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マイナーエリアのフランスワインコミュのマーケティング案、求めます!

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最近、ボルドー・ブルゴーニュ以外のエリアのワインがほとんど話題にならない&売れていないように思います(2005年狂想曲終了後はブルゴーニュですら怪しいような)。

色々と理由はあると思うのですが・・・この仮説が正しい場合、この負のスパイラルから脱却するには日本ではどんなマーケティングが有効なのでしょう?

インポーターの方、酒販業の方、飲食店の方だけでなく一般消費者の方を含め、色々な立場からアイデアを出していただけるとこの少数コミュニティの存在意義もあるかなーと思ったりしまして。

Just Idea、大いに結構です。
ご意見お寄せください。


※この仮説(不安?)が大いに誤っている場合もあるでしょうし、特定の県ではめちゃくちゃ盛り上がっているようなケースもありえるでしょうから、その場合はご指摘ください。

※管理が難しい場合にはトピを削除します。

コメント(80)

★(発言者の)皆様

#27において

>「売れない、話題にもならない状態の原因を明らかする」所から改めて進めたいのですが、いかがでしょう?

と発言させていただきましたが、それに対して、明確に同意なり反対をいただいていないまま、議論を進めることに不安を感じています。

・このコミュニティ・トピックは誰でも参加・発言ができるオープンなコミュニケーションであり、書かれた情報は読んだ人と共有される
・コミュニティ及びトピックにおけるコミュニケーションはn対nを前提
・もちろんROMの方もいらっしゃる
・発言の内容・タイミング共に自由(マナーとしてはできるだけ早い反応を)
・一方、特定の発言に対するコメントは引用を用いるのが普通

といったルールともマナーとも言えないようなコンテキストをご承知いただいていると思いますが、その点、ご配慮願いたいと思います。

なお、誰しも事情によりRESが遅い場合もあると思いますので、その点については寛大なコミュニティ・トピックでありたいと思います。

★しんかい0.5mさん
なにやら誤解されているご様子ですね。
一度、整理してから改めてご参加いただけませんか。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


★yonemakoさん
事例の共有、ありがとうございます。
こういった事例の分析もこのトピックでやれれば良いのですけれどね。

★たくさん
インポーターの方の発言をお待ちしておりました(^^)。

>何かアイデアが盗めないかと

盗むもなにもこういうオープンな場ですから、本当に使えるネタがあれば、どんどん使ってください。

>マーケティング案を考えようという気はありますが、あまりにも小さい会社なので、マーケティングを考えるよりも先に、レストランにサンプルを持って地道に回る毎日です。

個人的に非常に切実で大きな問題なのではないかと感じている点です。
セールスオペレーション>マーケティングという実態、そしてマーケティングには金がかかる、という事実と誤解が多くのインポーター・小売店からマーケティング立案を遠ざけていると感じています。本来、マーケティングに関する知識はそこら辺の本を読めば何とか身に付くのではないかと思うので、それほど高い費用をかけなければならない状況は歪だと思います。

もし、このコミュニティにしても、インポーターやお店が活用する気があるのであれば、どんどん活用してください。

>インポーターらしく、レストランにサンプルを持って営業行くと

これ、大変な作業ですよね。
予めのVisit先を絞り込むためのマーケティング情報が整理されていれば、無駄が減るように思うのですが、いかがでしょう?

>イルレギのアルチェア
>トラパディス
何度かいただいたことがあります。面白いですよね。

宣伝用トピとか作ると良いのかな。
正直、メルマガ出しても響く相手に出さないとスルーされてしまいますよね。その点では、このコミュに参加してくれている人の多くは興味のある方ばかりでしょうから、新製品の紹介とかしてくれると、コンバージョン率が上がる可能性もありますよね。

トライする価値・・・どうでしょうね?

