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好きな監督で洋画◆海外映画観るコミュの●近代フレンチ…ベッソン/オゾン/カラックス他 …【現役監督系】

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【近代フレンチ】…

●リュック・ベッソン●ジャン・ジャック・ベネックス●レオス・カラックス●ギャスパー・ノエ
●ジャン・ジャック・アノー●フランソワ・オゾン●パトリス・ルコント●マチュー・カソヴィッツ 他
(*ジャン・ピエール・ジュネは別トピックにあります)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=53748191&comm_id=5065712
(*往年フランスもの/ヌーヴェルヴァーグ等は別トピックにあります)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=53744011&comm_id=5065712

■【各リンク等は近日設置予定です】
掲げた監督達は「何本も名作・話題作アリ」という点を優先し掲載した【一例】です。
これら以外の【トピック分類に沿った監督】に関しても〜どんどんお書きくださいませ。

Mixi減少の実情を踏まえ、監督別コミュで書き難い人もココではお気軽にどうぞ。
(節度や冷静さ・客観性等は希望します。荒れた場合は当方で判断。)
基本ネタバレ無しで。あらすじ程度はOKです。別途ネタバレ・コーナー近日予定

コメント(26)

●『薔薇の名前』 ジャン・ジャック・アノー監督作 ★★★★★

フェリーニのスタッフを多く起用した〜徹底した閉鎖的中世辺境教会の世界観が見事!
【ゴシック・キモコワ謎解き魁作】として、ちょっと今や再現不可能な作品かも知れません。

ショーン・ケネリーの「老け役」はここで確立されたような気がしますし、薀蓄キャラも魅力。
マニアの多い「怪奇顔」ロン・バールマンは本作で注目され〜「ロスト・チルドレン」「ヘル・ボーイ」までの長いキャリアへと繋がりました。

ジャン・ジャック・アノー監督はフランス出身ながら当初からグローバル志向で、
2000年代に入っても戦争映画の力作『スターリングラード』(ジュード・ロウ/エド・ハリス)を放っています。
「クリムゾン・リバー」のマチュー・カソヴィッツ
「二十歳の死」のアルノー・デプレシャン
「ポネット」のジャック・ドワイヨン
「かげろう」のアンドレ・テシネ
「秘密の子供」のフィリップ・ガレル
「小さな泥棒」のクロード・ミレール

       ・・・・・・・なんかがここに入ってきますね。。
あとスイス、オーストリア、ベルギーの監督作品のプロデューサーがフランス人で、最終的にはフランス映画って線もあるよね。ハネケ、ジェラール・コルビオ、ダルデンヌ兄弟、アラン・タネール、ストロープ=ユイレ、ダニエル・シュミット、フレディ、ムーラー。
ここらへんは、どうなるのかな?
レオス・カラックス監督。最新作の「TOKYO メルド」にはガッカリしました。「ボーイ・ミーツ・ガール」、「汚れた血」、「ポンヌフの恋人」の頃のような作品を再び作って欲しいと期待しています。
ボクも「憎しみ」を観ただけですが、マシュー・カソビッツ監督は入れて欲しかったです。
それでは失礼致します。
「憎しみ」のマシュー・カソビッツに関しては私も挙げるべきか悩むところですが、
なんとなく…その後が、微妙な気がします。

むしろ、「アメリ」出てオドレイ・トトゥが夢中になる変人役をはじめとする役者業あるし…
あくまで私の中ではですが…ベン・スティーラー的スタンスというか、彼挙げたらスティーラーも挙げなきゃおかしい気がするんです…
●「ディーバ」  ジャン・ジャック・ベネックス監督作

近年のフランスの一種の感覚は、この作品から始まった気がします。
ある意味、それ以前の「脱フレンチ」を目指した感が…画面も話もスタイリッシュ!

一部の<80s音楽>には目を瞑ろうと思います…他があまりに完璧なので。
サスペンスとして、ラブストーリーとして、センスとシニカルさも見事♪
「パルプ・フィクション」より遥か以前の作品ですから。
ドミニク・ピノンはコレで完全ブレイク、その後「アメリ」等ジュネ監督作常連ですし、
フレンチおやじ定番リシャール・ボーランジェにとっては代表作かも。

