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連続テレビ小説「花子とアン」コミュの【ネタバレあり】あらすじ

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2014/03/17 01:15

ここでは毎週のあらすじを書き込みする場所として活用して下さい

危険・警告感想は書かないで下さい
ネタバレありの感想は↓
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=74876339

直前スペシャル!「花子とアン」に恋をして
もうすぐスタート!「花子とアン」
>>[001]
第1週「花子と呼んでくりょう!」
>>[002]〜[005]
第2週「エーゴってなんずら?」
>>[006]〜[009]
第3週「初恋パルピテーション!」
>>[010]〜[013]
第4週「嵐を呼ぶ編入生」
>>[014]〜[016]
第5週「波乱の大文学会」
>>[017]〜[019]
第6週「腹心の友」
>>[020]〜[021][023]
第7週「さらば修和女学校」
>>[022][024]〜[025]
第8週「想像のツバサ?」
>>[026]〜[028]
第9週「はな、お見合いする」
>>[029]〜[031]

第10週「乙女よ、大志を抱け!」
>>[032]〜[034]
第11週「グッバイ!はな先生」
>>[035]〜[037]
第12週「銀座のカフェーで会いましょう」
>>[038][039]
第13週「その恋、忘れられますか?」
>>[040]〜[042]
第14週「ゆれる思い」
>>[043][045][046]
第15週「最高のクリスマス」
>>[047][048]
第16週「あなたがいる限り」
>>[049][050]
第17週「腹心の友ふたたび」
>>[051][052]
第18週「涙はいつか笑顔になる」
>>[053][054]
第19週「春の贈りもの」
>>[055][056]
第20週「海にかかる虹」
>>[057][058]
第21週「ラジオのおばさん誕生」
>>[059][060]
第22週「新しい家族」
>>[061][062]
第23週「アンとの出会い」
>>[063][064]
第24週「生きている証(あかし)」
>>[065][066]
第25週「どんな朝でも美しい」
>>[067][068]
第26週「曲がり角の先に」
>>[069][070]
スピンオフスペシャル「朝市の嫁さん」
>>[071]

コメント(71)

第10週「乙女よ、大志を抱け!」

第55回6月2日(月)
4年の月日がたち、はな(吉高由里子)もすっかり小学校の教師らしくなっていた。ある日、行商から戻った吉平(伊原剛志)が、見合い話を持ってくる。はなは「見合いはもうこりごり」と言うが、今度はもも(土屋太鳳)への見合い話で、相手は北海道へ移住しようとしている青年だと言う。吉平は熱心に勧めるが、ふじ(室井滋)は否定的で、もももあまり乗り気でない様子。はなは、ももはひそかに好きな人がいるのでは、と思い始める

《出演者》
吉高由里子,伊原剛志,室井滋,石橋蓮司,窪田正孝,カンニング竹山,マキタスポーツ,土屋太鳳

第56回6月3日(火)
もも(土屋太鳳)の好きな人が朝市(窪田正孝)だと知ったはな(吉高由里子)は、ふたりを近づけるため、はな・もも・朝市・武(矢本悠馬)で合同の茶飲み会を開く。はなはももと朝市をふたりきりにするため、思惑に気づかない武をなんとか巻き込んで、こっそり家に帰る。そうとは知らず、朝市とふたり残されたももは…。そんなある日、小学校に小包が届き、はなは差出人を見て驚く。絶交していた蓮子(仲間由紀恵)からだった

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,伊原剛志,室井滋,窪田正孝,マキタスポーツ,土屋太鳳

第57回6月4日(水)
福岡の炭鉱でガス爆発が起こった事を全く知らされていなかった蓮子(仲間由紀恵)の元へ、炭鉱夫たちが怒鳴りこんで来た。ひるみながらもき然とした態度で対応する蓮子に、怒りの収まらない炭鉱夫たちがつかみかかろうとした時、伝助(吉田鋼太郎)が帰宅する。座敷で話し合うことになるが、蓮子は伝助に「女は邪魔だ」と言われ、入れてもらえない。蓮子が様子をうかがっていると、女中頭のタミ(筒井真理子)が思わぬ行動を…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,伊原剛志,室井滋,窪田正孝,吉田鋼太郎,土屋太鳳

第58回6月5日(木)
朝市(窪田正孝)の好きな人がはな(吉高由里子)であると知って、ショックをひきずりながら帰宅したもも(土屋太鳳)。だが、家族たち、とりわけはなの前では、いつも通り明るく振るまうのだった。翌朝、ももは「縁談を受けて北海道へ行く」と宣言し、みんなをびっくりさせる。吉平(伊原剛志)は本当にいいのかとももに問うが、ふじ(室井滋)は「ももが決めたことだから」と賛成する。納得行かないはなは、朝市(窪田正孝)に…

《出演者》
吉高由里子,伊原剛志,室井滋,石橋蓮司,窪田正孝,土屋太鳳

第59回6月6日(金)
小学校から帰宅したはな(吉高由里子)は、ふじ(室井滋)の胸で泣き崩れるもも(土屋太鳳)を見て、朝市(窪田正孝)への恋が実らなかったことを知る。いよいよももが北海道へと旅立つ日、もものことが心配なはなや周造(石橋蓮司)、リン(松本明子)はいろいろとせん別を持たせようとする。出発を促す吉平(伊原剛志)を引き留めたももは「忘れ物だ」と言い、姿勢を正すと、大好きな家族たちへこれまでのお礼を伝え始める…

《出演者》
吉高由里子,室井滋,伊原剛志,石橋蓮司,松本明子,仲間由紀恵,土屋太鳳

第60回6月7日(土)
北海道へ嫁いだもも(土屋太鳳)のために新しい童話を書き上げ、東京の出版社へ持ち込んだはな(吉高由里子)。さっそく読んでもらおうとするが、梶原(藤本隆宏)は忙しそうで取りつく島もない。そうこうしていると売れっ子作家になった宇田川満代(山田真歩)がやってきて、はなは鼻であしらわれてしまう。醍醐(高梨臨)から「明日、出直した方がいい」と言われ、はなは肩を落としながら、かよ(黒木華)の部屋へ泊まりに行く…

《出演者》
吉高由里子,室井滋,石橋蓮司,黒木華,窪田正孝,松本明子,高梨臨,藤本隆宏
第10週

6/2(月)〜6/7(土)
「乙女よ、大志を抱け!」
4年の月日が経った。はな(吉高由里子)はすっかり小学校の教師らしくなり、緑川(相島一之)の嫌味も、生徒たちのいたずらも余裕で受け流すほどになっていた。ある日、行商から戻って来た吉平(伊原剛志)が、見合い話を持ってくる。はなは「見合いはもうこりごり」と言うが、今度はなんと妹・もも(土屋太鳳)への見合い話。相手は、一家をあげて北海道へ移住しようとしている青年だと言う。吉平は熱心に勧めるが、ふじ(室井滋)や周造(石橋蓮司)は遠く離れた土地に嫁がせることに否定的で、肝心のもももあまり乗り気でない様子。はなはももの言動から、ももは実は朝市(窪田正孝)のことが好きなのではと思い当たる。はなは徳丸(カンニング竹山)の知恵を借り、はな・もも・朝市・武(矢本悠馬)で合同の茶飲み会を開き、ももと朝市を何とか仲良くさせようと画策する。だがふじは、ももについて何かしら思うところがあるようで、はなや吉平に「そっとしといてやれ」と伝えるのだった。そんなある日、小学校にはな宛ての小包が届き、差出人の名前にはな
は大いに驚く。「嘉納蓮子」。九年間も絶交していた、あの蓮子(仲間由紀恵)からだった。はなが小包を開けると…
第11週「グッバイ!はな先生」

第61回6月9日(月)
ある日、東京から梶原(藤本隆宏)が、安東家にはな(吉高由里子)を訪ねて来る。梶原は新刊の「たんぽぽの目」をはなに渡し、あらためて新しい出版社へ誘うが、はなはふじ(室井滋)や周造(石橋蓮司)を置いて甲府を離れる訳にはいかない、と断る。その夜はなは、福岡の蓮子(仲間由紀恵)に手紙を書くのだった。そんなある日、はなは朝市(窪田正孝)に「大事な話がある」と言われ、教会の図書室で待ち合わせをすることに…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,伊原剛志,室井滋,石橋蓮司,窪田正孝,松本明子,藤本隆宏,吉田鋼太郎,マキタスポーツ,霧島れいか

第62回6月10日(火)
はな(吉高由里子)がリン(松本明子)に連れられ家に駆けつけると、ふじ(室井滋)が見知らぬ女・サダ(霧島れいか)と対じしていた。サダは、かつて木賃宿で吉平(伊原剛志)と夫婦のように暮らし、一緒になると約束したから迎えに来た、と話す。ふじは「うちの人に限ってそんなことはあるはずない」と反論するが、サダは決定的な“証拠”を指し示す。周造(石橋蓮司)はじめ一同が絶句する中、吉平が帰って来る…

《出演者》
吉高由里子,伊原剛志,室井滋,石橋蓮司,窪田正孝,松本明子,カンニング竹山,霧島れいか

第63回6月11日(水)
家を追い出された吉平(伊原剛志)は、朝市(窪田正孝)の計らいで教会の図書室に寝泊りしていた。それを知ってやって来たはな(吉高由里子)は、なぜ「間違いなどなかった」と言い切らなかったのかと吉平を責め、吉平の肩を持つ朝市ともけんかしてしまう。そんな中、はなが先日手紙を送った福岡の蓮子(仲間由紀恵)から返事が。蓮子は娘の冬子(城戸愛莉)を修和女学校へ進学させるため奔走していたが、伝助(吉田鋼太郎)は…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,伊原剛志,室井滋,石橋蓮司,窪田正孝,松本明子,吉田鋼太郎,マキタスポーツ

第64回6月12日(木)
周造(石橋蓮司)が倒れたとの知らせを受け、急いで駆けつけたはな(吉高由里子)。周造は一命を取り留めたものの、医者に「次に発作が起きたら覚悟するように」と言われ、ふじ(室井滋)は自分を責める。吉平(伊原剛志)は何か手伝えることがあればとふじに声をかけるが、リン(松本明子)にすげなく追い返されてしまう。はなが納屋に周造のかいまきを取りに行くと、枕元にはなの書いた『たんぽぽの目』の本が置いてあり…

《出演者》
吉高由里子,伊原剛志,室井滋,石橋蓮司,窪田正孝,松本明子,カンニング竹山

第65回6月13日(金)
病床の周造(石橋蓮司)に頼まれて『たんぽぽの目』を読み聞かせしていた吉平(伊原剛志)は、畑から帰ってきたふじ(室井滋)に話し合おうと声をかける。しかしふじは取り合わず、吉平は仕方なく安東家を後にする。その頃小学校で、生徒たちから「おじぃやんにお見舞い」と草花をもらうはな(吉高由里子)。そこへ突然、騒動の原因となったサダ(霧島れいか)が訪ねてくる。放課後の教室で、サダははなに、事の真相を話し出す…

《出演者》
吉高由里子,石橋蓮司,伊原剛志,室井滋,窪田正孝,霧島れいか,マキタスポーツ

第66回6月14日(土)
初雪の降る日、周造(石橋蓮司)は静かに息を引き取った。数日後、吉平(伊原剛志)は位はいの前で「行商をやめて百姓になる」と宣言し、ふじ(室井滋)を喜ばせるのだった。小学校に戻ったはな(吉高由里子)は、周造に言われた「見つけた夢を夢中で追いかけろ」という言葉を思い返していた。東京の出版社で働くことを諦めきれないはなは、朝市(窪田正孝)に相談しようと、教会の図書室に呼び出す。話を聞いた朝市は…