★しんかい0.5mさん
上記に書いた内容をご確認いただければと思います。

>アイデアだけ持っていっておしまい
ひどい言われようで(笑)。

>等価交換
これに拘るなら、mixiのコミュニティの在り方とは合わないように思います。また、価値は受け手が決めることです。
宣伝に関してMixi上当コミュではなく、外部掲示板やHPをレンタルして誘導したほうがいいです。
mixi では、広告や宣伝、勧誘、求人、スカウトを目的とした投稿・書き込みを 利用規約 で禁止しています。
http://mixi.jp/rules.pl
第14条 (15)  (ア) 参照

おいしいワインの紹介もダイレクトに販売サイトにリンク飛ばすと宣伝となりかねないので、たとえばコミュ外部掲示板にいったん飛ばして経由するという方法ならば回避できると思います。
たぶんこれはどのSNSでも同じような規約があると思われます。(ビジネス系SNSはむしろ宣伝用なので除外)


結構な手間がかかることを考えれば・・・
このあたりがファンなのか商売なのかの分水嶺となりそうです。
★Ellieさん
mixiの規定の共有ありがとうございました。
なるほど、そういえば宣伝はNGでしたね。

とはいえ、ワイン会などのイベントの告知はそれが法人/個人、いずれの主催であったとしても、必ずしも宣伝とは言えないのではないか」という気もいたします。解釈次第というか。

特定の商品や会社・お店のコミュも立ち上がっている状態が続いていますし、必ずしもそれが宣伝とは言えない側面を持っているということなのでしょう。

>おいしいワインの紹介もダイレクトに販売サイトにリンク飛ばすと宣伝となりかねないので

書き込まれた方にどういう背景・意図があって、その情報をコミュニティなどの場で紹介するのか、を全てが見えるわけではないですから、難しいですね。

できるだけ安全サイドでオペレーションしたいと思いますが、書き込まれる方もその際に自主規制をかけるでしょうし、その結果として書き込まれたものは妥当な背景があってのこと、と考えたいです。
業として理解していた範囲の話なのでそうですかという感想ですが、消費者のためのマーケティングに最終的になれば価格も安くなるので歓迎します。
マーケティングに関して勉強は簡単に出来ますが、商品と情報を同時に投げる仕組みを安くするにはそれなりの手間が掛ると思います。最近の店の状況は変わりが早くて、情報のシェアの仕組みならmixiで限定コミュにすれば出来るでしょうから、そちらでどうぞ。お店が増えるなら歓迎します。


商材として認識されていないのは、消費者側から見て
・直に手に入らない
・店舗情報がない
・割高で飲む価値が見出せない。
・対応できる料理がないし、値ごろな飲食の機会がない。
・店側も情報を取るだけの時間も無く、低価格化した外食で利用がしにくい。
・潜在的な需要は都市部でなく、地方にあるのに地道に訴求する術がない。または考えていない。
 していない。そう思われている(私は実際そう思っている)。
・メルマガを見ても、絵ばっかりで疲れるだけで購買意欲が涌かないので、客に合わせた情報配信をしてほしい。twitterなら口コミ作りにいいかもしれません。

*ワイン会を催されるなら、行ってみたいですね。ワイン会の告知は他のコミュで平気で行われているのでここでやっても問題はないと思われます。趣味の情報ですから。
こんにちは。

面白いトピなのでずっとみていました。
話の内容がちょっと私には複雑かな。。。と思っていたのでROMってましたが、気になったことがあるので書き込みました。

>「売れない、話題にもならない状態の原因を明らかする」所から改めて進めたいのですが、いかがでしょう?

賛成です。
そこでまず気になっていたことは
「売れている、話題になっている」
というのはどういう状況をさしているのでしょう?
私の理解度不足か、話題が広すぎて掴みきれない感があります。

独断的にフラットな視点でみて感じるのは、日本国内においてこの不景気でボルドー、ブルゴーニュの新年度産のワインですら売れ残っている現状から考えると、ワイン全体の売れ行きが下がっているのであって、実際は今までのボルドー・ブルゴーニュ対マイナーエリアのワインの販売されている比率はさほど変わっていないのではと思っています。

なのでマイナーエリアのワインは「さらに売れ行きが低くなっている→だから話題にも上らない」という傾向に陥っているのではないでしょうか。

その上でマイナーエリアのワインを販売比率を上げるとなると
・既存のワインを飲む人の目をもっとマイナーエリアに向ける。
・ビールや焼酎などのシェアを奪う(普段ワインを飲まない人の目をマイナーエリアのワインに向ける)。
などが思いつきます。

ここで素人考えなのですが、
・一つの生産区画でいいので日本出荷向け製品はハーフボトルを中心にビン詰め
・ハーフボトルの販売価格を下げる
・全てスクリューキャップにする
・生産地またはワイン名を統一、明記
というのはいかがでしょう?

