# 今日も仕事へ行けなかった。
# 余計な心配と迷惑をかけてしまった職場の皆様へ;
# 心より申し訳ございません。どうかお許しください。
この間買った中古盤CD。実は『Tunnel of Love』より後のブルースは聞いていない。これは今日初めて聞いた作品だ。日本では1992年4月8日にリリースされたとのこと。17年も前なのか。
めっちゃかっこいいじゃないか
今日というこの日に、この作品に出会えたことが奇跡とさえ思えてくる。
ロックンロール万歳!
天辰保文氏の解説(ライナーノーツ)が素晴らしい。
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しかも、彼がレコーディングから遠のいていたこの4年半ほど、世界が目まぐるしく変化した時期はなかった。目が覚めると、昨日までの現実が虚像と化し、今日の虚構が、明日は再び現実となる。そういう世の中で、ぼくたちは生きている。テレビの画面を通じて、あるいは、新聞や雑誌で世界の情勢の激しい変様が伝えられる一方で、ぼくたちは、男女関係で傷ついたり、仕事のことで悩んだり、友人や家族との感情のすれ違いに苦しんだり、というように、そういった些細な日常をも抱え込み、日々を送っている。ときには、その日常さえもが虚像化し、テレビや新聞の現実とすれ違う世の中である。
そういった世の中で、彼はロックン・ロールを歌い、演奏している。そのことを、繊細な彼が実感として受け止めていないわけがない。その上で、何万人という聴衆を前に、不安や期待を背負いながらも、彼がたったひとりで立ち向かおうとするのは一体誰の為なのか、そこまで彼を奮い立たせるのは一体何なのか。そういったことさえもが、ぼくの脳裏から離れなくなってしまっている。
…
結局彼は、歌い、演奏することによって、ひとりの男性、ひとりの人間に立ち戻ろうとしているのではないかというのが、ぼくの結論だ。かつて、彼は、全身からほとばしるような言葉とビートを街に溢れさせ、そうすることによって、ぼくたちとロックとの信頼関係を確かなものにしてきた。しかし、ここでは、歌うべきだ、演奏すべきだ、それがほんの微かな救いとなることであっても、あるいは、誰かを傷つけることになったとしても、歌い、演奏する価値がある――、この『HUMAN TOUCH』での彼の歌声は、そんなことを語りかけているような気がしている。
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好い歌詞の歌ばかりだが、1つだけ引用しよう。とても美しい歌だ。
http://www.brucespringsteen.net/songs/IWishIWereBlind.html
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I Wish I Were Blind
I love to see your hair shining
In the long summer's light
I love to watch the stars fill the sky
On a summer night
The music plays you take his hand
I watch how you touch him as you start to dance
And I wish I were blind
When I see you with your man
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くぅ〜っ><男はつらいよなぁ
http://www.brucespringsteen.net/albums/human.html
追伸:くそっ!胸をしめつける妄想を断ち切ることができない。不安が膨らみ、胸苦しくなる。ロックだけではこいつは打ち砕けない。
Bruce Springsteen / Born in The U.S.A.[2009年07月01日]
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1212663305&owner_id=7106525
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