《出演者》
吉高由里子,室井滋,伊原剛志,窪田正孝,松本明子,マキタスポーツ,相島一之
第11週

6/9(月)〜6/14(土)
「グッバイ!はな先生」
ある日、東京から梶原(藤本隆宏)が、甲府の安東家にはな(吉高由里子)を訪ねて来る。梶原は新刊の「たんぽぽの目」をはなに渡し、あらためて新しい出版社へ誘うが、はなはふじ(室井滋)や周造(石橋蓮司)をおいて甲府を離れる訳にはいかない、と断る。それでも内心、「安東花子」と記された本に感慨を抱いたはなは、福岡の蓮子(仲間由紀恵)にあてて手紙を書くのだった…。そんなある日、はなは小学校で朝市(窪田正孝)に「大事な話がある」と言われ、放課後に教会の図書室で待ち合わせをすることに。ところが、やって来たはなに朝市が用件を切り出そうとすると、「大変だ!」とリン(松本明子)が血相変えて飛び込んできて、はなを連れて行ってしまう。リンに連れられはなが家に駆けつけると、ふじ(室井滋)が見知らぬ女とにらみ合っていた。その女・サダ(霧島れいか)は、かつて木賃宿で吉平(伊原剛志)と夫婦のように暮らし、一緒になると約束したから迎えに来た、と話す。ふじは動揺しつつも「うちの人に限ってそんなことはある
はずない」と反論するが、サダは決定的な“証拠”を指し示す。周造はじめ一同が絶句していると、吉平が帰って来る…
第12週「銀座のカフェーで会いましょう」

第67回6月16日(月)
再び東京へ出てきたはな(吉高由里子)がかよ(黒木華)の働き先を訪ねると、そこは銀座のモダンなカフェーであった。店内ではかよが女給として働いており、はなはびっくり。演劇論を交わしている帝大生の客・宮本(中島歩)にかよが絡まれるのを見たはなは心配になるが、かよは大丈夫だと言う。翌日、新しい職場・聡文堂に初出勤したはなは、梶原(藤本隆宏)や醍醐(高梨臨)らに迎えられ、早速企画会議に参加するが…

《出演者》
吉高由里子,鈴木亮平,黒木華,高梨臨,藤本隆宏,中島歩

第68回6月17日(火)
酔っ払ったはな(吉高由里子)を家まで送った英治(鈴木亮平)は、英英辞典が漬物石代わりに使われているのを見て、はなに英語をやめてしまったのかと問う。はなは、甲府にいた自分の気持ちなどあなたに分からないと言って、酔いつぶれてしまう。翌朝、かよ(黒木華)から昨夜のことを聞くが全く覚えていないはなは、反省しきりで出勤。謝るはなに梶原(藤本隆宏)は、宇田川(山田真歩)への連載依頼をはなに命じる…

《出演者》
吉高由里子,鈴木亮平,黒木華,高梨臨,藤本隆宏,山田真歩,中原丈雄

第69回6月18日(水)
英治(鈴木亮平)と約束し、“人生初のあい引き”にそわそわするはな(吉高由里子)。ところが話を聞いた醍醐(高梨臨)から自分も行っていいかと聞かれ、その勢いにはなはうなずいてしまう。カフェーで醍醐から英治への恋心を打ち明けられ、返答に困るはな。そこへ英治が弟の郁弥(町田啓太)を連れてくる。英治に郁弥を紹介されたはなは、そもそも“あい引き”でなかったことに肩透かしを食らうが、郁弥は一冊の本を取り出し…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,藤本隆宏,町田啓太,山田真歩,中原丈雄

第70回6月19日(木)
聡文堂で働くはな(吉高由里子)に、福岡の蓮子(仲間由紀恵)から電話がかかって来た。娘の結婚式で東京に出てくる蓮子と再会する約束をし、喜びでいっぱいになるはな。それは蓮子も同じで、ご機嫌の余り記者・黒沢(木村彰吾)に大量のネクタイを贈ろうとするが、黒沢に断られる。再会の日、いつもよりおめかししたはなが、6時の約束に間に合うよう会社を出ようとした時、突然、宇田川(山田真歩)がやって来て…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,藤本隆宏,吉田鋼太郎,中島歩,山田真歩,中原丈雄

第71回6月20日(金)
はな(吉高由里子)が聡文堂で宇田川(山田真歩)の足止めを食らっているころ、蓮子(仲間由紀恵)もカフェーで見知らぬ男にからまれていた。帝大生の宮本龍一(中島歩)にブルジョアは帰れと言われた蓮子は、世界で一番大切な友達と会うから帰らないと言い張り、はなのことだと気づいたかよ(黒木華)はうれしくなる。じりじりと時間が過ぎることに耐えられなくなったはなは、宇田川を振り切り聡文堂を飛び出してゆくが…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,藤本隆宏,中島歩,町田啓太,山田真歩

第72回6月21日(土)
蓮子(仲間由紀恵)に去り際に言われた「素敵な恋をしていて羨ましい」という言葉が、はな(吉高由里子)の胸に引っかかっていた。梶原(藤本隆宏)から、郁弥にもらった本の翻訳を明日までに仕上げて欲しいと頼まれたはなは、かつて英治(鈴木亮平)からもらった英英辞典の力を借り、徹夜で何とか書きあげる。達成感をかみしめている時、はなは辞典に一枚の紙がはさんであることに気づく。そこには蓮子(仲間由紀恵)の筆跡が…

《出演者》
吉高由里子,鈴木亮平,黒木華,高梨臨,藤本隆宏
第12週

6/16(月)〜6/21(土)
「銀座のカフェーで会いましょう」
春。一大決心とともに甲府から東京へ出て来たはな(吉高由里子)だが、同居することになったかよ(黒木華)が銀座でカフェーの女給となっていることを知り、大いに驚く。翌日、梶原(藤本隆宏)の出版社に初出勤したはなは早速仕事に取りかかるが、醍醐(高梨臨)はじめ周りの同僚たちの仕事への情熱に押され気味。梶原たちははなを励ますべくカフェーで歓迎会を催すが、ウィスキーを飲んだはなはすっかり酔っ払ってしまい、遅れてかけつけた英治(鈴木亮平)が家まで送ることに。たどり着いた英治(鈴木亮平)は、かつて自分が贈った英英辞典が漬物石代わりに使われているのを見て、はなに英語をやめてしまったのかと問う。はなは、甲府にいた自分の気持ちなどあなたに分からないと言い、酔いつぶれてしまう。翌日、昨夜の酒癖の悪さをかよから聞いたはなは、反省しきりで梶原らに謝るが、梶原は宇田川(山田真歩)への連載依頼をはなに命じる。はなはカフェーで宇田川に執筆を頼むが、相手にされないどころか怒らせてしまい、客の紳士(中原丈雄)にまで「編集者に向い
てない」と言われる。はなが出版社で落ち込んでいる時、英治が訪れ「歓迎会をやり直さないか」と誘う…
第13週「その恋、忘れられますか?」

第73回6月23日(月)
思わぬきっかけで、雨の中、英治(鈴木亮平)と熱い抱擁を交わしてしまったはな(吉高由里子)。それを、偶然通りかかった醍醐(高梨臨)が目撃してしまう。翌朝、やたらそわそわしているはなを見て、かよ(黒木華)ははなと英治の間に何かあったのではと感づく。はなが出勤すると、なにやら不機嫌そうな醍醐にランチに呼び出され、いきなりライバル宣言をつきつけられる。そんな中、英治が新雑誌の打合せで聡文 堂を訪れ…

〈出演者〉
吉高由里子,鈴木亮平,黒木華,高梨臨,藤本隆宏,中島歩,町田啓太,中原丈雄

第74回6月24日(火)
英治(鈴木亮平)から「昨夜のことは忘れてください」と言われたはな(吉高由里子)は、事情を飲み込めずにいた。そんなはなを見て心配するかよ(黒木華)。聡文堂でもはなは無理に明るく振舞い、梶原(藤本隆宏)や醍醐(高梨臨)もけげんに思うのだった。その頃、福岡の蓮子(仲間由紀恵)を訪ね、帝大生の龍一(中島歩)がやって来ていた。面会を断られた龍一はタミ(筒井真理子)が止めるのも聞かず、蓮子の部屋へ向かう…

〈出演者〉
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,藤本隆宏,中島歩,町田啓太,筒井真理子

第75回6月25日(水)
英治(鈴木亮平)が結婚していることを知ってしまったかよ(黒木華)は、はな(吉高由里子)に告げるべきか迷う。かよに「あの人はやめた方がいい」と言われたはなは、もうふられたのだと打ち明ける。その頃村岡印刷では、英治が『王子と乞食』の割り付けに取り組んでいた。その熱心ぶりに郁弥(町田啓太)が感心していたところへ、二人の父で社長の平祐(中原丈雄)が戻って来て、病気の妻と離縁してはどうか、と英治に告げる…

〈出演者〉
吉高由里子,鈴木亮平,賀来賢人,黒木華,高梨臨, 藤本隆宏,中島歩,町田啓太,山田真歩,中原丈雄

第76回6月26日(木)
カフェーに突然現れた吉太郎(賀来賢人)に「任務中だから知らないふりをしてくれ」と言われ、驚くはな(吉高由里子)とかよ(黒木華)。店内では龍一(中島歩)が学生仲間たちに、蓮子(仲間由紀恵)に演劇の脚本を頼んだことを熱く語っていた。それを鋭い視線で見つめる兄の姿に、はなもかよも戸惑うのだった。一方村岡印刷では、英治(鈴木亮平)が郁弥(町田啓太)に、聡文堂の担当を代わってくれないかと提案する…

〈出演者〉
吉高由里子,仲間由紀恵,賀来賢人,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,藤本隆宏,吉田鋼太郎,中島歩,町田 啓太

第77回6月27日(金)
カフェーに来た伝助(吉田鋼太郎)に「きょう蓮子(仲間由紀恵)と会う約束ではないのか」と聞かれ、はな(吉高由里子)は苦し紛れにそうだと答え、必死に取りつくろう。伝助の目に射すくめられるはなだが、伝助は意外にも気さくにはなに話しかけ、「蓮子をよろしく」と去ってゆく。そのころ蓮子は龍一(中島歩)と会っていた。初めて屋台に行った蓮子は注文も不慣れで、龍一が注文する様子に素直に感動する。龍一はそんな蓮子に…

〈出演者〉
吉高由里子,仲間由紀恵,賀来賢人,黒木華,鈴木亮平,藤本隆宏,吉田鋼太郎,中島歩,町田啓太,中原丈雄

第78回6月28日(土)
大事な話があるから会えないかと言われ、はな(吉高由里子)はカフェーでドキドキしながら英治(鈴木亮平)を待つ。しかし村岡印刷では、カフェーに向かおうとした英治に病院から電話が入る。妻・香澄(中村ゆり)の容態の事だった。そうとも知らずはなは待ち続けるが、刻々と時間は過ぎてゆく。始めは宇田川(山田真歩)に呼びつけられたとばかり思っていたかよ(黒木華)も、ひたむきなはなを見て英治を待っているのだと気づき…

〈出演者〉
吉高由里子,鈴木亮平,黒木華,高梨臨,藤本隆宏, 町田啓太
第13週

6/23(月)〜6/28(土)
「その恋、忘れられますか?」
思わぬきっかけで、雨の中、英治(鈴木亮平)と熱い抱擁を交わしてしまったはな(吉高由里子)。それを、偶然通りかかった醍醐(高梨臨)が見てしまう。翌朝、やたらそわそわしているはなを見て、かよ(黒木華)ははなと英治の間に何かあったのではと感づく。はなが出勤すると、なにやら醍醐が不機嫌そうな様子。醍醐ははなをランチに呼び出し、昨夜目撃してしまったことを打ち明け、はなにライバル宣言をつきつける。そんな中、英治が弟・郁弥(町田啓太)とともに、新雑誌の打合せのために聡文堂を訪れる。打合せでは雑誌の名前をめぐって意見が割れるが、はなが提案した案を英治が支持し、編集長の梶原(藤本隆宏)がその名前を採用する。はなは英治に支持してくれたお礼を言うが、英治は意外にも「昨夜のことは忘れてください」と頭を下げ、去ってゆく。動揺するはな… 一方、福岡の蓮子(仲間由紀恵)のもとへ、東京で出会った帝大生・宮本龍一(中島歩)が突然訪ねてくる。龍一は強引に部屋までやって来て、蓮子に演劇の脚本を書いて欲しい、と迫る。そんな
ある日、カフェーでかよから、英治を最近見かけないがどうしたのかと聞かれた郁弥は、意外なことを口にする…
第14週「ゆれる思い」
第79回6月30日(月)
はな(吉高由里子)は英治(鈴木亮平)に妻がいたことのショックを胸にしまい、新雑誌『にじいろ』刊行の仕事に打ち込んでいた。ある日、文芸誌に連載中の宇田川(山田真歩)の小説がはなと英治の恋愛をモデルに書かれたと気づき、はなは動揺。一方で宇田川は『にじいろ』のための児童小説を書き始め、聡文堂の面々を歓喜させる。カフェーで宇田川の原稿を受け取ったはなは、梶原(藤本隆宏)から村岡印刷に届けてくれと頼まれ…