マイナーエリアのワインのパッケージングを変えて販売、販促活動を行うことで独自のイメージを作るのです。

カッツさんも言われていましたが、フルボトルというのは日本の市場に合わないと前々から思っていました。
これをハーフボトルを主眼において販売することで元々のワインファンも普段あまり飲まれない方も手に取り易いものとなるでしょう。

次にハーフボトルの価格を下げるですが、
ハーフボトルはフルボトルに比較し割高で購入意欲が下がってしまいます。
ワインを手にする際のハードルを下げねばなりません。

コルクを使わない。
やはりソムリエナイフを使わなければいけないということは普段飲まない人にとっては非常にハードルが高いものとなります。

生産地またはワイン名を分かり易く統一。
ワイン名は複雑であることから面倒という声をききます。
日本酒の場合は知らない名前でも漢字で書いてあるせいか、実際のお酒の味はさておきイメージが湧くようです。


現実的に無茶と思われるでしょうが、
既製品を売り方を変えることで販売することは大切である一方、
製品そのものを市場ニーズに合わせて投入することも重要だと思います。
こういった働きかけって現状だと難しいものなのでしょうか?
製品パッケージングを市場にあわせた上でのイメージ戦略は製品販売の必須事項だと思っていますのですが、いかがでしょうか?

ワインは高価で、種類が多く選びづらい、試してみる機会がクローズされている、グラスで飲んだワインをもう一度飲みたいがわからない、などのイメージを払拭できれば良いのではと常々思っています。

長々と思ったことを素人アイディアのみで書いてしまい、見当違いの場合は申し訳ありませんでしたが、
何かの参考になれば幸いです。
★S-A@FEDBEさん
コメントありがとうございます。

>そう単純にいかないからこのようなトピックが立っている

本当にそうなのかどうかよくわかりません(笑)。
トピックの冒頭でも書きましたが、そもそも「マイナーエリアのフランスワインが売れていない」というのもあくまでも仮説なり私の主観に過ぎなかったのですが、それがこうして何人かの方に投稿いただいているところを見ると、このコミュニティの参加者においてある程度の共通認識なのかな、と多少ホッとしてきたところです。

ご指摘の内容は私も納得するところがあります。私も外で飲んだワインを「あれ何だったっけ?」ということはよくありますし(物忘れが激しい世代だからかもしれません)。

ワインという商材において「名前を覚えてもらう」ことは確かに凄く重要なことですよね。ちょっと話は発展しますが、ネットで検索するにしても「ミュジニー」を「ミジュニー」と書かれてしまっては検索に引っかかりもしませんしね。
こういう用語・用法や誤字・脱字の問題はネット社会においてはセールス/マーケ上、凄く重要なポイントではないかと感じたことがあります。

あと、「あれ何だったっけ?」を防ぎ、かつリピートに繋げるために、レストランやワインバーなどではお客さんが飲んだワインの名前やエチケットの画像などをお客に渡すサービスがあっても良いかもしれませんね。「ご興味あればワインのデータをお送りしますのでメールアドレスをお教えいただけますか」という形にも繋がるかもしれませんし。

いずれにしても、ワインや生産者の名前が覚えてもらえない、というのは原因であり、現象そのものでもあると言って良いような気がします。
★Hjさん
コメントありがとうございます。

ご存知の通り、ワインの輸入量は減少傾向が続いています。これはかなり目に触れやすい場所ではっきりと数字で表現される機会が多いですよね。

ただ、全体的には「マイナーエリアのフランスワイン」のビジネス状況を正確に俯瞰するための数値データは無いと言ってよい状態なのかな〜と思っているんです・・・このトピックを立ち上げる前にそういう白書めいたものとかどこかのリサーチ屋さんがデータを持っていたりしないのかな、と少し調べましたが、私のアンテナでは全然捉えられなかったです。

