｢未婚の母｣ノススメコミュのこんなカタチも「未婚母」、そんな立場も「婚外子」

とある人に、とある話の流れで「未婚母」であることを明かしたら、

面白いエピソードを聞きました。

その人の友人、Aさんのエピソードなのですが、

Aさんは現在22歳。

21歳の時まで、婚外子として、父親に会うことも殆どなく育ったそうです。
(少しは会っていたらしい)

Aさんの母は、20代前半でAさんを出産。

子父とは遠距離恋愛だったそうです。

父母は互いに、どうしても住んでいる土地を離れられない理由があった為、
結婚(入籍)はしないでいいよね、という話になり、
母がAさんを引き取ったということです。

父も母も、あまり結婚・非婚などというスタイルには
特にこだわりの無い人だったそうです。

父が養育費等をどうしていたのかまでは聞いておりませんし、
父である人がどうして、時々しか我が子(Aさん)に会わなかったのかはわかりませんが、
その後も「実は」という感じで、母は父と続いており、
Aさんが20歳になるまで、ほんの数回、子父と対面したことはありましたが、
ある程度大きくなるまで「あの人が父だったのか！」とは理解していなかったそうです。

ですが、「お付き合い」というより、父母は数年に1回会うだけだったようですが、
それでもとても仲良しだったということです。

その後、Aさんが20歳を過ぎて、環境や状況が変わり、
父が住んでいた土地を離れることができるようになり、
父が母とAさんのもとへ。

そういう状況(どっちかが土地を離れられる)になることは、
その時まで、父も母も全く予測していなかったそうです。

よって、
Aさんが21歳の時に、父も初婚、母も初婚、という状況で、結婚(入籍)。

今までこだわっていなかった「入籍」をしたのは
「子ども(Aさん)が大きくなったから」という理由だそうで、

父母は20年間の時間を取り戻すかのように、今はラブラブで、
一緒に住んでいるAさんは「お邪魔かしら？」という状態なんだそうです。

Aさんと父の関係も上手くいっており、
実の父でもあり、かといって離れていた時間も長かったことから
「なんだか頼れる新しい友達のような存在」なんだそう。

「実の父、実の母が結婚して、私がいるけど、
結婚のタイミングが他とちょっと違うだけで、ずっと未婚母子家庭、婚外子として生きてきた。
父母は結局結ばれたし、特にその状況が不幸だと感じたことはなかったから、
結婚のタイミングなんて、ほんとうにどうでもいいこと」

とAさんは思っているそうです。

当コミュの承認作業をしていると、未婚出産に至る経緯を書いてくれる方が多く、
また、未婚出産・未婚母子家庭に対する考え方も人それぞれで幅が広く
本当に、未婚母と一括りにできないもんだな～と常々思っておりましたが
(私の自己紹介にもそう書かせて頂いておりますが)

こういったスタイルや経緯でも「未婚母」であり「婚外子」なのだな、と
わかりやすい例だと思い、トピUPさせて頂きました。

ほかにも「こんなスタイル・状況・経緯で、未婚母/婚外子」という
ちょっと変わったエピソード(ご自分でも、友人知人でも)がありましたら、
ぜひ、参考になるよう、こちらのトピに収集したいと思っておりますので、
心当たりのある方は、どうぞよろしくお願いいたします。

また、Aさんの戸籍がどうなっているのか知りたいところです。
確か、子どもが成人(18歳？)する前と後では、
親の戸籍に入るかどうか、区別されていたと思うのですが、
この場合、普通に両親の子として、全員同じ戸籍に入るのでしょうか？
ご存知の方がいたら教えてください。