《出演者》
吉高由里子,鈴木亮平,黒木華,高梨臨,藤本隆宏,町田啓太,山田真歩,中原丈雄,中村ゆり

第80回7月1日(火)
完成したばかりの新雑誌『にじいろ』を持って、英治(鈴木亮平)は妻・香澄(中村ゆり)の病室を訪れる。香澄はうれしそうに雑誌を眺めるが、ふと、英治が挿絵を書いた『王子と乞食』のページに目を止める。挿絵を英治が描いたと知ったかよ(黒木華)もはな(吉高由里子)を心配するが、はなは気丈に振る舞う。発売準備に追われるはな(吉高由里子)は梶原(藤本隆宏)から、宇田川(山田真歩)には真っ先に届けるよう言われ…

《出演者》
吉高由里子,鈴木亮平,黒木華,高梨臨,藤本隆宏,町田啓太,中原丈雄,中村ゆり

第81回7月2日(水)
周りに心配をかけまいと仕事を請け負ったはな(吉高由里子)だが、知らぬ間に寝てしまい、校正が半分も終わらず大慌て。出勤してきた社員たちの力を借り、なんとか約束の時間までに校正は終わるが、社内の微妙な空気にはなはいたたまれなくなる。昼休みに醍醐(高梨臨)に昼食に誘われたはなは、醍醐から「英治(鈴木亮平)のことで傷ついているのは分かるがそれと仕事とは別」と忠告され、明るいはなに戻ってと励まされる…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,藤本隆宏,吉田鋼太郎,中島歩,町田啓太,中原丈雄,筒井真理子,中村ゆり

第82回7月3日(木)
カフェーで郁弥(町田啓太)から、英治(鈴木亮平)が離婚を切り出されていると聞き、はな(吉高由里子)は混乱に陥る。そんなある日、宇田川(山田真歩)が大そう不機嫌な様子で聡文堂へやって来て、とっくに発売している『にじいろ』創刊号が自分に届いてないと告げ、はなや梶原(藤本隆宏)たちは顔面そう白に。一方福岡では、東京から蓮子(仲間由紀恵)宛てに届いた手紙を、女中頭のタミ(筒井真理子)が怪しんでいた…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,藤本隆宏,吉田鋼太郎,町田啓太,山田真歩,筒井真理子

第83回7月4日(金)
失恋のあげく仕事でも失敗続きのはな(吉高由里子)は、梶原(藤本隆宏)にしばらく休むよう告げられ、甲府へ帰ることに。吉平(伊原剛志)とふじ(室井滋)は突然帰ってきたはなに驚き、はなは新しい雑誌が完成したからお休みをもらったと嘘をつく。しかし肝心の雑誌を「忘れて来た」と言うはなに、ふじは様子がおかしいと感じる。やがて、リン(松本明子)から事情を聞いた朝市(窪田正孝)が『にじいろ』を手にやって来るが…

《出演者》
吉高由里子,伊原剛志,室井滋,窪田正孝,松本明子,仲間由紀恵,鈴木亮平,藤本隆宏,町田啓太,中原丈雄

第84回7月5日(土)
教会の図書室の窓から、英英辞典を投げ捨てようとしたはな(吉高由里子)。朝市(窪田正孝)に必死に止められたはなは、もう一度捨てようとするが辞書を取り上げられてしまう。何があったのか話してくれと問われてもはなはほとんど語らず、朝市は今まで見たことのないはなの様子に戸惑う。家に戻り、ふじ(室井滋)に優しく声をかけられたはなは…。一方東京では、蓮子(仲間由紀恵)が龍一(中島歩)と再会していた。

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,伊原剛志,室井滋,高梨臨,鈴木亮平,藤本隆宏,中島歩,町田啓太,窪田正孝,石橋蓮司
第14週

6/30(月)〜7/5(土)
「ゆれる思い」
はな(吉高由里子)は英治(鈴木亮平)に妻がいたことのショックを胸にしまい、新雑誌『にじいろ』刊行の仕事に打ち込んでいた。ある日、宇田川(山田真歩)からはなに電話が入り、『にじいろ』のための児童小説を書いてもいいと言う。歓喜にわく聡文堂。カフェーで宇田川の原稿を受け取り、内容について意見交換するはなの姿に、平祐(中原丈雄)は「ようやく編集者らしくなってきたな」と感じるのだった。しかしかよ(黒木華)は、はなが無理をしているのではないかと心配をぬぐいきれない。梶原(藤本隆宏)に頼まれ、原稿を村岡印刷に届けるはなだが、英治とはぎこちないやりとりを交わすのみだった。やがて、『にじいろ』がついに完成。英治(鈴木亮平)は雑誌を手に、妻・香澄(中村ゆり)を病室に見舞う。香澄は渡された雑誌を嬉しそうに眺めるが、ふと、はなが翻訳し英治が挿絵を書いた『王子と乞食』のページに目を止めるのだった。そんなある日、はなは仕事に打ち込もうとするあまり、大失敗をやらかしてしまう…。一方福岡では、龍一(中島歩)から
の手紙を待ちわびる蓮子(仲間由紀恵)の様子に、女中頭・タミ(筒井真理子)が怪しいと感づき始めていた…
第15週「最高のクリスマス」

第85回7月7日(月)
月日がたち、12月。ある日、朝市(窪田正孝)と武(矢本悠馬)が、かよ(黒木華)の働くカフェーへやってくる。驚いたはな(吉高由里子)が理由を尋ねると、武はぶどう酒の売り込みのため上京し、朝市はそのお供だと言う。はなはカフェーに居合わせた宇田川(山田真歩)に積極的に話しかけ、連載が好評の『銀河の乙女』を単行本化したいと持ちかける。朝市は、はなが元気を取り戻して仕事に打ち込む様子に、少しほっとするが…。

《出演者》
吉高由里子,窪田正孝,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,藤本隆宏,町田啓太,山田真歩,中原丈雄,矢本悠馬

第86回7月8日(火)
英治(鈴木亮平)に『銀河の乙女』の挿絵を描いて欲しいと頼んだものの、あっさり断られてしまったはな(吉高由里子)。しかしはなはひるむことなく、宇田川(山田真歩)からも必ず口説き落とせと言われ、醍醐(高梨臨)とともにさらに意気込む。はなと醍醐が作戦会議のためにカフェーへ来ると、朝市(窪田正孝)と武(矢本悠馬)が再びやって来ていた。近くの席にいた平祐(中原丈雄)は、はなと醍醐の話が耳に入り…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,窪田正孝,高梨臨,鈴木亮平,藤本隆宏,吉田鋼太郎,中島歩,町田啓太,山田真歩,中原丈雄

第87回7月9日(水)
カフェーで会っていたはな(吉高由里子)と蓮子(仲間由紀恵)の元へ、突然、伝助(吉田鋼太郎)がやって来た。思いがけない伝助の登場に動揺した蓮子は、一足違いで店に入ってきた龍一(中島歩)に来るなと合図し、はなもその様子に気づく。伝助は、料亭での接待までまだ時間があるから立ち寄ったのだと言う。蓮子が欲しがっていたものが見つかったから渡しに来たという伝助は、箱の中からある物を取り出してみせる…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,窪田正孝,高梨臨,鈴木亮平,吉田鋼太郎,中島歩,町田啓太,山田真歩

第88回7月10日(木)
かよ(黒木華)から、カフェーでクリスマスパーティーを開くから10人お客を集めないといけないと相談されたはな(吉高由里子)は、自分に任せておけと請け合う。はなは朝市(窪田正孝)、武(矢本悠馬)や聡文堂の面々を誘って、パーティーに参加する。店内は大勢の客でごった返しており、はなも臨時で女給をするハメに。蓮子(仲間由紀恵)、英治(鈴木亮平)、郁弥(町田啓太)と着々と集まるが、10人にあと一人足りず…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,窪田正孝,高梨臨,鈴木亮平,藤本隆宏,吉田鋼太郎,中島歩,町田啓太,山田真歩,矢本悠馬,賀来賢人

第89回7月11日(金)
朝市(窪田正孝)は英治(鈴木亮平)に、はな(吉高由里子)が甲府へ帰って来たときに英治が贈った英英辞典を捨てようとしたこと、その時の彼女は自分が見たこともないような悲しい様子であったことを話す。酔いつぶれたはなが眠っている横で、朝市は英治に、はなのことが好きならば気持ちを受け止めてやってくれと言う。英治は、あなたこそ彼女を深く理解している、はなのことが好きなのではないかと問い返す。朝市は…

《出演者》
吉高由里子,鈴木亮平,黒木華,窪田正孝,高梨臨,町田啓太

第90回7月12日(土)
出来上がった『銀河の乙女』の挿絵を見た醍醐(高梨臨)から、英治(鈴木亮平)にとっての銀河の乙女ははなだった、と言われたはな(吉高由里子)はぼう然とする。それを見た郁弥(町田啓太)はある決意とともに、亡くなった香澄(中村ゆり)から預かっていたカメオのブローチを英治に渡す。そこに込められた思いとは…。一方、福岡の蓮子(仲間由紀恵)のもとに、待ちわびた龍一(中島歩)からの手紙が届くが、その文面は…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,鈴木亮平,黒木華,高梨臨,藤本隆宏,吉田鋼太郎,町田啓太,山田真歩,中村ゆり
第15週

7/7(月)〜7/12(土)
「最高のクリスマス」
月日が経ち、12月。ある日、朝市(窪田正孝)と武(矢本悠馬)が、かよ(黒木華)の働くカフェーへやってくる。はな(吉高由里子)が理由を尋ねると、武は葡萄酒の売り込みのため朝市をお供に上京し、しばらく滞在すると言う。はなはカフェーに居合わせた宇田川(山田真歩)に積極的に話しかけ、連載が好評の『銀河の乙女』を単行本化したいと持ちかける。相変わらず居丈高な宇田川も、単行本の話にはまんざらでない様子。朝市は、はなが元気を取り戻している様子に少しほっとするが、甲府ではなが辞書を捨てようとした日のことが忘れられないでいた…。聡文堂では『銀河の乙女』単行本化の打合せが始まり、宇田川は『王子と乞食』で挿絵を書いた人物、すなわち英治(鈴木亮平)にぜひ挿絵を頼んで欲しいと言う。はなと英治のいきさつを知る醍醐(高梨臨)は躊躇するが、はなは宇田川に、必ず説得してみせますと請け合う。一方の英治は、妻の香澄(中村ゆり)を亡くして半年、平祐(中原丈雄)の再婚の勧めにも耳を貸さず、仕事に打ち込んでいた。そこへ
はなが醍醐とともに現れ、ふたりは久々の再会を果たす。真剣な表情で挿絵を書いて欲しいと依頼するはなに、英治は…
第16週「あなたがいる限り」

第91回7月14日(月)
はな(吉高由里子)から「会わせたい人がいる」と電報をもらい、驚く吉平(伊原剛志)とふじ(室井滋)。うわさを聞いたリン(松本明子)とともに安東家で待っていると、はなが英治(鈴木亮平)を連れてやってくる。酒をくみ交わすうちに英治を気に入った吉平は、自ら娘を嫁にもらってくれと言いだし、一同は笑いに包まれる。ところが吉平は酔った勢いで「はなは英語の辞書をくれた男にひどい目にあった」という話をし始め…