ということで、

>マイナーエリアのワインは「さらに売れ行きが低くなっている→だから話題にも上らない」という傾向に陥っているのではないでしょうか。

おっしゃっているコメントについては私もそのように感じています。こういうコミュニティをやっている人間としては、ただただ寂しい、と。

>・既存のワインを飲む人の目をもっとマイナーエリアに向ける。
>・ビールや焼酎などのシェアを奪う(普段ワインを飲まない人の目をマイナーエリアのワインに向ける)。

これらはワイン市場の中でのシェアを拡大させるというよりは、収縮したワイン市場全体を拡大させるための手段のように思えますが、私の思い違いでしょうか。

>製品そのものを市場ニーズに合わせて投入することも重要

おっしゃるとおりです。プロダクト・マーケティングですね。
ハーフボトルは家庭内消費を考えると需要がありそうですし、コルク→スクリュー化についても促したいところです。

これらの意見をインポーターやSOPEXAなどの団体を通じて生産者に伝えることはできるでしょうが、実際に製品に反映させるには、これらが日本の客の代表的な意見であることを証明しうる数を示したり、ビジネス・インパクトなどを効果的にまとめる力(見える化?)が必要ですね。

引き続き、「原因」についてのご意見を求めます。
早速のコメントありがとうございます。


>>・既存のワインを飲む人の目をもっとマイナーエリアに向ける。
>>・ビールや焼酎などのシェアを奪う(普段ワインを飲まない人の目をマイナーエリアのワインに向ける)。

>これらはワイン市場の中でのシェアを拡大させるというよりは、収縮したワイン市場全体を拡大させるための手段のように思えますが、私の思い違いでしょうか。


読み返すとそうなってますね(笑)
マイナーエリアのワインのイメージをワインのジャンルとして完全にボルドーやブルゴーニュと大別して立ち上げる方向で書いていたのですが、
結果的にワイン市場全体の拡大という方向へ向かってしまいました。

個人的な願望の表れというやつですかね。


間が空いてしまいました。

★Hjさん
>結果的にワイン市場全体の拡大という方向へ

これはワイン好きの人が普通に感じることなのでしょうね。
私は「私の趣味はワインです」とおおっぴらには言えない性格なので、そういう市場が形成されれば、もう少しオープンになれるんじゃないかと(^^;)。

★S-A@FEDBEさん
>ラベルを持ち帰る
私はワインの写真をデジカメでも撮りますが、エチケット現物の方がよりそのワイン(というかボトル)に情が沸いてきます。ですので、レストランでそういうサービスを何も言わずにしてくれたりすると凄く嬉しいですね。
●もっと原因を考察する

↑少し間が空いてしまいました。

先週、ちょっとした縁がありまして、SOPEXAとかインポーターさんの試飲会に紛れ込むことが出来ました。

そこで感じたことは「本当にワインの健全な市場育成やワインの未来や在り方を考えているのか?」とか、「自社の強みを正しく理解しているのか?、あるいは表現できているのか?」ということです。

今週、また行く機会がありそうなので、それを踏まえて、追ってこれまでの議論から原因をまとめてみたいと思います。
これまでに挙がったご意見から「マイナーエリアのフランスワインが売れない、話題にすらならない」原因を私なりの解釈で列挙しなおしてみます。
元々の発言から表現は変わっている部分もありますし、MECEかどうかというと自分でも「?」ですので、その点は悪しからずご了承ください。

●総論
・過剰供給+需要減少
・情報過多ゆえ、「本物のワイン」に辿り着き辛い
・ワインという商材が本来持つ難しさ〜熟成、変質、劣化、エチケットなど外観上のダメージにより価値(価格)が変動?

●生産側の原因?
・キラーワインが存在しない(これまで出てきたキラーワインらしいものは実はキラーワインでは無い?)
・ブランド力不足
・フランスワインは総じて高級、難解だというイメージ(?)
・ストーリー不足、郷土性・「土地」を訴求する力不足
・AOCにあぐらをかいている(ブランドが確立していると勘違いしている?)
・地域によっては生産者間の繋がりが弱いため、地域としての訴求が弱くなりがち
・ボトルが大きい(飲み切れない)
・割高感がある
・コルクの存在(開けるのが手間)

