- 詳細 2012年12月28日 00:21更新
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思い出の曲・想い入れがある曲・共感する曲・メロディが綺麗な曲・詩が深い曲・好きな曲・良い曲がたくさんあります。
曲を聴いてて詩の世界が目の前に広がることがあります。
良い曲・詩とは情景が自然と頭に浮かぶものかもしれません。
そんなあなたの頭に浮かんだストーリーを表現するコミュです。
詩を細かく解釈したり、詩の設定を考えてみたり、その解釈・設定でストーリーを妄想したり、ストーリーを他の曲とリンクさせたり色々してみてください。
今のところ僕ばかりが発表していますが、みなさんも短くても良いので作品を投稿したり、感想を書いたり、リレー形式で書いたり、リクエストしたりしてください。
＊元の歌詞の丸々掲載は辞めてください。その代わりに元の歌詞が掲載されているサイトのURLを最後に書いてください。
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Mr.Children/しるし ”ダーリン ”
その人とは合コンで逢った。
僕はそれまで恋愛に対してまじめに取り組んできたタイプではなく、どちらかといえばそのときのフィーリングでくっついたり離れたりをしていた。
彼女は合コンの場に一生懸命合わそうと、無理にはしゃいでいるように見えた。
僕は無理しているその子が気になりどうしようもなかった。
彼女は僕に対して明らかに警戒していたが、それでもなんとか後日デートにこぎつけた。
彼女は子供のようにはしゃいでいた。生まれてきた喜びを小さな体全部で表現しているようだった。
僕がノリで手を繋ぐとビクンと固まり、拒否反応を示した。
彼女には何か本能で男性を拒否してしまう部分があるらしい。
何かトラウマでもあるのだろうか？合コンで無理にはしゃいでいた事も何か関係しているのではないか？
僕としてはありえないくらいに真剣になっていた。
僕は戸惑っていた。こんなに誰かを想った事がないからだ。
ラブレターを書いてみようといろんな言葉を綴ってみた。
彼女に僕の気持ちを理解して欲しい。
僕はその手紙を読み返すと、ぐちゃぐちゃに丸めて捨てた。
どんな言葉を選んでも、どこか嘘っぽく、僕の気持ちは言葉に表現できないし、彼女にもその言葉は届かないと思ったからだ。
きっとこないだのデートでも僕の言葉は軽く、彼女は半信半疑で聞いていたのだろう。
信じて裏切られたときに、傷つかないための予防線のようだった。
だから僕は言葉で伝えるのをやめた。僕の心の声を感じてもらえるようにまじめに向き合った。
彼女を初めて抱いたとき僕は、味わった事のない幸せに包まれた。
彼女は泣いていた。僕が「どうして泣いているの？」って聞いたら「あなたこそ何故泣いているの？」と言われて初めて、自分が泣いている事に気が付いた。
僕らは重なり合って互いの鼓動を聞いていた。
始めからこうなる事が決まっていたかのようにとても自然で、落ち着いた気持ちでいた。
彼女と付き合うようになっていろんな顔を発見した。
泣いたり、笑ったり、ふてくされたり、怒ったり、几帳面だったり、大雑把だったり、親切だったり、冷たかったり。
どれもがすばらしくて、僕は愛がどういうものかを知った。
僕らは同棲し、結婚した。
そして彼女は病気になってしまった。
ドナーさえ見つかればきっと治る。ドナーさえ・・・
僕の全ての血液を彼女に与えたっていい。彼女が治るのであれば。
狂おしく願った。
君を失うかもしれないと思うと、思い出は小刻みで、狂おしく、鮮明に僕の記憶を埋め尽くして僕を苦しめた。
なぜなら、共に生きれない日が来たって、どうせ愛してしまうと思うから。
だれかが「おんなじ顔してる」って言ってた。僕らは似てるのかな？それとも似てきたのかな？
Oｈ My darling
これからもっともっと似て欲しい。
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Mr.Children/君が好き ”僕が生きる意味”
僕と似たように、誰にも踏み込まれたくない領域を隠し持っていた。
彼女は先天性の病気を持っていた。
いつ発病してもおかしくなく、彼女はソレを悩み、恋をする事を拒絶していた。
彼女にとって恋とは、辛い別れを作りだしてしまうもの。
だから彼女は、全ての男性を拒絶していた。
でも、彼女は決心した。