ジャン・ジャック・ベネックス監督は極めて寡作で今どうなってるのか知りませんが、
彼が居てこの作品はじめ諸作で道切り開いてなかったら…リュック・ベッソンやレオス・カラックス正直どうなってたか判りません。
何故かというと〜本作の後もベネックス監督は続いてナターシャ・キンスキー「溝の中の月」、そしてあのフランス刹那(別名・女子映画マニア殺し)「ベティー・ブルー」と放った監督ですから。
ジャン・ジャック・ベネックスは気になる監督ですね。

中でも「IP5」が凄く好きですね。何だか不思議な雰囲気の映画です。

ジャン・ジャック・ベネックス監督作は、画面が「ベネックス・ブルー」と言われてたのが印象的でした。
どの作品も絵心的こだわりが相当ありそうな人。別の言い方をすると、オシャレかも。
ちょっと調べたら、「青い夢の女」以来もう9年も新作無いようです…どうしちゃったのかな。

オシャレという意味では〜フランソワ・オゾン辺りも女性映画ファンに受けてそうかも。
【ジャン・ジャック・ベネックス監督作】  「ベティ・ブルー」 

私のベネックス監督Myお気に入り作は既に挙げた「ディーバ」ですが、
日本で人気作といったら…圧倒的にこの「ベティ・ブルー」でしょう!

どこかで読みましたが、「日本の女優さんの多くがこの役をやりたく」思ってるそうです。
女性の人気がとても高い〜破滅型恋愛の代表映画でしょう。(家族団欒では絶対観れません)
そしてこれは好きと苦手が分かれる作品。ですが圧倒的作品である事は間違いないでしょう。

「ディーバ」はある意味<非フランス映画伝統>も感じさせる傑作でしたが、
「ベティ・ブルー」は<フランス映画伝統的刹那恋愛>を…<もっと突き抜けさせた>作品かも。
多分、18禁、ですよねコレ。
壮絶な恋愛。愛とセックスと夢と破綻の旅。純粋過ぎる狂気に歯止めを掛けられない二人。
美しい撮影と<ベネックス・ブルー>と称されたフィルターで、オブラートに包まれた狂気。

私なんかから観たら…
いつまでもペンキ塗って抱き合って海辺で暮らすだけで〜それはそれで充分幸せじゃないかなぁ…
と、思うのですが。男って中には色々月日重ね…そんな変な達観しちゃうヤツも居るんですよ(謎
ジャン・ジャック・べネックスの「ベティー・ブルー」いい作品ですね。家を燃やす所までやる演出が好きでした。ジム・ジャームッシュの「ナイト・オン・ザ・プラネット」で、ベアトリス・ダルが盲目なのもこの作品へのオマージュみたいですね。
それでは失礼致します。
ギャスパー・ノエは中篇「カルネ」の頃から注目していたが「アレックス」を見た途端ギャー!!!と言ってしまった。これは「カルネ」「カノン」の続篇でありつつ、更にそれを上回る暴力と気持ち悪さの極致。消火器で殴り殺すシーン、男娼窟の描写、レイプシーンの酷さ、更に時を遡ってアレックスの幸せなときの描写が続くだけに更に悲惨さが増す。タイトルバックまで裏返しに、しかも冒頭から配されるこれは、まさにノエの悪趣味ここに極まれりの映画だった。
冒頭と棹尾に記されているように、まさに「時はすべてを破壊する」のだった。
かなり昔の記憶になりますが、「ベティ・ブルー」は公開時に
特に年齢制限はなかったと思います。
その代わりと言ってはなんですが、そういうのに引っ掛る部分の大半、
時間にして1時間近くのシーンがカットされていたそうです。

後に完全版としてカットした部分を戻したのがビデオ化されたのですが、
こちらは映画館で公開してたかどうかは記憶にありません。
私は結局、両方共見たんですが、かなりの時間をカットしただけあって
話の受け取り方さえも異なってしまう位の違いがあったように思います。

ギャスパー・ノエ作品は初見が「アレックス」で、それ以外は観てない..
っていうか観れないです。
色々と凝った演出やリアリティの追求等は感じられたんですが、
それ以前に見てはいけないものを見ている様な罪悪感が自分の中では勝ってしまいました。
(問題のシーンのことだけじゃなく、映像効果や撮影手法等もひっくるめて)