●流通側/飲食店の原因?
・エンスー/プロからの注目が低い
・プロモーション出来ていない
・女性客に対するアピール不足?
・中長期視点で商品を育てる/売る力の不足(継続力不足・徹底不足)
・リピート軽視
・業者自体の商材に対する思い入れ不足
・適価なものにリーチしにくい/買いにくい(経験機会の地域格差)
・適切な情報の不足
・雑誌のタイアップ広告モノは期待に対する満足度が低くなりがち
・小売店を説得する/売る気にさせるだけのストーリーを準備していない
・特定の評論家に対する依存度が高過ぎる
・棚割りなどの戦術不足
・消費者がワインそのものに目を向ける工夫ができていない
・流通に関する統計情報がほとんど非公開
・小規模インポーターは特定のバイヤーや担当者に対する依存度が高く、離合集散の多い組織は組織力の低下に即繋がっている
・マーケティング手法をそもそも勘違いしている?(マスマーケティング的な手法は適合しない?)
・小規模インポーターでは本来のコストパフォーマンスを無くすようなスケールの取り扱いしかできない
・積極的に地域・銘柄・生産者名を覚えてもらう努力が不足
・料理・食材との組み合わせ提案機会がまだ少ないのでは?
・常に売ることで手一杯(?)で、マーケティングにまで手が回らない
・潜在的な需要は都市部でなく、地方にあるのに地道に訴求する術がない。または考えていない/していない
・ワインに関する用語/用法が正しく無い場合が少なくない

●流通の中でも特に小売店の問題
・知識不足、偏見
・対面販売(インタラクティヴ性)を軽視し過ぎ?(インポーターからの売り文句をそのまま一方的に流すだけではブランド力の高いものに太刀打ちできない)

●消費者側の原因?
・あくまでもプライオリティはボルドー/ブルゴーニュであり、マイナーエリアにまで手が回らない
・ワインの価値に「ブランド」を求めてしまいがち
最近、改めて感じたことですが・・・

当たり前ながら、ワインは飲んで楽しむものなので、その価値の大部分を主観に占められる部分がある一方、正しいテイスティング能力を持った人はプロの中にもそれほど多くないのではないかということです。

判り易い例では、今ではブショネとはどういう状態のことを指すのか、字面では共有されていますが、実際にそれを「あー、これがブショネ!」と共有される機会はそれほど多くありませんよね。

それゆえ、経験の浅い販売員さんなどにクレームを出しても、全く話が通じない経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ブショネに限らず、味わいに問題があった場合、消費者とそれを共感し、その味わいが醸造・流通・サービスなど何に起因するものなのか、ある程度は論理的に説明できる人/店/会社でないとマーケティングも何もないような気がしたりするのですが・・・いかがでしょう?

そういうテイスティングについて学習するワインスクールの授業もあるそうですし、正にそういった観点からワインのセールス・マーケをコンサルティングしている人もいるようで、なるほど、と思った次第です。
インターネットの高機能化と普及によって、マーケティング・リサーチは以前と比べるとより身近になってきているということは知られているのだろうか、という疑問が沸いて来ました。

その辺について、ご意見ございましたらお聞かせください。
インターネットアンケートや経路分析等も隣の席でやっている人間が居るのでわかりますが、高度化すれば高度化するほど、階層構造が意味を成さなくなり、一部のルートしか使わなくなり、インターネット本来の役割をなさないようになっている傾向があります。

インターネットが幾ら高機能化しても、おそらく人を疲れさせるだけなので、そのルートを避けるか、インターネットそのものから離れるのではないかと思います。

マイナーエリアのワインで最大公約数化が正しい方向なのか、疑問に思います。
★しんかい0.5mさん
>高度化すれば高度化するほど、階層構造が意味を成さなくなり、一部のルートしか使わなくなり

80%のネットユーザーが検索エンジンから特定の情報にリーチしているのが現状ですからそのとおりとも言えると思います(が、そういう意図と捉えてよろしいでしょうか?)。

>インターネットが幾ら高機能化しても、おそらく人を疲れさせるだけなので、そのルートを避けるか、インターネットそのものから離れるのではないかと思います

最終的にはそうなるのでは、と私も想像しています。
しかし、現時点では国内のワインビジネスのほとんどが高機能化したネットの入り口にしか立っていない→まだ疲弊するところまでは行ってない、と想像するのですがどうでしょう?