たった一度の人生。たった一度の恋をしてみたい。
彼女は友達からの合コンの誘いに乗った。
彼女にとっては何よりも冒険だったに違いない。
そして僕らは出会い、恋に落ちた。
彼女の心配をよそに、病気は影を見せず、僕らの恋はやがて愛にたどり着いた。
僕は彼女に何かしらのトラウマがあるのだと思っていた。
僕らの関係が深くなっても、彼女は何かにおびえていることに気が付いていた。
僕がどれだけ愛そうと、むしろ、愛せば愛すほど彼女は何かにおびえていた。
僕に全てをぶつけて、僕が君の涙ぬぐえたらもっと素敵な関係になれるのにと思っていた。
僕は彼女にプロポーズをした。
「君が好き。僕が生きる上でこれ以上の意味なんて無くっていい。僕と結婚してくれ。」
短い言葉だけど、これ以上僕の気持ちを表す言葉が他になかった。
彼女は静かに涙を流した。
彼女の表情は、嬉しさと悲しみ、喜びと切なさ、希望と絶望、全てが混ざって、彼女自身も混乱していた。
彼女は涙の理由を話してくれた。
彼女は僕の事を想えば想うほど結婚は出来ないと断った。
それでも、僕が食い下がらないと彼女は条件を出した。
「いつか私が死んでしまったら、私の事を忘れて、また誰かを愛して幸せになるって約束して。」
「君を死なせない。僕が君を全てから守る。」
彼女は首を振り「約束できるかどうかだけ答えて」
僕は約束をした。なぜなら僕は彼女を死なせない。彼女を死なせなければそんな約束は無効だから。
僕らは結婚し、発病の兆候に細心の注意をしていた。
それでも、防ぐことは出来なかった。
「あの約束覚えてる？私の幸せはあなたに出逢えたこと。そしてあなたが幸せな事。だから私が死んでも、悲しまないで。あなたが悲しんだら私も悲しい。素敵な女性に出会って、その人と幸せになって。あなたの幸せは、私の幸せだから。」
もしもまだ、願いが一つ叶うとしたら・・・・
アレから何年も経っているのに、そんな空想を広げ一日中ぼんやり過ごしている。
夜の淵に、同棲時代から一緒に住んでいたアパートの脇にあるくたびれた自販機であの頃と同じように、二つ缶コーヒーを買って散歩に出た。
いつもと同じように、彼女が好きだった歩道橋でプルトップを二つ分開けた。
歩道橋の上には見慣れてしまった濁った月が浮かんでいて、僕にそっとむなしく何かを訴えている。
東京の夜と同じように僕らの約束は守られず、濁って汚れていってしまう。
僕は彼女との思い出をを忘れるなんて出来やしない。
僕は彼女のことを忘れることなんて出来やしない
彼女以外の人と幸せになんてなれやしない。
彼女以上の存在なんていやしない。
彼女以外の人を考えられない。
僕には彼女しかいない。
彼女はもういない。
彼女だけが
彼女が･･･
彼女は･･
君は･
君が
君との約束を守ろうと思い悩んだのだけど、ひねり出した答えは・・
「君が好き。僕が生きる上でこれ以上の意味なんて無くっていい。・・・・・」
君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き 君が好き
僕が生きる上でこれ以上の意味なんて無くっていい
君を好きでいること。それだけでいい。
夜の淵、君を待ち、行き場のない、想いがまた夜空に浮かんで、繰り返し繰り返し、どうにもならない、どこにも到達することは無い思いを焦がして。
ごめんね。君との約束は守れそうもない。
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Mr.Children/しるし ”ダーリン ”
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平井堅/センチメンタル ”心の居所（場所）”
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Mr.Children/抱きしめたい ”嘘が苦手な本屋さん”
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スティービー・ワンダー/STAY GOLD ”輝きはそのままに”
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スガシカオ/ 夜空ノムコウ+progress ”僕はがんばったでしょうか？”
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