《出演者》
吉高由里子,鈴木亮平,伊原剛志,室井滋,松本明子

第92回7月15日(火)
はな(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)の結婚式を甲府ですることになり、久しぶりにかよ(黒木華)ともも(土屋太鳳)が帰って来た。家族に借金を背負わせたことを気に病むかよは、吉平(伊原剛志)やふじ(室井滋)から温かい言葉をかけられ思わず涙する。朝市(窪田正孝)や武(矢本悠馬)が手伝い婚礼の準備は整えられ、平祐(中原丈雄)や郁弥(町田啓太)も到着。森牧師(山崎一)の司会で式は和やかに進むかに見えたが…

《出演者》
吉高由里子,鈴木亮平,伊原剛志,室井滋,黒木華,窪田正孝,松本明子,町田啓太,中原丈雄,カンニング竹山,土屋太鳳,矢本悠馬,山崎一

第93回7月16日(水)
祝言から一年半。安東はな改め村岡花子(吉高由里子)は、おめでたですっかりお腹が大きくなっていた。甲府から届いた手紙には、吉平(伊原剛志)が考えた女の子の名前ばかりが書いてあり、英治(鈴木亮平)とはなは思わず笑ってしまうが、平祐(中原丈雄)はまずは跡継ぎとして男の子を産んでもらうと言い出す。一方カフェーでは、龍一(中島歩)が蓮子(仲間由紀恵)からの手紙に目を通していた。そこにはある重大な決意が…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,鈴木亮平,吉田鋼太郎,中島歩,中原丈雄

第94回7月17日(木)
はな(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)に元気な男の子が生まれ、歩と命名される。村岡家にやって来た吉平(伊原剛志)とふじ(室井滋)は目尻が下がりっぱなしで、はなとかよ(黒木華)はほほ笑ましく見つめる。そこへ吉太郎(賀来賢人)が現れ、両親と7年ぶりの再会を果たす。吉平は吉太郎と酒をくみ交わしながら、「立派になった」と素直に喜ぶが、花子には吉太郎が妙に礼儀正しく振る舞っていることが気にかかる…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,伊原剛志,室井滋,賀来賢人,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,吉田鋼太郎,中島歩,町田啓太,トーディ・クラーク

第95回7月18日(金)
吉平(伊原剛志)やふじ(室井滋)が甲府へと帰り、静かになった家の中で花子(吉高由里子)は、蓮子(仲間由紀恵)がいつ赤ん坊に会いに来てくれるだろうか、と待ちつづけていた。一方、赤ん坊に会いに行くのを口実にして、龍一(中島歩)との駆け落ちをいよいよ実行しようとする蓮子が、伝助(吉田鋼太郎)とともに東京入り。蓮子は伝助とともに食事をとりながら、伝助が出かけるタイミングを見計らっていた…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,伊原剛志,室井滋,黒木華,鈴木亮平,吉田鋼太郎,中島歩,町田啓太,中原丈雄,筒井真理子

第96回7月19日(土)
連絡をよこさない蓮子(仲間由紀恵)を花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)が家で心配していると、なんと伝助(吉田鋼太郎)がやって来る。伝助は「蓮子はいるか」と言うなり家に上がり込み、家さがしを始める。英治は血眼で探し回る伝助を一喝し、我に返った伝助は帰って行く。花子がカフェーでかよ(黒木華)に事情を話すと、かよは昨夜蓮子と龍一(中島歩)が落ち合っていたことを話す。そのころ、渦中のふたりは…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,吉田鋼太郎,中島歩,木村彰吾
第16週

7/14(月)〜7/19(土)
「あなたがいる限り」
はな(吉高由里子)は英治(鈴木亮平)を両親に紹介するべく、甲府を訪れる。吉平(伊原剛志)とふじ(室井滋)は酒をくみ交わすうちに英治を気に入るが、酔った吉平は「いい人で良かった。はなは英語の辞書をくれた男にひどい目に会わされたから」と口をすべらす。それを聞いた英治は意を決し、これまでの全てを話す。妻がいた事などを聞いて吉平は怒り出すが、はなの真剣な思いを知って、ふじとともに受け入れるのだった。結婚式は甲府で行われることになり、かよ(黒木華)ともも(土屋太鳳)が久々の帰郷を果たす。家族に借金を背負わせたことを気に病んでいたかよは、両親から温かい言葉をかけられ思わず涙する。朝市(窪田正孝)らが手伝って婚礼の準備は整えられ、平祐(中原丈雄)や郁弥(町田啓太)も到着。森牧師(山崎一)の司会のもと、式は和やかに進むかのように見えたが、思わぬ波乱が待ち受けていた… それから一年半。安東はな改め村岡花子は、英治とともに東京の大森で暮らし、お腹の中の赤ちゃんが産まれる日を心待ちにし
ていた。一方、福岡の蓮子(仲間由紀恵)は伝助(吉田鋼太郎)の目を盗み、ある重大な決意をしたためた手紙を龍一(中島歩)に送る…
第17週「腹心のともふたたび」

第97回7月21日(月)
蓮子(仲間由紀恵)の“絶縁状”がなぜか新聞に載り、花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)は驚くばかり。記事には「友人の家に行くと偽って」とあり、その「友人」である花子はショックを受ける。同じく新聞で事を知った蓮子の兄・晶貴(飯田基祐)は、部下に蓮子を探し出せと厳命。幸せをかみしめていた蓮子と龍一(中島歩)は、同志の田中(玉置玲央)らから新聞に載ったいきさつを知らされる。一方、伝助(吉田鋼太郎)は…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,伊原剛志,室井滋,賀来賢人,黒木華,窪田正孝,松本明子,高梨臨,鈴木亮平,吉田鋼太郎,中島歩,町田啓太,山田真歩,中原丈雄,飯田基祐

第98回7月22日(火)
“絶縁状”に激こうした伝助(吉田鋼太郎)は、東西日報の下山(木下ほうか)にそそのかされ、蓮子(仲間由紀恵)への反論文を新聞に掲載しようとするが、黒沢(木村彰吾)に「そのような行動はあなたらしくない」と諭され、撤回する。しかし、腹の虫がおさまらないタミ(筒井真理子)は、掲載されるよう一策を案じる。新聞に載った反論文を見た花子(吉高由里子)と醍醐(高梨臨)は、心ないことが書かれた記事に憤慨する…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,賀来賢人,高梨臨,鈴木亮平,吉田鋼太郎,中島歩,中原丈雄,木村彰吾,筒井真理子

第99回7月23日(水)
蓮子(仲間由紀恵)の居場所を知った花子(吉高由里子)は、夜にもかかわらずさっそく訪ねようとするが、英治(鈴木亮平)は「巻き込まれては大変だから」と止める。花子は耳を貸さず、二人は初めて夫婦げんかをしてしまう。翌日、英治に呼ばれてやってきたかよ(黒木華)に長男・歩の子守りを任せ、花子と英治は龍一(中島歩)の下宿へと向かう。だが花子が訪ねて来たことに気づいた蓮子は、思わぬ行動に…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,鈴木亮平

第100回7月24日(木)
蓮子(仲間由紀恵)の“駆け落ち騒動”から8か月がたったが、事件はまだ終結していなかった。蓮子と龍一(中島歩)は知人の山川弁護士(苅谷俊介)の家に身を隠し、花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)はたびたび訪れる。そして蓮子のお腹には、新しい命が宿っていた。しかし、龍一が何者かに尾行され、そこも安全でなくなりつつあることが判明。途方に暮れる蓮子に、花子は甲府の安東家へ身を隠してはどうかと提案する…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,伊原剛志,室井滋,松本明子,高梨臨,鈴木亮平,吉田鋼太郎,中島歩,山田真歩

第101回7月25日(金)
村岡家に身を寄せていた龍一(中島歩)と伝助(吉田鋼太郎)が鉢合わせ、英治(鈴木亮平)も巻き込んでの大乱闘に。英治はやっとの思いで二人を引き離し、緊迫感をはらんだまま、座卓を囲んで男たちの奇妙な話し合いが始まる…。その頃甲府では、お腹の大きくなった蓮子(仲間由紀恵)が、花子(吉高由里子)と共に安東家へ暖かく迎え入れられていた。ところが立ちくらみをした蓮子を見て、吉平(伊原剛志)がある勘違いを…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,伊原剛志,室井滋,黒木華,松本明子,鈴木亮平,吉田鋼太郎,中島歩,町田啓太,中原丈雄

第102回7月26日(土)
リン(松本明子)が安東家に駆け込んで来て、「見るからにあやしい男がいる」と言う。花子(吉高由里子)たちの間に緊張が走るが、それは“蓮子(仲間由紀恵)が産気づいた”という吉平(伊原剛志)からの誤った電報を受け、急ぎやって来た龍一(中島歩)だった。花子や蓮子たち一同は、伝助(吉田鋼太郎)が龍一に預けていったというトランクを囲む。龍一もまだ開けていないトランクの鍵を開けてみると、中に入っていたのは…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,伊原剛志,室井滋,窪田正孝,松本明子,中島歩,飯田基祐
第17週

7/21(月)〜7/26(土)
「腹心の友ふたたび」
蓮子(仲間由紀恵)の“絶縁状”がなぜか新聞に載り、花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)は醍醐(高梨臨)とともに驚くばかり。記事には「友人の家に行くと偽って」とあり、その「友人」である花子はショックを受ける。同じく新聞で事を知った蓮子の兄・晶貴(飯田基祐)と園子(村岡希美)は、部下に蓮子を探し出せと厳命。蓮子と龍一(中島歩)は隠れ家で幸せをかみしめていたが、同志の田中(玉置玲央)らから新聞に載ったいきさつを知らされる。龍一は蓮子に詫びるが、蓮子は愛を貫く覚悟だった。村岡家やカフェーには記者達が押し寄せる騒ぎとなり、取材に応じた宇田川(山田真歩)は痛烈な蓮子批判を展開。一方、福岡の伝助(吉田鋼太郎)はやけ酒に溺れていたが、新聞に反論文を載せると言い出す。タミ(筒井真理子)は賛成するが、黒沢(木村彰吾)は止めようとし… そんな折り、花子は吉太郎(賀来賢人)の機転で蓮子の居場所を知ることになり、英治とともに訪れる。蓮子は当初、花子の前から姿を
消そうとするが、ふたりは再会を果たす。やがて、龍一は何者かに尾行されるようになり、蓮子の身が危ないと察した花子は、山梨へ身を寄せてはどうかと提案する…
第18週「涙はいつか笑顔になる」

第103回7月28日(月)
実家の葉山伯爵家に連れ戻された蓮子(仲間由紀恵)は、園子(村岡希美)によって断髪を余儀なくされる。龍一(中島歩)は毎日葉山家を訪ねるが門前払いを食らい、花子(吉高由里子)や英治(鈴木亮平)とともに蓮子の身を案じる。そこへ醍醐(高梨臨)が来て、蓮子が男の子を出産したと言う。花子は、なんとか蓮子に会う方法はないかと思案するが…。一方、蓮子の兄・晶貴(飯田基祐)が、福岡の伝助(吉田鋼太郎)邸を訪れる。

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,高梨臨,鈴木亮平,吉田鋼太郎,中島歩,飯田基祐,村岡希美

第104回7月29日(火)
花子(吉高由里子)の尽力で、出産後初めて息子との対面を果たした蓮子(仲間由紀恵)。涙ながらに我が子を抱く蓮子だが、園子(村岡希美)によってすぐに乳母の元へ戻されてしまう。その仕打ちに花子は怒り、蓮子に「親子三人で暮らす日を諦めないで」と励まし、葉山家を後にする。花子の報告を聞いた龍一(中島歩)は、妻子と再会できた時のため、英治(鈴木亮平)から父親としてのある手ほどきを受けることに…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,賀来賢人,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,中島歩,町田啓太,村岡希美

第105回7月30日(水)
『王子と乞食』の翻訳を完結させた花子(吉高由里子)をねぎらうため、聡文堂で祝賀会が催される。その席で、醍醐(高梨臨)が退職することと、村岡印刷が平祐(中原丈雄)から英治(鈴木亮平)へ代替わりすることが発表される。郁弥(町田啓太)は『王子と乞食』を単行本化してはどうかと梶原(藤本隆宏)に提案し、皆は夢を膨らませる。また、かよ(黒木華)に思いを寄せる郁弥は、ある“計画”を花子と英治に打ち明け…