一応、最後まで観ましたが、私はこの監督の作品はもう耐えれないかなと...
「アレックス」以外を観てみたら考えが変わるのかなぁ。。
「ディーバ」は熱狂したなあ。

しかし、現在のフレンチは絶望的だなあ。

結局、ゴダールしか興味ないくらいになってしまった。
フランスにはデプレシャンとアサイヤスがいますよ!
まぁ昔に比べるとだいぶ落ちた感はありますけど。

まずいのはイタリアだと思います。
かつての栄光と比べると。。。

フランソワ・オゾンの「8人の女たち」を見て、衝撃を受けました!
その後、スイミングプール、ぼくを葬る、2人の5つの別れ路、まぼろし、ホームドラマ、と貪るように、オゾンを見続けました。
大好きな監督です。
「8人の女たち」はメチャ豪華キャストでしたね♪
「スイミングプール」と共に〜
フランソワ・オゾンってフェミニンなイメージの映画監督という印象が強く、
日本でも女性にも人気ある感じがよくわかりました〜。
コミュニティの皆様、

こんにちは、

フランス女性監督特集のご案内です。

3月8日の「国際女性の日」にちなみ、フランス女性監督特集を行います。近年、フランス映画界において、若い世代の女性監督の存在は大きくなっています。日仏女性監督を迎え、彼女たちの映画の持つ新しい可能性についてお話し頂きます。


「長い間、映画という職業に就く者の大多数が男性で占められていることへの罪悪感からか、「女性の映画」というものをなんとかして探そうとし、現実味のない儀式をうんざりと行うように女流監督たちの出現が望まれてきた。そしてアニエス・ヴァルダのみが孤独に「女性映画」の素晴らしき見本となってきた。しかし15 年ほど前から、フランス映画ははっきりと「女性化」してきた。処女作、二作目、三作目とコンスタントに撮り続けている女流監督の名前を挙げてみると、フランスの作家の映画の活力を感じられるのと同時に、社会の確実な変化がそこに反映されているのが分かる。思い浮かぶままに彼女たちの名前を挙げてみよう。クレール・ドゥニ、パスカル・フェラン、ロランス・フェレイラ=バルボザ、パトリシア・マズュイ、ノエミ・ルヴォフスキー、マリナ・ドゥ・ヴァン、エマニュエル・ベルコ、ソフィー・フィリエール、マイウェン、ミア・ハンセン=ラヴ、イジルド・ル・ベスコ、ヴァレリア・ブリュニ=テデスキ、ヴァレリー・ドンゼッリ、ジュリー・デルピー、ソフィー・ルトゥルネル、レベッカ・ズロトヴスキ…。ここ何年かの間に出現した女流監督の名前を挙げようと思えばきりがないほどだ。世代は異なりながらも、彼女たちは、ヨーロッパで、いや世界で比類のない映画を形成しつつあるだろう。彼女たちはいまや権力を掌握したのだ。イデオロギー的にも、文化的にも、性的にも。そして「女性の映画」なんていう表現による哀れっぽい正当性など脱ぎ捨てたのだ!

ミア・ハンセン=ラヴはその中でも類いまれな才能を持つ映画作家のひとりだ。2000年頭に国立演劇学校に通い、「カイエ・デュ・シネマ」で批評を書き、オリヴィエ・アサイヤスの2本の作品に出演したハンセン=ラヴは、短編処女作によって直ちに、監督としの才能を開花し、注目を集めるようになる。これまでにすでに発表している3作品の長編は、父親のテーマによって結びついているだろう。そして、今回日本初上映となる最新作の『グッバイ・マイ・ファーストラヴ』は、若い女性が大人の道へと進んでいく道程を描く、眩いほどに美しい作品である。」
ドミニク・パイーニ



上映予定作品:
『グッバイ・マイ・ファーストラヴ』(監督:ミア・ハンセン=ラブ 2011年)
『あの夏の子供たち』(監督:ミア・ハンセン=ラブ 2010年)
『すべてが許される』(監督:ミア・ハンセン=ラブ 2007年)
『スカイラブ』(監督:ジュリー・デルピー 2011年)
『フィーリング』(監督:ノエミ・ルヴォヴスキ 2003年)
『チャーリー』(監督:イジルド・ル・ベスコ 2007年)他
など…


特別ゲスト:ミア・ハンセン=ラブ(映画監督)、ダヴィッド・ティオン(プロデューサー)、井口奈己(映画監督)、大野敦子(プロデューサー)
企画協力・ゲスト:ドミニク・パイーニ(映画批評家、元シネマテーク・フランセーズ館長

詳細は日仏ホームページまでご確認ください。
http://www.institut.jp/ja/evenements/11541

「フランス女性監督週間」カレンダー付チラシ。
http://www.institut.jp/sites/default/files/FEMMES_WEB.pdf

こんにちは。マムです。

書き込みが少なくて寂しいですね。

試写評を書きました。長文なので、日記をご一読頂けると嬉しいです♪

『マリー・アントワネットに別れを告げて』は、女優陣の美貌と演技に垂涎!ロケ地のホンモノ感と映像のクォリティに圧倒〜。さすが仏映画ですぅ(^.^)

http://mixi.jp/home.pl?from=global#!/diary/29763423/1873865250
こんにちは。

試写評を書きました。

涙が止まらない!仏映画『より良き人生』は、仏にも貧困ビジネスに人生を砕かれながらも、夢を捨てない青年と家族を描いた感動作!

