駐車場着⇒道の駅「みょうぎ」⇒妙義神社⇒中間道入口
⇒大砲岩・天狗のひょうてい⇒片手下がり⇒つるべ下がり⇒たてばり⇒
カニの横ばい⇒中之岳大駐車場着/15:15
うけもち「大人の遠足」に初参加。「ハイキングだから」「群馬じゃ小学生みんな行くコースだから」。騙されました。ハイキングって、こんな落ちたら確実に死ぬような危険な岩稜地帯を歩くのですか？
10:30頃登山者用の駐車場に到着。そこから上にある道の駅「みょうぎ」までもの凄い階段で、早くも消耗。馬鹿正直に下の駐車場に停めたのはうちらだけだったと後で知って愕然。「初めて妙義登る人は神社でお参りが必要」とのことで、さらに階段を登って妙義神社へ。神社から降りて中間道の入口に差し掛かる頃は、既にスタミナ切れでグロッキー。それもそのはず、神社の先はすぐ別の登山道の入口になっており、わざわざ中腹まで登ったのにまた降りてきて上がるということを、これまた後で聞かされて愕然とする。入山する前に早くも先輩方の手厳しい洗礼を受ける。
「熊出没注意」の看板をパスして中間道に入る。しばらくは鬱蒼とした樹林帯を黙々と歩く。標高も低く、真夏で風のない樹林帯。全身から汗が噴出し、早くもバテバテ状態。しばらく前からランニングをして体力作りに取り組んできたが、そんなものは最初の階段と神社で全て使い果たしてしまった。ブドウ糖やクエン酸のスポーツキャンディーをカラコロ舐めながら、無言のまま歩く。途中第一見晴らし・第二見晴らしと、小さな鎖場があり途中途中外の景色をチェック。
やがて中間地点の「本読みの僧」を通過、四阿で昼食。みんなお昼にワインとか飲んでいるのだが、自分はもう全く余裕がなくて断る。ご飯を食べて少しだけ体力が復活。先を急ぐ。というのもこの時期の妙義はヤマビルがたくさんいて、立ち止まったりしていると蛭にやられてしまうのだ。
岩のチューブをくぐったり、滝を通過したりやせ尾根の鉄梯子を上がったり、なかなか飽きないトレイルだ。やがて大砲岩エリアに到着。今回の一番の参加目的でもあり、荷物を置いていざ鎖場へ。
今回は天狗のひょうていのみ制覇。残体力とかもろもろ考え、大砲岩はパス。こちら次回に挑戦。ふと後ろを見上げるとすぐそばの高さに主稜線が見える。このナイフリッジ状に切り立った岩稜にコースがあるというのだから驚きだ。大砲岩周辺だって凄まじい高度感だよ。一般客が入れるエリアにこんなスリリングなワンミス即死の岩場があるとはねえ。ホントに群馬の小学生はここにくるんか？毎回死人が出るんじゃなかろうか。
大砲岩エリアから戻り、中間道に復帰。パーティーは「もう大変なのイヤ」(この人達は大砲岩にも行きませんでしたが)グループが中之岳神社方面のルートに進み、残りは引き続き鎖場の連続する石門方面ルートへ。駐車場で合流することに。
峻険な鎖場は大砲岩だけかと思いきや、その後も「つるべ下がり」や「たてばり」や「かにの横ばい」などの難所が続く。「たてばり」は10m以上はある鎖場で、握力が低下していると危険かも。反対側からの人と交互通行なので、天辺あたりで結構な渋滞。
道路に出てそのまま中之岳大駐車場までヘトヘトになりながら歩く。今回水は2L持参したが、ちょうど飲みきった感じ。駐車場に先行して1台だけ停めた車にドライバーだけが乗り込み、登山口の駐車場に車を取りに行く。戻ってくるまでしばしの自由時間。みんなレストハウスでビール飲んでる。自分はそんな余裕なく、日陰でションボリ。
今回は最後尾をずっと歩くことになり、他のメンバーとの体力差をいやというほど痛感した。入社して20kg太り、その間ちゃんとした運動をしなかったのでこうなるのだなあ、と。
その�△紡海�・・・。
■写真解説
�〆２鵑了街圓離粥璽訝賄澄�中之岳大駐車場から金洞山側を見上げたところ。This is 岩！って感じ。ここの主稜線を縦走するツワモノも大勢いるらしい。トレーニングを積んで自分もいつか。
��大砲岩手前の鎖場。ここを上がりきるとＴ字型の切り立った岩場に出る。滑落したら即死確定。
���△療个辰燭箸海蹐�ら正面の「天狗のひょうてい」を見たところ。左右の緑に騙されてはいかん。かなり下から生えてる木の上を見ているに過ぎず、両脇は何mあるか計りたくもない絶壁です。落ちたら死にます。なお、この写真、U字のコルになってますが二足歩行は無理。三点確保にてゆっくりと進みます。左は滑落したらそのまま死亡確定ですが、右は一段段差があるため、滑落しても運が良ければ段差でひっかかり、助かるかも知れないとのこと。ちなみにT字分岐の右側が「大砲岩」左側が「胎内くぐり」となってます。
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