利尻島「利尻ふれあい温泉」

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週末利尻島へ行ってきたが、朝のＪＲ特急で札幌を経っても、稚内から利尻島へ渡るフェリーは最終便になってしまい、利尻島・鴛泊港（利尻富士町）到着は17：10になってしまった。

泊まるのは利尻町沓形新湊にある民宿で、おかみさんに迎えに来てもらったが、夕食前にこのまま新湊のさらに向こう、沓形の中心街にある温泉へ送迎してくれると言う。

前回、21年前に利尻島へ来たときには、まだ島に温泉なんかなかったし、今回は島内で時間的に使える足がないから、温泉はあきらめていた。

これはありがたい。

「利尻ふれあい温泉」は、沓形地区の中心街にある、日本海を望むホテルに併設されていて、日帰り入浴客は裏にある専用の入口から入る。

町内の宿泊施設の宿泊者料金400円を払って入った。

2005年４月にオープンした新しい温泉で、見ると茶色く濁っている。

泥と鉄の温泉で、成分の濃さは国内トップクラスだそうだ。

中でも、33．8℃の源泉の浴槽は非加熱掛け流しで素晴らしい。

入ると冷たいが、ゆっくり浸かるとじんわり温泉成分が皮膚に染み込む感じがする。

最後に10分ほど冷たい源泉浴槽に浸かって上がったが、肌はピンク色に紅潮し、ぽかぽか温かい。

思いがけず素晴らしい温泉に入れた。