早くも来年のベストワン?!絶対お薦めでぇす♪長文なので日記をご一読頂けると嬉しいです(^.^)

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1885149464&owner_id=29763423
こんにちは。

試写評を書きました。

仏映画『君と歩く世界』は、マリオン・コティヤールの魅力ばかりか、濃密な男女の捲るめくラブ・ノワール!

単なるハンディキャップものには終わらない傑作!見逃さないでぇ(^.^) - マム の日記

長文なので、日記をご一読頂けると嬉しいです♪

http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=29763423&id=1886076272
こんにちはわーい(嬉しい顔)

フランソワ・オゾン監督は、『危険なプロット』主役に抜擢した美少年にゾッコンなんですね!ハート達(複数ハート)(笑)
こんにちは。試写室情報ですカチンコ


『美女と野獣』は、原作の18世紀から21世紀へと、格調高い仏映画のDNAが受け継がれています!指でOKフランス

コクトー版とは、また異なるオリジナリティぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)まさかの邦画へのリスペクトも!わーい(嬉しい顔)


主演2人は、適役だし、意匠と衣装が素晴らしく美しい。ぶっちゃけディズニーアニメファン向きではありません(笑)あせあせ

長文なので、宜しければ日記をご一読頂けると嬉しいです顔(笑)

http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=29763423&id=1934411984 
こんにちは。試写室情報です。
『サンバ』★★★★半 
大ヒットした仏映画『最強のふたり』が、未だ記憶に新しい映画ファンは多いだろう。ハリウッドでも、近々リメイクされる予定だ。余談になるが、主演は富豪役にコリン・ファース、黒人青年にTVドラマで人気のケヴィン・ハートが出演するとのことで、こちらも楽しみである。

本作は、『最強〜』の監督エリック・トレダノ&オリビエ・ナカシュと、主演のオマール・シーが再タッグを組み、その上、仏のトップ女優シャルロット・ゲンズブールが共演するというのだから、期待せずにはおれない!ダンス映画かしらん⁇程度の気持ちで試写に臨んだ。

観て驚いた!これはある意味『最強〜』の持つ善良さ、ユーモア、エモーショナルなエネルギーといった要素を保ちながら、作品としてのクオリティは『最強〜』を超える勢いの傑作に仕上がっている。

冒頭のワンカット長回しに注目されたい。一瞬で「世界」が捉えられている。「世界」の意味は、ご覧になれば分かると思う。オマール・シー扮する移民の青年サンバが、世界の中でどう位置しているか…。一目で観客に提示する優れたカットである。

監督は、『最強〜』を撮る前から、不法移民をテーマにした作品を作ろうと脚本を書き始めていたという。そして、面白いことに『 最強〜』を撮った後で、「燃え尽き症候群」状態になってしまった経験から、移民の青年と燃え尽き症候群の女性が出会ったら、どんな化学反応が生まれるか?社会的な成功に左右されず、2人が新たな幸せを見つけようとするハッピーな着想が出来上がった、と語っている。

料理人を目指し、アフリカから渡ってきたサンバは、ビザの更新手続き忘れ、国外退去を命じられてしまう。拘束中のサンバに手を差し伸べたのは、元キャリアウーマンで、現在は休職中のアリスだった。

移民協力ボランティアのアリスとサンバは、面接時から話が噛み合わない。ブチ切れるアリス、笑顔とユーモアを絶やさないサンバ。サンバの周囲に集まってくる陽気なブラジル移民や破天荒な学生など、今まで出会うことのなかった人々の魅力に惹かれ、アリスはサンバのために骨身を削ることになる。

深刻な問題を抱える2人を主役に据えながら、本作で繰り広げられる逸話は、どれもユーモアとペーソスに溢れ、観客を楽しませてくれる。『最強〜』と同じく、センスの良いライトコメディだ。