《出演者》
吉高由里子,鈴木亮平,黒木華,高梨臨,藤本隆宏,町田啓太,中原丈雄

第106回7月31日(木)
大正12年9月1日。銀座のカフェーで郁弥(町田啓太)から派手なプロポーズを受け、恥ずかしさのあまり店を飛び出してしまったかよ(黒木華)は、気を落ち着かせ店に戻ろうとしていた。大森の村岡家にいた花子(吉高由里子)は、庭で遊んでいた息子の歩とともに空を見上げ、見たこともないような大きな入道雲に驚いていた。そこへ平祐(中原丈雄)が訪れ、一緒にお昼ご飯にしようとした時、大きな地震が花子たちを襲 う…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,鈴木亮平,中島歩,中原丈雄,町田啓太,飯田基祐

第107回8月1日(金)
関東大震災から三日後、行方不明だったかよ(黒木華)を連れて、英治(鈴木亮平)が大森の家に戻って来た。花子(吉高由里子)はかよに駆け寄り抱きしめるが、かよはうつろな様子で放心したまま。家の中で花子と平祐(中原丈雄)は、英治の口から信じがたい事実を告げられる。一方甲府では、徳丸(カンニング竹山)の家に吉平(伊原剛志)やふじ(室井滋)らが駆けつけ、一向に安否の分からない花子たちの身を案じていた…

《出演者》
吉高由里子,黒木華,伊原剛志,室井滋,賀来賢人,窪田正孝,松本明子,鈴木亮平,中原丈雄,カンニング竹山

第108回8月2日(土)
吉平(伊原剛志)、朝市(窪田正孝)、武(矢本悠馬)が甲府から運んできた救援物資で、花子(吉高由里子)たちはほうとうをつくり、近所の人たちを元気づけようとしていた。そこへ醍醐(高梨臨)も現れ、活動に参加する。しかしかよ(黒木華)は、ショックから立ち直れないまま。花子は、親の消息が分からず預かっている子どもたちにお話の語り聞かせをつづけ、それをぼんやり聞いていたかよ(黒木華)に、朝市が声をかける…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,伊原剛志,黒木華,窪田正孝,高梨臨,鈴木亮平,中島歩,中原丈雄,矢本悠馬
第18週

7/28(月)〜8/2(土)
「涙はいつか笑顔になる」
実家の葉山伯爵家に連れ戻された蓮子(仲間由紀恵)は、園子(村岡希美)によって断髪を余儀なくされる。龍一(中島歩)は毎日葉山家を訪れるが門前払いを食らい、花子(吉高由里子)や英治(鈴木亮平)とともに蓮子の身を案じていた。ある日、蓮子が男の子を出産したとの知らせがもたらされ、花子はなんとか葉山家を訪問しようとする。醍醐(高梨臨)の尽力もあり、花子は幽閉された蓮子と再会する。だが蓮子は、出産直後から赤ん坊と引き離されていた。花子が園子にかけあって、蓮子は初めて息子との対面を果たすのだった。一方、蓮子の兄・晶貴(飯田基祐)が、福岡の伝助(吉田鋼太郎)邸を訪れる。嘉納興業の面々がいきり立って晶貴を取り囲む中、蓮子の髪を渡された伝助は… 一年後、大正12年。『王子と乞食』の翻訳完結を祝う席で、郁弥(町田啓太)は『王子と乞食』を単行本化してはどうかと梶原(藤本隆宏)に提案し、花子たちは夢を膨らませる。また、かよ(黒木華)に思いを寄せる郁弥は、あるとっておきの“計画
”を花子と英治に打ち明ける。翌9月1日。大森の村岡家で、花子が平祐(中原丈雄)や歩と昼食を摂ろうとしていたとき、突然大きな揺れがやって来る…
第19週「春のおくりもの」

第109回8月5日(月)
関東大震災から半年。村岡印刷が全焼したため、工事現場で働き始めた英治(鈴木亮平)は、ある日、足場から落ちて捻挫してしまう。慣れないことをするからだといさめる平祐(中原丈雄)に、英治と花子(吉高由里子)は「一日も早くお金を貯めて会社を再建し、郁弥(町田啓太)の遺志を継いで『王子と乞食』の単行本を出版したい」と話す。村岡家に身を寄せているかよ(黒木華)は、二人の決意を聞いて複雑な思いを抱いていた…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,鈴木亮平,藤本隆宏,中島歩,山田真歩,中原丈雄,角替和枝

第110回8月6日(火)
屋台にやってきた蓮子(仲間由紀恵)はかよ(黒木華)を相手に、姑・浪子(角替和枝)のことで愚痴をこぼす。かよは蓮子に頼まれ、宮本家を訪れることになる。かよから料理のコツを教えてもらう蓮子だが、うっかり浪子に見つかってしまう。一方、かよと同じく郁弥(町田啓太)の死から立ち直れない平祐(中原丈雄)は、このところ食欲がない。花子(吉高由里子)は心配するが、英治は『王子と乞食』出版への下準備を進める…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,鈴木亮平,吉田鋼太郎,中原丈雄,角替和枝

第111回8月7日(水)
伝助(吉田鋼太郎)は花子(吉高由里子)に、蓮子(仲間由紀恵)は最近どうしているかと問いかける。その夜、家族とけんかして家を出て来た醍醐(高梨臨)が村岡家を訪れ、しばらく居候することに。醍醐はそこから連日蓮子(仲間由紀恵)の元を訪れ、取材を頼みこむ。一方、伝助の言葉に背中を押され、『王子と乞食』出版の決意をあらたにする花子と英治(鈴木亮平)に、醍醐は「クッキーを焼きましょう」と不思議な提案をする…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,吉田鋼太郎,中原丈雄,角替和枝,大西礼芳

第112回8月8日(木)
村岡家の前でばったり出くわした蓮子(仲間由紀恵)と伝助(吉田鋼太郎)。あえて通り過ぎようとする伝助に、意外にも蓮子が声をかける。蓮子が伝助を連れて来たのは、かよ(黒木華)の屋台。かよは、あれだけ世間を騒がせて離婚した二人が、なぜ一緒にここへ来たのかと緊張する。離れた席に座り、かつてのことを少しずつ語り始めるふたり。その時、蓮子を探しにやって来た龍一(中島歩)が酒をくみ交わす二人を目撃し…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,吉田鋼太郎,中島歩,中原丈雄

第113回8月9日(金)
念願の新しい出版社・『青凜社』を立ち上げ、万感の思いで看板を掲げる花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)。さっそく甲府の朝市(窪田正孝)と武(矢本悠馬)から電話があり、朝市から予約注文を受ける花子。英治が平祐(中原丈雄)から印刷機の手ほどきを受け、ついに『王子と乞食』の単行本が完成。郁弥(町田啓太)の遺影に供えられた本を前に、平祐の目に光るものがあった。花子は、かよ(黒木華)にも本を渡し…

《出演者》
吉高由里子,鈴木亮平,黒木華,窪田正孝,藤本隆宏,町田啓太,中原丈雄,ともさかりえ,トーディ・クラーク

第114回8月10日(土)
2年が経った大正15年。必死で働いたかよ(黒木華)は、小さいながらも自分の店を持った。その開店祝いに、花子(吉高由里子)や蓮子(仲間由紀恵)たちがやってくる。花子の息子・歩(横山歩)はもうすぐ5歳で、花子はそのやんちゃぶりに手を焼いていた。蓮子と龍一(中島歩)の間には二人目の子ども・富士子が生まれ、幸せいっぱいの村岡家と宮本家。にぎやかな祝いの席で、醍醐(高梨臨)からとあることが発表され…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,中島歩,中原丈雄,角替和枝
第19週

8/4(月)〜8/9(土)
「春の贈りもの」
関東大震災から半年が経った、1924年(大正13年)・春。村岡印刷が全焼したため、工事現場で働き始めた英治(鈴木亮平)だが、足場から落ちて捻挫してしまう。慣れないことをするからだといさめる平祐(中原丈雄)に、英治と花子(吉高由里子)は「一日も早くお金を貯めて会社を再建し、郁弥(町田啓太)の遺志を継いで『王子と乞食』の単行本を出版したい」と話す。しかし、郁弥が亡くなって以来ふさぎこんでいる平祐は乗り気でない。村岡家に身を寄せているかよ(黒木華)も花子や英治とは距離を置き、夜な夜な屋台で働き始める。その屋台に蓮子(仲間由紀恵)がふらりとやって来る。実は蓮子も新たな“試練”に立たされていた。龍一(中島歩)の母・浪子(角替和枝)に家事を教わっているが、その厳しさにまるでついて行けないのだ。愚痴をこぼす蓮子に、かよはこっそり料理を教えることに。一方花子は、小さな翻訳の仕事も引き受けて再建資金を貯めようと励んでいたが、かよが『王子と乞食』出版に賛成でないと気づき、前に進んでいいものか迷
い始める。そんな時、伝助(吉田鋼太郎)が突然村岡家を訪ねて来る。花子に「翻訳して欲しいものがある」と言うのだ…
第20週「海にかかる虹」

第115回8月11日(月)
夏のある日。大森の村岡家へ、甲府から吉平(伊原剛志)とふじ(室井滋)がやって来る。花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)が海水浴に誘ったのだ。歩(横山歩)は早くも水着を着て翌日海に行くのを楽しみにしており、吉平とふじは目を細める。だが翌日、外は大雨。海水浴はまた今度にしようと花子(吉高由里子)に言われ、すっかりへそを曲げた歩は泣き出してしまう。花子は歩を元気づけるため、あることを思いつく…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,伊原剛志,室井滋,黒木華,鈴木亮平,藤本隆宏,中島歩,中原丈雄

第116回8月12日(火)
歩(横山歩)と海水浴に行く約束を果たすため、花子(吉高由里子)は寝る間も惜しんで翻訳の仕事を進める。約束の日曜日の朝、目が覚めた歩は、天気が晴れたことに大喜び。だが英治(鈴木亮平)は花子が寝床にいないことに気づく。花子は書斎の机で寝込んでしまったのだ。翻訳は終わっておらず、花子は歩に謝りながら、海は英治や平佑(中原丈雄)と行ってくれと頼む。ところが歩は花子が行かないなら行かないと言い張り…

《出演者》
吉高由里子,鈴木亮平,賀来賢人,高梨臨,中原丈雄

第117回8月13日(水)
「熱があるかも」と言い出した歩(横山歩)が、ほんとうに高い熱を出していることに驚く花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)。花子は急いで歩を布団に寝かせ、つきっきりで看病を始める。歩はぐったりしながらも花子に「痛いお注射する?」などと問いかけ、花子は元気になったら今度こそ海に行こうね、と言葉をかける。やがて英治に呼ばれた医師と看護師が到着。歩を診察した医師は、花子と英治に所見を伝える…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,鈴木亮平,藤本隆宏,中島歩,中原丈雄,角替和枝

第118回8月14日(木)
悲しみに暮れる花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)。そんな花子の姿を、甲府からかけつけた吉平(伊原剛志)やふじ(室井滋)、朝市(窪田正孝)は痛ましげに見つめ、後ろ髪を引かれながら東京をあとにする。吉太郎(賀来賢人)は思い出の鉱石ラジオを手に人知れず涙し、それを見た醍醐(高梨臨)は優しく言葉をかけるのだった。家に戻った蓮子(仲間由紀恵)は、花子を励まそうと考えたあげく、筆をとる…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,伊原剛志,室井滋,賀来賢人,黒木華,窪田正孝,高梨臨,鈴木亮平,藤本隆宏,中島歩,中原丈雄

第119回8月15日(金)
花子(吉高由里子)の姿が見えなくなり、英治(鈴木亮平)は心当たりのある場所を片っ端から探し始める。宮本家を訪れた英治から事情を聞いた蓮子(仲間由紀恵)は、浪子(角替和枝)の言葉に背中を押され、英治とともに花子を探す。探しあぐねた二人が家に戻って来たところへ、子どもたちに囲まれた花子が戻って来る。花子は、英治より先に目が覚めて散歩に出かけていたと話す。その様子を見ていた平祐(中原丈雄)は…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,鈴木亮平,中原丈雄

