[1231]
15日日曜日は札幌に泊まっており、午後から札幌競馬を観戦する予定だった。
お昼までは予定はなかったから、昼飯を食べに岩見沢へ行ってきた。
岩見沢市内に5店舗展開しているそばスタンド「かまだ屋」は、よく聞くフレーズではあるが自分で「早い・安い・美味しい」と謳っている。
「天然素材のスープで自家製麺だから」とも掲げている。
確かに「大衆的な飲食店」としてはその通りで、B級グルメ臭がプンプンしており好感が持てる。
特筆すべきは、140円でカレーが食えることである。
「かまだ屋」のメニューの基本構成は、かけそば/うどんが250円、ラーメン330円、ライス100円で、そば/うどんは「かけ」以外の月見や天ぷら、きつね、カレーなどが290円である。
つまり、ベースの「かけ」に乗せるトッピングが1品40円、という価格体系で、カレーうどん用カレー(40円)+ライス(100円)の組み合わせで「140円カレー」になるのだ。
今どき140円でカレーが食べられるなんて涙ものではないか、時間があるのに札幌で食事するくらいなら、久しぶりに「かまだ屋」を訪問したくなったわけである。
前回は本社・工場近くの大和店まで上幌向駅から暑い中30分も歩いて行って大変だったから、今回は岩見沢駅から歩いて10分くらいで行ける西11丁目店へ行った。
相変わらず入れかわり立ちかわり人が出入りしており繁盛している。
券売機で食券を購入するのだが、140円カレーだけじゃちょっと物足りないな。
前回訪問時は、このカレーに天ぷらと生卵をトッピングして食べたから、今回は麺類も食べてみたい。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1257502193&owner_id=18367645
すべて自家製麺だが、うどんとラーメンは北海道道産小麦を使っていると説明してあったから、今回はうどんを食べてみよう。
「ライスとカレー(140円)」と「天ぷらうどん(290円)」に決めた。
カウンターに食券を出すと、20秒くらいですぐ出てくる。
カレーはいわゆるカレーライスではなく、ご飯にカレーうどん用のカレーを掛けたものなので、和風でとろみがある。
つけ合わせも福神漬ではなくたくあんだ。
これがまた旨い。
さすがに具はほとんどないが牛の肉片がいくつか入っていた。
去年食べに行った大和店のカレーと具は違うんだな。
天ぷらうどんは、麺はうどんにしてはちょっと細目のうどんで、コシはあまりない。
これがまた強めに効いたカツオと煮干しのダシの醤油味のつゆによくなじんでいる。
天ぷらは具はまったくなく、しばらくするとつゆを吸ってばらばらになり、関東で言う「たぬき」状態になってしまうのだが、天ぷらそば/うどんのほかにちゃんとたぬきそば/うどんもメニューにある。
もちろん値段は同じだから、天かすが最初は固まっているか、最初からばらばらかの違いしかないと思われるが、天ぷらならつゆが染み込む前にかじりつくことも可能だから、そうして食べる人もいるのかな。
今度たぬきを注文して、違いを確かめてみたくなる。
ともかく、このチープな感じがしびれる。
そして、これだけ食べて430円と激安で、満足した。
岩見沢駅前の「こもろそば」と並んで岩見沢市民なら知らない人はいないという「かまだ屋」、岩見沢市民のソウルフードであることは間違いない。
ログインしてコメントを確認・投稿する