特に、日雇い仲間のブラジル系移民ウィルソン(タハール・ラヒム)とサンバが、高層ビルの窓拭きをしながら、ウィルソンが腰をくねらせるラテン系のセクシーダンスに、女性社員たちが仕事を忘れて夢中になるシーンは爆笑ものだ。

仏映画ファンなら、タハール・ラヒムの顔を覚えているだろう。名匠ジャック・オディアール監督の傑作『預言者』に主演し、数々の演技賞を受賞した、仏映画の注目俳優である。
ラヒムといい、オマール・シーといい、人懐こさいっぱいの”キラースマイル”を振りまかれたら、アリスのように、「何とかして助けたい」気持ちになるのは自然だろう。本作には、魔力とも呼ぶべき強い共感力があるらしい。いつの間にか、観客もスクリーンの中に”生きて”いるのだ。

接点のなかった人間同士が出会い、心の距離を近づけていき、互いを認め合いながら、関係性も状況をも好転していく展開は、『最強〜』と同じである。この監督コンビは、観客の心を掴むのが上手い。

それにしても、シャルロット・ゲンズブールexclamation ×2 デビュー前の幼児の頃から、父・セルジュ・ゲンズブールのPVなどで観てきたため、よくぞ名女優になってくれた!と個人的には母親のような気持ちだ(笑)

情緒不安定で自信なげでいながら、途端にブチ切れる緩急の妙、サンバや移民たちのコミュニティと関わることで解放され、共にダンスを踊るシーンの屈託のない笑顔。アリスという人物を、仏が抱える闇、矛盾、儚さまでを体現した演技は、見事というほかない。

ノーメイクで無造作なボサボサ髪、何気ない着回し服などなど、女優特有の自意識を捨てたナチュラルな存在感は、ハリウッド女優には観られない得がたさだ。

オマール・シーも、『最強〜』でブレイク後、ハリウッドからのオファーが絶えないとの理由がよく分かる。ジャン=ピエール・ジュネ監督の『ミックマック』などに脇役で出演していた頃から光っていた魅力的な笑顔は健在だ。本作でも観客を虜にするだろう。

エンドロールまで楽しく酔える映画である。『最強〜』で仏映画ファンになった人も、未見の人にも、是非お薦めしたい一作だ。本作は、12月26日(金)より、TOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほかにて、全国順次公開されます。年末年始に楽しめる映画として最適でしょう!
最近のフランス映画と言ったら…

とにかく『トールマン』。

英語で、ジェシカ・ビール主演だけど〜
とにかく『トールマン』。

サスペンス映画ではあるけど…

どんでん返し繰り返し辿り着くテーマがもう…

死ぬほど社会派。エスプリ地獄ぴかぴか(新しい)

近日ちゃんと書く予定です手(パー)
 
▼コミュ再稼動記念お試し企画

【いきなりですが…このトピックのMyベスト10】


※このトピックは【1980年以降フランス監督作ベスト20】とします。
実質フランス人なロマン・ポランスキーもココに入れました。
アメリカ基盤のミシェル・ゴンドリーは別トピック扱いとしました。

1980年以前も含めた【フランス映画ベスト80】はMy日記にあります。


●ロスト・チルドレン(ジャン=ピエール・ジュネ'95)
●アメリ(ジャン=ピエール・ジュネ'01)
■薔薇の名前(ジャン=ジャック・アノー'86)
◆ロング・エンゲージメント(ジャン=ピエール・ジュネ'04)
◆ヴィドック(ピトフ'01)
■終電車(フランソワ・トリフォー'80)
◆陽だまりの庭で(フィリップ・ド・ブロカ'95)
◆ディーバ(ジャン=ジャック・ベネックス'81)
★潜水服は蝶の夢を見る(ジュリアン・シュナーベル'07)
★アーティスト(ミシェル・アザナヴィシウス'11)


▲デリカテッセン(ジャン=ピエール・ジュネ'91)
▲スターリングラード (ジャン=ジャック・アノー'01)
▼トールマン(パスカル・ロジェ'12)
▼エイリアン4(ジャン=ピエール・ジュネ'97)
▼ナインスゲート(ロマン・ポランスキー'99)
▼ゴーストライター(ロマン・ポランスキー'11)
ベティ・ブルー(ジャン=ジャック・ベネックス'83)
エコール(ルシール・アザリロヴィック'05)
シェーラザード(フィリップ・ド・ブロカ'90)
フィフス・エレメント(リュック・ベッソン'97)

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