>マイナーエリアのワインで最大公約数化が正しい方向なのか

インターネットを利用することがイコール最大公約数化、という風にお考えですか?
ワインビジネスに合った利用方法やアナログとの融合方法を考えれば、まだ未開拓な分野が多いと思いますが、ネットはあくまでも補助的にその高度な機能を使うことで効果的な方法になります。

組み合わせ次第ですが、日本のマーケティングはせせこましくて、正直もっと文化面との融合があれば、それを感じさせないものになると思います。正直ワイナリーに行っていない人は入り口にも入っていないし、ワイナリーに行く人はネットそのものではなくもっとアナログ面を重視しますし、どういう言語で話をするのかによるかもしれません。

チャンネルを何処まで細かくしても、ネットとしての効率面を考えたときに、販売をそこでするなら価格面であるいみ最大公約数化の方向に向かわざるを得ないのではないかと思います。かなり個人の要望にあわせて在庫の管理が可能ならば、そうでないでしょうが、実現は可能なのでしょうか
>正直ワイナリーに行っていない人は入り口にも入っていないし、ワイナリーに行く人はネットそのものではなくもっとアナログ面を重視します

重箱の隅をつつくようなコメントをするつもりはないのですが、たとえば「美味しいシャンパーニュの楽しい飲み方」などを売り方のアプローチとして考える時に、「ワイナリーに行かない人が入り口にも入っていない」という話にはなりそうもないのですが、どう思われますか?

シャンパーニュの大手メゾンを見学しに行ったからといって、入り口に入ったとはとてもいえない・・・ことを踏まえて書いてるつもりです。
あくまでもフランスのマイナーエリアという切り口なので、全く想定してません。
一方でビールやウイスキーで経験がありますが、やはり国内大手でも工場で飲む酒は美味しいというのが偽らざる本音ですが、それはお客さんに「飲むという行為自体の意味や意義」を理解してもらうやり方として何か間違いがあるのでしょうか?

では、「美味しい飲み方」を教えて続けて実践してもらえる方は何割でしょうか?
それは飲み方教えたことではなく「教えた○○さん」、「一緒に飲んだ○○さん」であったり、「料理」、「雰囲気」だったりしないのでしょうか?果たして、動機付けになっているのでしょうか?

恐らく日本のマーケットで維持するには何らかの強い動機が必要で、それは特定の場所、何かを結びつける何かはレストランでもいいですが、そこそこの頻度で長く利用されるにはワイナリーやその地域の食文化が主軸だと思います。そうでなければ効率よく物流を動かす意味がないからです。

先日アルザスに行きましたが、小さいワイナリーやマイナーエリアほど訪れないと魅力がわからないと実感しています。行った人が広めてもいいですが、ともかく楽しみ方のひとつとして紹介しても後が続くのかどうか、ワインが切れたら忘れられる存在程度のマーケティングなのか、そうすればまた大きな物量の影に埋もれるだけの存在になりはしないかと危惧します。

食の大国フランス、偉大なる田舎フランスのイメージがとても大事な要素として思えてなりません。
現地に行くことの重要性は、自分も良く分かっているつもりだし、熱心に飲んでる人はやがてそこに辿り着くことが多いのも本当だと思います。

だけど、そこだけを強調し過ぎると、逆に可能性を狭めてしまうリスクもない訳じゃないような。毎年フランスに行ける人は限られるし、日本にいる間は、現地で味わえる土地の料理とワインの組み合わせ以外にも目を向けないと広がらない。焼き鳥に合う赤ワイン、みたいなところからのスタートでも、美味しいマイナスワインの普及活動はできるように思いますよ。
日本流のアレンジ、現地の状況双方大事ですし、どちらも強調しなければいけない点だと思います。ある意味現地にいけない人に想像させる様な飲み方を提案するのは必要です。
余り現地にいけない人に合わせすぎるのも問題ではないかと思います。
★しんかい0.5mさん
議論の本筋からは外れますが、コメントしていただくときにはどのコメントに対するRESなのか引用を明らかにしていただけないでしょうか。当事者間で誤解が生まれないように、ということでご配慮ください。

>正直ワイナリーに行っていない人は入り口にも入っていないし、ワイナリーに行く人はネットそのものではなくもっとアナログ面を重視します

前後を拝見しましたが、このコメントの真意というか本質が理解できずにいます。これは母数がどれくらいでその何割の方が入り口にも入っておらず、ワイナリーに行く人はアナログを重視する、ということでしょうか?
定性分析の重要性は認識しるつもりですが、断定的におっしゃっているので、その根拠となるものを(可能であれば)共有していただけると議論が円滑に進むと考えます。

>あくまでもフランスのマイナーエリアという切り口なので、全く想定してません。

何を想定していないのでしょうか?