第120回8月16日(土)
思いを新たにした花子(吉高由里子)は、以前にも増して翻訳家として意欲的に取り組んでいく。しばらくたったある日、かよ(黒木華)の店で誰かを待っている醍醐(高梨臨)。緊張しきりの醍醐をかよが励ましていると、なんと吉太郎(賀来賢人)がやって来る。はじめはぎこちなかったが、徐々に打ち解けていい感じになるふたり。やがて、進みそうで進まないふたりの様子に、龍一(中島歩)が一計を案じ花子たちに声をかける…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,賀来賢人,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,中島歩,中原丈雄,矢本悠馬
第20週

8/11(月)〜8/16(土)
「海にかかる虹」
8月のある日、村岡家へ、甲府から吉平(伊原剛志)とふじ(室井滋)がやって来る。花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)が、海水浴に誘ったのだ。花子の長男・歩(横山歩)は早くも水着を着て、翌日海へ行くのを楽しみにしており、吉平とふじ、平祐(中原丈雄)は目を細める。ところが翌日、外はあいにくの大雨。がっかりした歩は泣き出してしまう。花子は歩を元気づけるため、ある物語を語り聞かせる。それは「雲が、困った人々のために雨を降らし、姿を消してしまう」というお話だった。雨も大切な恵みであることを知った歩は機嫌を直し、次の日曜日に海へ行くことに。しかし次の日曜日、急きょ梶原(藤本隆宏)に頼まれた翻訳の仕事により、またも花子は海へ行けなくなってしまう。すっかりへそを曲げた歩は、とんでもないいたずらをしでかし、花子を怒らせる。そこへ現れた吉太郎(賀来賢人)は、歩のために鉱石ラジオなるものを作ってやる。すっかり気に入った歩は吉太郎に、ある“ちょっと不思議な話”を打ち明けるのだった。花子と歩は仲直りし、今度こそ海へ行
こうと約束を交わす。だが、しばらく経ったある日、歩が「お熱があるかも」と花子に言ってくる…
第21週「ラジオのおばさん誕生」

第121回8月18日(月)
花子(吉高由里子)は日本中の子どもたちに楽しい物語を届けたい一心で、児童文学の翻訳にまい進し、英治(鈴木亮平)とともに老若男女が楽しめる雑誌『家庭』を完成させる。『家庭』の創刊を祝して、かよ(黒木華)の店に女流大物作家の長谷部汀(藤真利子)や宇田川(山田真歩)、醍醐(高梨臨)や蓮子(仲間由紀恵)が集う。それぞれ活躍をしている女性陣に、英治や梶原(藤本隆宏)は押され気味でたじたじとなる…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,賀来賢人,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,藤本隆宏,中島歩,山田真歩,木村彰吾,藤真利子

第122回8月19日(火)
JOAKの黒沢(木村彰吾)から、子ども向け新番組の語り手としてラジオに出演してほしいと頼まれる花子(吉高由里子)だが、あがり症ということもあり乗り気になれない。その夜、英治(鈴木亮平)はやってみたらいいと背中を押すが、花子は翻訳の仕事が手いっぱいで断るつもりだと言う。翌日、JOAKを訪れた花子と英治は、部長の漆原(岩松了)とアナウンサーの有馬(堀部圭亮)に会い、実際の放送を間近で目撃する…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,鈴木亮平,角替和枝,岩松了,堀部圭亮,木村彰吾,壇蜜

第123回8月20日(水)
有馬(堀部圭亮)にしごかれてすっかり自信をなくした花子(吉高由里子)が帰宅すると、さっそく新型のラジオを買ってきた英治(鈴木亮平)が、近所の子どもたちと盛り上がっている所であった。子どもたちの期待のまなざしに、がっかりさせるわけにはいかないと焦る花子。その頃、宮本家では突如訪ねてきた吉原の娼妓・雪乃(壇蜜)と蓮子(仲間由紀恵)が緊張の面持ちで対じしていた。雪乃が訪ねてきた訳を聞いた蓮子は…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,伊原剛志,室井滋,黒木華,窪田正孝,高梨臨,鈴木亮平,中島歩,角替和枝,岩松了,堀部圭亮,木村彰吾,金井勇太,松本明子,カンニング竹山,壇蜜

第124回8月21日(木)
花子(吉高由里子)がラジオの語り手を始めて一週間たったある日、蓮子(仲間由紀恵)がある女性を連れて村岡家を訪れる。そのしょうすいした女性がもも(土屋太鳳)であることに気づき、驚く花子と英治(鈴木亮平)。北海道で幸せに暮らしているとばかり思われていたももは、すっかりやつれていた。夫を亡くし、北海道での生活に耐え切れずに逃げ出してきたことを聞いた花子は、何も気づいてやれなかったことを悔いる…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,伊原剛志,室井滋,鈴木亮平,岩松了,堀部圭亮,木村彰吾,土屋太鳳

第125回8月22日(金)
もも(土屋太鳳)に会うために吉平(伊原剛志)とふじ(室井滋)が上京し、吉太郎(賀来賢人)とかよ(黒木華)も駆けつけて、久しぶりに一家全員が顔を合わせる。だが、食事の間もももはどこかうつろな様子で、花子(吉高由里子)たちは心配を募らせる。兄姉たちに誘われてかよの店にやって来たももに、花子は「一緒に暮らそう」と持ちかけるが、ももは胸の内にためこんでいた気持ちを次第に花子にぶつけ始める…

《出演者》
吉高由里子,伊原剛志,室井滋,賀来賢人,黒木華,鈴木亮平,金井勇太,土屋太鳳

第126回8月23日(土)

もも(土屋太鳳)を村岡家に迎え入れたいと願う花子(吉高由里子)は、かよ(黒木華)の店へ説得しに行くが、もものかじかんだ心は解けないまま。花子は仕方なくラジオ局へ向かう。かよと暮らそうと思い、村岡家へ荷物を取りにやって来たももに、英治(鈴木亮平)は花子の新しい本を持って行って欲しいと話す。本を取りに書斎へ来た英治は、花子がラジオ局へ必ず持って行くある“お守り”を忘れていることに気付く…

《出演者》
吉高由里子,土屋太鳳,伊原剛志,室井滋,黒木華,鈴木亮平,岩松了,堀部圭亮,木村彰吾
第21週

8/18(月)〜8/23(土)
「ラジオのおばさん誕生」
1932年(昭和7年)。花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)が雑誌『家庭』を創刊したのを祝い、かよ(黒木華)の店に女流大物作家の長谷部汀(藤真利子)や宇田川(山田真歩)、醍醐(高梨臨)や蓮子(仲間由紀恵)が集う。それぞれ活躍をしている女性陣に、英治や梶原(藤本隆宏)はたじたじとなる。ある日、蓮子が「花子に紹介したい人がいる」と村岡家を訪れる。同行したのは元・新聞記者で、今はJOAK東京放送局に勤める黒沢(木村彰吾)。黒沢は、子ども向け新番組を制作するので、語り手として花子に出演して欲しいのだと言う。近所の子ども達は大喜びし英治も「やってみたら」と勧めるが、花子は翻訳で忙しく、しかも実はあがり症ということもあって、とても引き受ける気にならない。ともあれラジオ局を訪れた花子と英治は、部長の漆原(岩松了)と看板アナウンサーの有馬(堀部圭亮)に会う。黒沢と違ってあまり花子を歓迎していない雰囲気の二人だが、花子はそこで、実際のラジオ放送を間近で目撃すること
に…。そんな折り、蓮子が今度は女性を連れて村岡家を訪れる。その憔悴した女性を見た花子は絶句する。北海道にいるはずの、もも(土屋太鳳)だった…
第22週「新しい家族」

第127回8月25日(月)
花子(吉高由里子)が放送を終えて帰宅すると、英治(鈴木亮平)が慌てて迎えに出て、もも(土屋太鳳)が来ていると言う。ももは花子と英治に、村岡家に置いてもらう代わりに家事を引き受けたいと申し出る。花子は喜び、ももは村岡家で暮らし始める。数日後、ももが掃除をしていると、不審な男が庭に現れる。花子と英治が捕まえると、売れない絵描きの旭(金井勇太)だった。旭は、ももに絵のモデルになってほしいと言う…

《出演者》
吉高由里子,鈴木亮平,黒木華,岩松了,堀部圭亮,木村彰吾,金井勇太,土屋太鳳

第128回8月26日(火)
もも(土屋太鳳)をモデルにした絵が完成し、旭(金井勇太)から結婚を申し込まれたももは、申し出を断ってしまう。花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)が見守る中、旭は「ももさんを描いているうちに心境が変わった。これからは芸術家を気取るのではなく地道な仕事につく。生活の苦労はかけない」と約束する。しかしももは、自分はこんな絵を描いてもらうような素敵な人間ではない、北海道でいろいろあったと話す…

《出演者》
吉高由里子,窪田正孝,鈴木亮平,金井勇太,土屋太鳳

第129回8月27日(水)

もも(土屋太鳳)が産んだ女の子は、英治(鈴木亮平)によって「美里」と名づけられ、花子(吉高由里子)たちは新しい家族に目を細める。この頃からラジオ「コドモの時間」は軍事関係のニュースが多くなるが、花子はあくまで子どもたちに親しみやすい内容になるよう心がけていた。そんな折、旭(金井勇太)が体調を崩し、結核にかかってしまう。ももは花子に、旭の看病に専念したいので、しばらく美里の面倒を見て欲しいと頼む…

《出演者》
吉高由里子,鈴木亮平,黒木華,岩松了,木村彰吾,金井勇太,土屋太鳳

第130回8月28日(木)
5年がたった1938年(昭和13年)。もも(土屋太鳳)と旭(金井勇太)の間にもう一人女の子が生まれた。美里(岩崎未来)は、花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)の養女となっていた。美里から「動物のニュースを読んでほしい」と頼まれた花子はラジオ局へ向かうが、記事は日中戦争や軍隊に関するものばかり。花子は漆原(岩松了)に相談するが、「この戦時下において動物の話などどうでもよい」と一蹴されてしまう…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,鈴木亮平,藤本隆宏,角替和枝,岩松了,堀部圭亮,木村彰吾,金井勇太,土屋太鳳

第131回8月29日(金)
愛犬のテルは戦地からきっと帰って来る、と美里(岩崎未来)にうそをついてしまった花子(吉高由里子)。その言葉を信じて毎日今か今かとテルの帰りを待つ娘の姿に、花子は胸を痛める。テルはいま何をしているだろうと美里に聞かれるたびに、想像の翼を広げてテルの活躍ぶりを話していた花子は、英治(鈴木亮平)とともに、何か美里を元気づける方法はないかと考えていた。そんなある日、吉太郎(賀来賢人)が村岡家を訪れる…

《出演者》
吉高由里子,鈴木亮平,賀来賢人,岩松了,堀部圭亮,木村彰吾,金井勇太,土屋太鳳

第132回8月30日(土)
美里(岩崎未来)を元気づけたいあまり、軍用犬のニュースに「テル号」と名前を付け加えて読んでしまった花子(吉高由里子)。放送終了後、黒沢(木村彰吾)から「子ども向けのニュースであっても、放送は事実を曲げてはいけない」と厳しく注意され、漆原(岩松了)からも強い非難を受けた花子は、反省とともにラジオ局をあとにする。帰宅した花子は英治(鈴木亮平)から、美里(岩崎未来)がすごく喜んでいると聞かされ…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,山田真歩,岩松了,堀部圭亮,木村彰吾,金井勇太,土屋太鳳
第22週

8/25(月)〜8/30(土)
「新しい家族」
ラジオで初めて「ごきげんよう、さようなら」と語りかけた日、花子(吉高由里子)が帰宅すると、英治(鈴木亮平)が慌てた様子で迎えに出る。もも(土屋太鳳)が来ていると言うのだ。ももは花子と英治(鈴木亮平)に、村岡家に置いてもらう代わりに家事を引き受けたいと申し出る。花子は心から喜び、ももは村岡家で暮らし始める。数日後、ももが掃除をしていたところ、庭に不審な男が現れる。花子と英治が捕まえてみると、売れない絵描きの益田旭(金井勇太)だった。ももに絵のモデルになってほしいと言うのだ。おっちょこちょいな様子の旭に困惑しきりのももだが、結局、モデルを引き受けることに。そんな折り、朝市(窪田正孝)が久しぶりに村岡家を訪れる。生徒たちが書いた『綴り方』をまとめて本にしたいとの相談だったが、もうひとつ、花子に大切な報告があると言う…
第23週「アンとの出会い」