>ある意味現地にいけない人に想像させる様な飲み方を提案するのは必要です。

agreeです。

★SARAVAHさん
>地方にまつわるウンチクがあったからではないでしょうか。

しんかい0.5mさんもおっしゃっているストーリー/動機付けと同じ意味だと思います(ごもっともだと思います)。

>テロワールって何も地形や土壌構成だけの話ではないですからね。

そうなんですよね。
生産者がプロモーションのために日本に来て、こっちの料理と自分のワインを合わせて色々考えるというのも、日本で表現可能な彼の地のテロワール、というものを彼らなりに掘り下げようとしているんだと(良いように)捉えています。もちろんそんなことを微塵も考えない生産者/考える必要も無く売れる生産者/考えさせないインポーターもいるでしょうが(^^;)。
★yonemakoさん
>焼き鳥に合う赤ワイン、みたいなところからのスタートでも、

私もそう思っていますし、むしろ重視していますね。家では日常のご飯に合わせて内外問わずワインを飲んでいますし、全然、合うと思っていますので(そりゃないだろーと言われるような合わせ方もしているかもしれません)。実際、こういうストーリーがあって、市場規模はshrinkしつつもワイン全体としては日本にも定着したといえるのではないかと。

ですが、今まで「焼き鳥には赤ワインでなければならない」という必然性を感じたことが無いのも確かです。美味しければなんでもいいじゃないか、ちょっとオシャレでいいじゃないか、というだけならば、収入/飲酒人口共に減っている今後を考えると見通しが良くないように思いますし。そうなると飲む必然性の無いお酒はどんどん飲まれなくなっていくのかも知れないし、リピートさせる必然性が必要になってくるのかも知れません。

その辺がしんかい0.5mさんがおっしゃっているストーリーとか動機付けの部分に繋がる部分なのかなーと感じています。

例えば「ラングドックのシラー中心のお酒に合う焼き鳥を徹底的に研究・開発するために、インポーターが共同でワインを積極的に売っている焼き鳥屋さんと組んで季節ごとに継続的にプロモーションし、その結果を協賛全社・全店でシェアして必然性を訴求する」みたいな感じって・・・どうなのでしょうね?
ワイン雑誌に出ているマリアージュ特集を見ても、ワイナートなんかは論理的に書いてくれていますが、そこで止まってしまう(書き手を読み手がそれを共有するところまで至らない)。

必ずしも、現地・生産者を訪れずとも、ユーザーに体験させること(User Experience)は重視するべきだと思います。

ところで、原因に対するソリューション案もそろそろ整理し始めるほうが良いでしょうか?>皆様
お答えしていない分だけお返しします。次の提案をお進めください。

>あくまでもフランスのマイナーエリアという切り口なので、全く想定してません。
何を想定していないのでしょうか?

大手の物量、プロモーション戦略とは異なるため、大手の事例は根本的に考えていないということです。
大手のやり方に便乗する方法はとても効率的だと思います。

>定性分析の重要性
そこまでやっていませんが、ある程度のオピニオンリーダーの存在が市場を左右すると考えていますので、そのオピニオンリーダーの影響に関する分析ならネットで出来るかもしれません。
ワインは飲み屋だけのものでないので、知名度を狙うならしっかり練った上でお菓子との組み合わせでプロモーションした方が面白いかもしれませんよ。
まずい、1か月サボってる・・・

ワインに関するマーケティングのこと、いろいろと調べたり考えたりしているのですが、なかなかうまくまとまりません。

とはいえ、このトピックの立ち上げ当初「走りながら考える」ことを個人的な目標としていたので、再度頑張っていきます。

★SARAVAHさん

>「チリのカルベネっておいしいよね」

タイミング良く(?)昨日、二子玉川の高島屋で南米のワインが並んでいるのを見て、ついしげしげと見入ってしまい、色々と思いを巡らせました。

>「ブルゴーニュ以外はワインじゃない!!」

実際、私の周りにいるワインマニアというと、ブルゴーニュ/ボルドー好きとか古酒好きといった切り口の方々の方が圧倒的過半数のように感じています。

そういった方々からすれば私のような雑食タイプはかなり珍奇なワイン好きに見えるのでしょうし、どのワインにしても「これしか飲まない」という拘りを持つことが有意義 or 無意味いずれであるかを論ずることはワインに拘りを持つ人にとっては100年戦争になりかねない議論のようにも思えます(^^;)。