第133回9月1日(月)
宇田川(山田真歩)から従軍作家として戦地へ行くという報告を聞き、驚く花子(吉高由里子)と蓮子(仲間由紀恵)。触発された醍醐(高梨臨)は自分もいつか従軍記者として戦地へ赴きたいと言い出し、長谷部(藤真利子)に歓迎される。そんな一同の様子に花子は戸惑いを隠せず、蓮子は花子に「この人たちについて行けない」と告げてその場を去る。そんなある日、ブラックバーン(トーディ・クラーク)が村岡家を訪れる…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,賀来賢人,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,山田真歩,藤真利子,トーディ・クラーク,ハンナ・グレース

第134回9月2日(火)
しばらく蓮子(仲間由紀恵)の家には近づくなと吉太郎(賀来賢人)から言われた花子(吉高由里子)は、龍一(中島歩)が和平のための活動をしていると蓮子から聞いたことを思い出し、心配になり電話をかけようとする。夜遅くだからやめた方がいいと英治(鈴木亮平)に止められた花子は、翌日電話をかけ、蓮子たちをお茶に招く。蓮子が富士子(芳根京子)を連れて村岡家へ出かけようとした時、吉太郎はじめ数人の憲兵が現れる…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,賀来賢人,鈴木亮平,中島歩,角替和枝,土屋太鳳

第135回9月3日(水)
取り乱した蓮子(仲間由紀恵)から、龍一(中島歩)の事を密告したのではと一方的に責められ、締め出されてしまった花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)。その後、蓮子は差し入れを持って龍一に面会に行くが会わせてもらえず、浪子(角替和枝)も不安を募らせる。だが軍国少年の純平(大和田健介)は、父への反発を強めてゆくのだった。一方花子は、ラジオで連日戦争や軍隊のニュースばかり読むことに葛藤を強めていた…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,鈴木亮平,角替和枝,堀部圭亮,木村彰吾

第136回9月4日(木)
花子(吉高由里子)は、蓮子(仲間由紀恵)と決別してしまったあとも、ラジオの語り手を続けていた。ちょうど戦地から帰国した宇田川(山田真歩)が、ラジオで帰国報告講演をすることになり、花子は宇田川と再会する。日頃から戦争の話を避けたがる花子を苦々しく思っていた漆原(岩松了)は、戦意高揚を熱く語る宇田川を絶賛するのだった。そんなある日、スコット(ハンナ・グレース)が、一冊の本を持って村岡家を訪れる…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,藤本隆宏,中島歩,山田真歩,角替和枝,岩松了,堀部圭亮,木村彰吾,大和田健介,ハンナ・グレース

第137回9月5日(金)
スコット(ハンナ・グレース)から、『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』の原書を手渡された花子(吉高由里子)。スコットは友情の記念として持っていて欲しい、と花子に語る。傍らで本に興味しんしんの美里(岩崎未来)を見たスコットは、花子の小さい頃みたいだと言い、花子は、子どもの頃スコットの歌を聞いて初めて英語が心に響いてきた、と思い出を語るのだった。やがてスコットが去ったあと、その本を読み始めた花子は…

《出演者》
吉高由里子,鈴木亮平,岩松了,堀部圭亮,木村彰吾,金井勇太,土屋太鳳,ハンナ・グレース

第138回9月6日(土)
1941年(昭和16年)12月8日。ラジオから流れる日米開戦のニュースに花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)はがく然とする。旭(金井勇太)、もも(土屋太鳳)や近所の人が大勢村岡家へつめかけ、ラジオの前で次のニュースを待つ。やがて「緒戦は日本大勝利」とのニュースが流れ、人々は歓喜に沸くが、『コドモの新聞』の放送を心配する花子はラジオ局へと向かう。ラジオ局はいつになく殺気立った雰囲気に包まれていた…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,伊原剛志,室井滋,黒木華,窪田正孝,鈴木亮平,中島歩,角替和枝,岩松了,堀部圭亮,木村彰吾,金井勇太,土屋太鳳,信太昌之
第23週

9/1(月)〜9/6(土)
「アンとの出会い」
宇田川(山田真歩)から従軍作家として戦地へ行くという報告を聞き、驚く花子(吉高由里子)と蓮子(仲間由紀恵)。触発された醍醐(高梨臨)は自分もいつか従軍記者として戦地へ赴きたいと言い出し、長谷部(藤真利子)に歓迎される。そんな一同の様子に花子は戸惑いを隠せず、蓮子は花子に「この人たちについて行けない」と本音を漏らす。そんなある日、ブラックバーン(トーディ・クラーク)が村岡家に花子と英治(鈴木亮平)を訪ね、カナダへ帰国すると告げる。ブラックバーンは日本と欧米の緊張関係を心配しながらも、花子に希望を託して去って行くのだった。一方、宮本家に突然、憲兵姿の吉太郎(賀来賢人)が部下を引き連れて現れる。龍一(中島歩)に聞きたいことがあると言うのだ。やがてこの一件をきっかけに、花子と蓮子との間に大きな亀裂が生じてゆく…。花子は、ラジオで連日戦争や軍隊のニュースばかり読むことに葛藤を深めていた。黒沢(木村彰吾)に悩みを打ち明けるものの、花子が子どもに人気があることを理由に慰留されるのだっ
た。日中戦争が激しさを増してゆくある日、スコット(ハンナ・グレース)がとある一冊の本を手に、村岡家を訪れる…
第24週「生きている証(あかし)」

第139回9月8日(月)
美里(三木理紗子)から、なぜラジオの仕事を辞めたのかと聞かれた花子(吉高由里子)は、敵方の国には大切な友人たちがいるから、戦争のニュースを子どもたちに伝えることはできないと話す。開戦直後は日本軍の連戦連勝が伝えられ、人々は高揚していた。ある日、花子は道ばたで、割ぽう着にたすきをかけた女性たちの集団に出くわす。その中にかよ(黒木華)の姿が。雪乃(壇蜜)に誘われ、婦人会の活動に加わっていたのだ…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,賀来賢人,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,中島歩,金井勇太,土屋太鳳,壇蜜

第140回9月9日(火)
村岡家に石が投げ込まれるという事件が起きた。犯人がまだ年端も行かない子どもだったことに驚きを隠せない花子(吉高由里子)。カフェーでかよ(黒木華)にその件を話すと、かよは意外にも、花子たちにも責任があるのでは、と言う。花子はもも(土屋太鳳)から、旭(金井勇太)が花子の仕事のことで近所の人からなじられた話を聞き、ショックを受ける。その頃、吉太郎(賀来賢人)が村岡家に英治(鈴木亮平)を訪ねて来る…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,賀来賢人,黒木華,高梨臨,鈴木亮平,土屋太鳳

第141回9月10日(水)
シンガポールから帰国し、花子(吉高由里子)を訪れた醍醐(高梨臨)は以前の明るさを失っており、戦争はむごいものだと言ったきり黙りこんでしまう。聡文堂の休業を報告に来た梶原(藤本隆宏)から、醍醐が帰国する船上で米国の魚雷攻撃に遭い、恐ろしい体験をしたという話を聞いた花子は、初めて戦争の悲惨さを身近に感じるのだった。そんなある日、吉平(伊原剛志)が村岡家を訪れる。花子たちに疎開を勧めに来たのだ…

《出演者》
吉高由里子,伊原剛志,室井滋,黒木華,窪田正孝,高梨臨,鈴木亮平,藤本隆宏,金井勇太,土屋太鳳,カンニング竹山

第142回9月11日(木)
二学期が始まり、甲府に疎開してきた美里(三木理紗子)と直子(志村美空)は学校に通い始める。だが美里は新しい環境になじめない様子。吉平(伊原剛志)は孫たちにカタコトの英語を交えて話して花子(吉高由里子)にいさめられるが、吉平は家の中くらい自由にさせろと言って聞かず、ふじ(室井滋)やリン(松本明子)をあきれさせるのだった。花子は美里を心配しながら東京へ戻るが、その晩、原因不明の高熱が花子を襲う…

《出演者》
吉高由里子,鈴木亮平,伊原剛志,室井滋,窪田正孝,金井勇太,土屋太鳳,三木理紗子

第143回9月12日(金)
防空ごうから出てきた花子(吉高由里子)ともも(土屋太鳳)は、帰って来た英治(鈴木亮平)や旭(金井勇太)と互いの無事を喜び合う。いつ死んでもおかしくないということを痛感した花子は、その夜英治に、もし明日までの命だったとしたら何をするかと尋ねる。英治の答えに感じ入り、自分なら何をするだろうと考えた花子は、スコット(ハンナ・グレース)から託された『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』の原書を手にとる…

《出演者》
吉高由里子,鈴木亮平,室井滋,賀来賢人,黒木華,仲間由紀恵,金井勇太,土屋太鳳,三木理紗子,壇蜜

第144回9月13日(土)
陸軍に入って訓練を受けていた純平(大和田健介)が、特別休暇をもらって1年ぶりに宮本家へ帰って来た。息子の帰宅を手放しで喜ぶ蓮子(仲間由紀恵)だが、出征の日が近いことを察し、純平のために夕食の材料を調達しに出かける。一方純平は、村岡家へ向かう。突然訪ねて来た純平に、花子(吉高由里子)は驚き、再会を喜ぶ。話すうちに、花子は純平に、蓮子とはずっと会っていないことを打ち明ける。それを聞いた純平は…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,大和田健介,三木理紗子
第24週

9/8(月)〜9/13(土)
「生きている証(あかし)」
美里(三木理紗子)から、なぜラジオの仕事を辞めたのかと聞かれた花子(吉高由里子)は、敵方の国には大切な友人たちがいるから、戦争のニュースを子どもたちに伝えることはできないと話す。日米開戦直後は日本軍の連戦連勝が伝えられ、人々は勝利を信じて高揚していた。醍醐(高梨臨)は戦地の様子を視察すべく、シンガポールへと出発する。かよ(黒木華)は雪乃(壇蜜)に誘われる形で婦人会に加わり、出征兵士の見送りなど“銃後”の活動にいそしむようになる。和平活動を模索する龍一(中島歩)は、蓮子(仲間由紀恵)にしばしの別れを告げ旅立ってゆく。村岡家では、石が投げ込まれるという事件が起きる。花子はもも(土屋太鳳)からも、花子の仕事のことで近所の人からなじられたと聞き、自分が英語に関わる仕事をしているという理由で「非国民」のように扱われることにショックを受ける。そんな折り、吉太郎(賀来賢人)が英治(鈴木亮平)に、仕事が激減している青凛社に軍関係の仕事をあっせんしようと持ちかけるが… 戦況は悪化し
てゆき、昭和19年。本土空襲の危険がささやかれる中、甲府の吉平(伊原剛志)が村岡家を訪れる。花子たちに疎開を勧めに来たのだ…
第25週「どんな朝でも美しい」

第145回9月15日(月)
昭和20年4月、激しい空襲が大森の町を襲う。花子(吉高由里子)は美里(三木理紗子)を連れて必死に逃げ、翌朝もも(土屋太鳳)と共に村岡家へ戻って来る。焼い弾によって青凛社は全焼しており、花子たちはショックを受けるが、英治(鈴木亮平)や旭(金井勇太)は無事だった。花子は、大切に抱えて逃げた『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』の原書を感慨深く見つめる。そこへ、かよ(黒木華)が呆然とした様子で現れる…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,鈴木亮平,中島歩,金井勇太,土屋太鳳

第146回9月16日(火)
度重なる空襲で東京じゅうが焼け野原となる中、花子(吉高由里子)は必死に翻訳を続けていた。そして昭和20年8月15日。花子は英治(鈴木亮平)、もも(土屋太鳳)、そして村岡家に身を寄せたかよ(黒木華)らと共にラジオで玉音放送を聞き、戦争が終わったことを知る。同じく宮本家では、ラジオを聞いた龍一(中島歩)が黙りこくっている傍らで、蓮子(仲間由紀恵)は「純平(大和田健介)が帰って来る」とつぶやく…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,伊原剛志,室井滋,黒木華,鈴木亮平,中島歩,金井勇太,土屋太鳳

第147回9月17日(水)
蓮子(仲間由紀恵)から純平(大和田健介)が死んだのはあなたのせいだと言われ、花子(吉高由里子)がしょう然としながら帰宅すると、家の前に吉太郎(賀来賢人)が立っていた。終戦後、連絡が取れていなかった吉太郎はみんなの近況を確かめたきり押し黙ってしまう。花子が防空壕にしまっていた菓子を手に戻って来ると、すでに吉太郎の姿はなかった。闇市で偶然に吉太郎を見かけた醍醐(高梨臨)は声をかけお互いの無事を喜ぶが…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,賀来賢人,高梨臨,鈴木亮平,中島歩,藤本隆宏,白石隼也

第148回9月18日(木)
若い編集者・小泉(白石隼也)に、『アンクル・トムズ・ケビン』のほかに『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』の翻訳原稿を手渡した花子(吉高由里子)。だが出版社から、日本では知名度が低いという理由で、『アン〜』の出版は断られてしまう。残念がる花子だが、英治(鈴木亮平)に励まされ、思いを新たにする。そんな折り、JOAKの黒沢(木村彰吾)から電話が入る。久しぶりにラジオに出演して欲しいとの依頼だった…

吉高由里子,高梨臨,伊原剛志,室井滋,賀来賢人,黒木華,窪田正孝,鈴木亮平,藤本隆宏,土屋太鳳,白石隼也

第149回9月19日(金)
突然甲府に帰って来た吉太郎(賀来賢人)も交え、吉平(伊原剛志)、ふじ(室井滋)、花子(吉高由里子)、かよ(黒木華)、もも(土屋太鳳)と久しぶりに家族全員そろっての夕食となる。しかし、どこか浮かない様子の吉太郎を吉平もふじも心配する。みんなが寝静まった後、吉平はこっそり寝床を抜け出し、ひとりいろりのそばに座る吉太郎に声をかける。みな生き延びてくれてよかったと話す父に、吉太郎は少しずつ胸の内を語り出す

《出演者》
吉高由里子,賀来賢人,伊原剛志,室井滋,黒木華,窪田正孝,土屋太鳳,松本明子

第150回9月20日(土)
吉平(伊原剛志)と吉太郎(賀来賢人)がぶどう酒作りから安東家に帰ってくると、ふじ(室井滋)が「ずっと待っている人がいる」と言う。醍醐(高梨臨)だった。醍醐は心配していたと吉太郎に詰め寄り、吉平とふじに「家事は得意ではないが努力するからここに置いて欲しい」と頭を下げるが、吉太郎は…一方、東京へ戻ることになった花子(吉高由里子)は朝市(窪田正孝)に「ラジオに出演するかどうか迷っている」と打ち明ける。

《出演者》
吉高由里子,伊原剛志,室井滋,賀来賢人,黒木華,窪田正孝,高梨臨,仲間由紀恵,鈴木亮平,中島歩,山田真歩,金井勇太,土屋太鳳,松本明子,木村彰吾
第25週

9/15(月)〜9/20(土)
「どんな朝でも美しい」
昭和20年4月、激しい空襲が大森の町を襲う。花子(吉高由里子)は美里(三木理紗子)を連れて必死に逃げ、翌朝村岡家へ戻って来る。焼夷弾によって青凛社は全焼していたが、英治(鈴木亮平)やもも(土屋太鳳)たちは無事だった。抱えて逃げた『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』の原書を感慨深く見つめる花子。そこへ、かよ(黒木華)が呆然とした様子で現れる。店を焼け出されたかよは、村岡家に身を寄せることに。その後も度重なる空襲で東京じゅうが焼け野原となって行く中、花子は必死に『アン〜』の翻訳を続ける。やがて8月15日。花子は英治らとラジオで玉音放送を聞き、戦争が終わったことを知る。同じく宮本家では、黙りこくっている龍一(中島歩)の傍らで、蓮子(仲間由紀恵)が「純平(大和田健介)が帰って来る」と期待に胸を膨らませるのだった… 敗戦後の混乱が始まり、かよとももは食糧を手に入れるべく、すし詰めの列車で甲府へ向かう。闇市を歩いていた醍醐(高梨臨)は、偶然に吉太郎(賀来賢人)
を目撃する。世間の軍人への風当たりが強くなり、吉太郎は苦悩していた。そんな折り、花子は思わぬ知らせを人づてに聞き、蓮子のもとへ駆けつける…
第26週「曲がり角の先に」

第151回9月22日(月)
甲府の安東家。吉平(伊原剛志)の葬儀で、花子(吉高由里子)やふじ(室井滋)たちが吉平がつくったぶどう酒を弔いに飲んでいると、正装した武(矢本悠馬)が酒やごちそうなどを手に持ってやってくる。吉平と憎まれ口をたたき合う仲だった徳丸(カンニング竹山)からの思いがけぬ心遣いに感じ入る一同。吉太郎(賀来賢人)やその妻となった醍醐(高梨臨)らも含めその場は和やかに進むが、花子はふと寂しそうなふじの様子に気付く

《出演者》
吉高由里子,室井滋,賀来賢人,黒木華,窪田正孝,高梨臨,仲間由紀恵,鈴木亮平,中島歩,土屋太鳳,松本明子,矢本悠馬

第152回9月23日(火)
警官に追われて逃げ込んできた戦災孤児の二人をとっさにかくまったかよ(黒木華)と花子(吉高由里子)。幸子(木村心結)と育子(新井美羽)と名乗る姉妹がすっかりお腹をすかせているのを見て、かよはおむすびを食べさせてやる。数日後、村岡家で花子が英治(鈴木亮平)と畑仕事をしているともも(土屋太鳳)が飛び込んで来て、かよが姉妹を引き取るつもりだと言う。花子は闇市のかよの店に駆けつけ、かよに真意を問う…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,鈴木亮平,中島歩,土屋太鳳

第153回9月24日(水)
長年の確執を越えて、再会を果たした花子(吉高由里子)と蓮子(仲間由紀恵)。花子は蓮子に、生前の純平に「母のことを頼みます」と言われていたことを打ち明ける。蓮子は残った家族のためにも早く立ち直らなければと言うが、そのきっかけをつかめないでいた。家に戻り、書斎で考えていた花子は「戦争で子どもを失った母親は大勢いるはず」と思いつき、英治(鈴木亮平)に相談した上で、ある所へ電話をかける…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,鈴木亮平,中島歩,木村彰吾

第154回9月25日(木)
ある日、小鳩書房の小泉(白石隼也)が社長の門倉(茂木健一郎)を連れて村岡家を訪れる。まだ日本に紹介されていない新しい物語を出版したいと言うのだ。花子(吉高由里子)は、美里(金井美樹)に無理ではないかと言われながらも、手元に残しておいた『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』の原稿をもう一度提示する。小泉は『アン〜』をよく覚えていて、今なら可能性があると前向きだが、門倉が思いがけないことを言い出す…

《出演者》
吉高由里子,鈴木亮平,土屋太鳳,金井美樹,白石隼也,茂木健一郎

第155回9月26日(金)
『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』を読んだ門倉(茂木健一郎)は、これほど面白い話をなぜ今まで出版しなかったのかと言うなり、出版に取りかかるため小泉(白石隼也)と共に急いで帰ってゆく。英治(鈴木亮平)と美里(金井美樹)から祝福された花子(吉高由里子)は、出版に向けて推こうに取りかかり、残るは本の題名を決めるだけとなる。ある日、門倉と小泉と共に長時間話し合った結果、題名は『窓辺に倚る少女』に決まるが…

《出演者》
吉高由里子,鈴木亮平,山田真歩,金井美樹,白石隼也,茂木健一郎

第156回9月27日(土)
終戦後、筆を折ったままだった宇田川(山田真歩)から『赤毛のアン』を読んで、また書けそうな気がすると、初めてお礼を言われた花子(吉高由里子)は、宇田川が立ち直ってくれたことを心から喜ぶ。英治(鈴木亮平)、かよ(黒木華)、醍醐(高梨臨)、蓮子(仲間由紀恵)ら花子の家族や友人たちは、めいめいの場所で大切な人と『赤毛のアン』を読み、自分と重なる部分に共感していた。やがて、出版を祝う会が催されることになり…

《出演者》
吉高由里子,仲間由紀恵,室井滋,賀来賢人,黒木華,窪田正孝,高梨臨,鈴木亮平,藤本隆宏,中島歩,山田真歩,金井勇太,土屋太鳳,松本明子,カンニング竹山
最終週

9/22(月)〜9/27(土)
「曲り角の先に」
甲府の安東家。吉平(伊原剛志)の葬儀で、花子(吉高由里子)やふじ(室井滋)たちが吉平がつくった葡萄酒を弔いに飲んでいると、正装した武(矢本悠馬)が酒やごちそうなどを手に持ってやってくる。吉平と憎まれ口を叩き合う仲だった徳丸(カンニング竹山)からの思いがけぬ心遣いに感じ入る一同。吉太郎(賀来賢人)やその妻となった醍醐(高梨臨)らも含めその場は和やかに進むが、夫を失って寂しそうなふじに、花子はそっと寄り添うのだった…。東京へ戻った花子は翻訳した「アン・オブ・グリン・ゲイブルズ」を世に送り出すべく、出版社を回って歩く。だが、作者のモンゴメリが日本では無名だったこともあり、どこからも色よい返事をもらえずにいた。そんな折り、闇市のかよ(黒木華)の店に、警官に追われている二人の戦災孤児が逃げ込んで来て、花子とかよを驚かせる。とっさにかくまったかよは、姉妹だという二人におにぎりを食べさせてやり、しばらく面倒を見ることになる…。一方、龍一(中島歩)が突然、久しぶりに村岡家を訪ねて来て、花子と英治
(鈴木亮平)に蓮子(仲間由紀恵)の最近の様子を打ち明ける。それを聞いた花子は…
スピンオフスペシャル
「朝市の嫁さん」

ヒロイン・花子をひたすらに思い続ける幼なじみ・朝市(窪田正孝)の純情一途な姿が共感を呼びました。
そして、「朝市にも幸せになって欲しい」という多くの人の思いから、この物語が誕生しました。
朝市が選んだのは、どんな女性だったのか。
本編では描かれなかった、朝市と嫁さんの物語を描きます。
昭和8年、40歳になった朝市が花子に結婚が決まったことを報告するために甲府から上京しました。(第22週・8/26放送)
実はこの時、朝市の結婚相手・ちづ江(石橋杏奈)も、朝市が思いを寄せた花子とはどんな女性かを知るために、東京に来ていたのです。
朝市との結婚に不安を抱きながら上京したちづ江(石橋杏奈)が、英治(鈴木亮平)・吉太郎(賀来賢人)・かよ(黒木華)・醍醐(高梨臨)・宇田川(山田真歩)など、おなじみの顔ぶれと出会い、 彼らの口から花子と朝市の歴史を聞き、最後に花子と対面することで、朝市への思いを新たにする姿を描きます。
さらに、本編では描かれなかった吉太郎と醍醐の関係や、宇田川と別れた夫とのエピソードも描きます。

【原案】村岡恵理
「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」
【脚本】古林実夏
【本編脚本】中園ミホ
【音楽】梶浦由記
【主題歌】「にじいろ」絢香
【語り】美輪明宏
【出演】
吉高由里子(村岡花子)、鈴木亮平(村岡英治)、窪田正孝(木場朝市)、石橋杏奈(堀部ちづ江)、賀来賢人(安東吉太郎)、黒木華(安東かよ)、高梨臨(醍醐亜矢子)、山田真歩(宇田川満代)、武井壮(宇田川の別れた夫)、松本明子(木場リン)、室井滋(安東ふじ) ほか

[BSプレミアム]2014年10月18日(土)19:30〜20:59放送

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