ともあれ、ブル/ボルドー/シャンパーニュ以外のワインを訴求すべきカスタマーセグメントを明確にする必要がありそうですね。
あー、もう6カ月ぶりですよ。
この間、ずーっとマーケティングのことばかり考えていたんですけれど、決定打と言えるようなものなんて簡単には見つからないものなんですよね。
ただ、ヒントが見えそうな気配は感じているので、上手く行けば夏くらいには皆様にレビューいただけるように頑張ってまとめます。
浅い話ですが・・・

そもそもマーケティングの定義が「売れる仕組みづくり」という点から考えると、一時的・短期的なキャンペーンはマーケティングとは言えないような気がしています。

露出させるメディアのことだけを考えるわけではないですが、新規客の獲得(=商品に対する信頼獲得)と継続的な顧客との関係維持のために必要な施策と考えるとやはり効果的なメディアミックスを試行するのが良いと思うのですが、いかがでしょう?
マイナーエリアではありませんが・・・

シュワリスタ・ラウンジがUstreamで番組配信!

http://www.shwalista.jp/

内容や効果の程度はさておき、ワインマーケとしては画期的な第1歩と言えるのかもしれません。
http://www.eatpia.com

このサイトの戦略・戦術はマイナーエリアのフランスワインとしても見習う所があるように感じる今日この頃です。
> おしゃれ洗濯先生さん
確かにかなり洗練されたサイトですが…
>http://www.eatpia.com

1)まず入り口を狭めて、ターゲットユーザーをぐっと絞り込んでいる
2)PushとPullを上手く使い分けている
3)英文による説明があることで、外人客を取り込み易い

といった点が良いと思っていますがどうでしょう?

絞り込みという点に着目してワインの事例を考えると、楽天の「すむら酒店」や「Alcoholic Armadillo」「MARUYAMAYA」といったお店が挙げられるように思います。あの辺のお店は自店の個性を強く押し出すことでネットという広大な客層の中から自店の見込み客の絞り込みに成功しているのではないかと思います。

このトピックのテーマである「マイナーエリアのフランスワイン」のマーケティング案に準えると、

1)例えば「マイナーエリアのフランスワイン」という1つのサイトがあって、そこで口コミが発生し易いと目されるワインを各インポーターから毎月2〜3種類厳選して紹介する。
2)Pull型だけでなく、お薦め商品が更新された時にメールで会員にPush型で情報提供することで関心を維持する
3)サイト内の回遊状況や実際の購入に繋がるかどうかを常にトラッキングできるようにしておけば、「口コミ」の広がる傾向なども分析できるでしょうから、そういう情報をインポーターに提供すれば、インポーターもバイイングや販売チャネルなどをさらに吟味できる・・・

とか・・・

ささっと軽く考えた案ですが、どうでしょう?
このトピックも久しく更新されていませんね・・・すみません。
最近、ワインのマーケティング関連で考えたことをちょっとまとめてみました。
ご一読いただければ幸いです。コメントはポジティブでもネガティブでも大歓迎です。

http://osharesentaku.blogspot.com/2010/07/blog-post_27.html
最近、気に入っている言葉が「ニッチをかき集める」。

これ、うまく使えば効果が出そうな気がしていますが、どうでしょう?
ちょっと話はズレるのですが、個人的には最近の日本製ワインブームの在り方に疑問を持っています。

ボルドーやブルゴーニュ、カリフォルニアのカルトワインがいつか通ってきた道をそのまま通っているだけ・・・マスコミ主導で日本のワインのポジショニングを、さもボルドーやブルゴーニュにとって代わる存在であるかのように盛り上げるのは如何なものかと・・・。

これでは顧客から中長期的に支持を得るのは難しいのではないでしょうか。

具体的には(??)日本のワインを欧米産のワインと同じ物差しで評価することにも違和感を覚えるし、違う尺度で評価することも取って付けたような不自然さがあるような・・・。

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