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競馬場に行こうコミュのハリウッドパーク競馬場スレッド

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世界の競馬の祭典でも1,2を争うイベントであるブリーダーズカップを見たくなった。
これはアメリカの競馬場でどこの競馬場と決まっているわけではなく、持ち回りで行われる(今までに一度だけカナダのウッドバイン競馬場で開催されたが、それ以外はアメリカにて開催)。日本から弾丸ツアー(2泊4日)で行って見られるところはニューヨークなどの東海岸やガルフストリームパークのような南では移動だけで時間がかかってしまうので西海岸しかない。そうしたら1997年の開催はロサンゼルスのハリウッドパーク競馬場で開催され、しかも日本からタイキブリザードが出走するというので行くことに決定した。
メンバーを募ると私含めて4人で行くことにした。

アメリカの競馬の場合、公共交通機関で行くのは難しいのでレンタカーを手配し、国際免許を取る必要がある。これは仲間の一人がさくさくやってくれた(ロサンゼルスでもサンタアニタは2003年夏に鉄道ゴールドラインが開通し、かなり競馬場の近いところまで電車で行き、そこからシャトルバスで行くことが出来るようになった)。ハリウッドパーク競馬場までの道を覚えつつロサンゼルス市内をドライブして、サンタモニカ、当時野茂がいたドジャーススタジアムに行っていろいろお土産を買い、競馬場に行ってみた。前売りで指定席を売ってたので買ってみた。70ドル(当時1ドル=130円、9100円!高い!!)。ホテルは街道沿いのモーテルにして、そのままコンビニに出かけて競馬新聞を買うと、明日のターフの大本命シングスピールがスクラッチ(出走回避)になっていた。ここから大勝負をするはずだったので全員その場で固まってしまった。

夜はショッピングモールのに行き、買い物をして、地下のフードコートで腹いっぱい食べて、そのあとNHLのキングス戦を見に行き本場のアイスホッケーのすごさにかなり興奮した。

翌日はそうそうに競馬場に行く。入場料5ドル。プログラムを売っていたので買った3.5ドル。早速指定席に行ってみるが、かなり遠く、これで約10000円もするとは思えないかなり悲しい席であった。

ハリウッドパーク競馬場はロサンゼルス国際空港からかなり近い所にある。そのため上空を飛行機がガンガン飛んでいる。日本で言うと函館、園田と同じ空気がした。

さてブリーダーズカップ。競馬は1日に8レースあるが2レースからブリーダーズカップが始まり、7レースぶっ続けでG1レースが続く(今ではフィリー&メアターフが加わり2レースから9レースまで計8レースがブリーダーズカップになっている)
1レースが終わるとアメリカ国歌が歌われ、一気にお祭りムードが高まってきた。


2レース目はブリーダーズカップジュベナイルフィリー(2歳牝馬)人気のカウンテスダイアナが勝った。アメリカ人は強い馬(まあ、いわゆる人気馬)が強い勝ち方をするとかなりゴール前盛り上がる。ここでも早速盛り上がっていた。

3レースが終わるとお待ちかねのピック6の馬券の発売である。この後連続6レースの勝ち馬を当てるものだが、当然当てれば本命サイドでも配当は莫大なものになる。みんなそれぞれ考えて思い思いに馬券を買ってきた。私も20ドルほど購入した。

場内を散歩に行くと物凄い混雑である。グッズショップに行くとさすがアメリカである。あらゆるものがお土産品になっていて目移りがしてしまった。洋服の生地もきちんとしており、安物で粗悪品を売りつけようようという気は全く無いみたいである。とりあえずTシャツとトレーナーを買った。

3レースはスプリント。人気薄のエルムハーストが追い込んで勝った。我々4人のピック6馬券は誰一人次のステップにいけず、ここで全員終了となった。

4レースはディスタフ(3歳以上牝馬)ここは人気のアジーナが勝った。場内はさらに盛り上がっている。

5レースはマイル。アメリカの競馬場は小回りである。そしてさらに芝コースはダート内側にあるので輪をかけて小回りになる。更に直線も短いので外枠に入るとめちゃくちゃ不利である。ここには絶対的本命のスピニングワールドがおり、しかも3枠なので単勝を今日の負け分が全部戻ってくるくらい勝負した。レースはかなり強い競馬でスピニングワールドが勝ち、しかも単勝オッズも意外に高くついたので、一気に大きくプラスになった。

6レースはジュベナイル(2歳牡馬)。ここは7戦負けなしのフェイバリットトリックが断然人気。お金もかなり余裕が出来たのでこの単勝を買う。レースも圧勝で物凄い歓声を受けていた。更にこのレースでこの馬がこの年のアメリカの年度代表馬になっていた(日本で2歳馬が年度代表馬というのは考えられないですね)


次に続きます

コメント(4)

続きます。

次の7レースはターフ。ここまで馬券が調子いいが、いかんせんシングスピールがいないので興味は激しく失ってしまった。そこで場内にお昼ごはんとビールを飲みに行った。

売っている所を探すとそこには目もくらむような行列があった。その距離30メートルくらいはあっただろうか。しかも店はおやじが一人で作って、盛って、お金もやり取りしている。いろいろ探したがどこもこんな状況であり、しょうがないので意を決して並ぶことにした。並ぶこと20分。やっと自分の番が来てビールとホットドッグを手に入れることが出来たが、悲しいかなレースはそのとき締め切りのベルが鳴ってしまった。ビール3ドル、ホットドッグ3.5ドルであった。

レースはチーフベアハートとボルジアの激しいたたきあいになり、チーフベアハートが辛くも抑えきった。

ブリーダーズカップは正直忙しい。これだけのレースが続くのにほぼ30分間隔で進行する。場内で食べ物や飲み物を探すのは今後行かれる方はやめて、自分で用意したほうがいいかもしれないです。

そしていよいよ8レースはメインのクラシック。出走メンバーは以下の通り

1 2−1  スキップアウェイ    スミス
2 20−1 オナーグライド     セルラー
3 4−1  デピュティコマンダー  ナカタニ
4 20−1 タイキブリザード    岡部
5 5−2  タッチゴールド     マッキャロン
6 15−1 ウイスキーウイズダム  デイ
7 20−1 サビニオ        アントレー
8 4−1  ベーレンズ       ベイリー
9 20−1 ダウティ        スティーブンス

この2−1とか20−1というのはモーニングラインといって単勝オッズの予想である。見方は両方の数字を足して右の数字で割ると日本で言うオッズになります。つまり2−1は3倍、5−2は3.5倍になります。

人気は直前に急遽莫大なエントリーフィーを払って(約1億円!!)出走してきたスキップアウェイでこういう馬は勝負がかりとアメリカでも見るらしく、競馬場でもこのモーニングラインにほぼ沿ったオッズになっている。

正直ここまで大レースの連発でかなり食傷気味にはなっているが、メインレースのなので今日の儲けを全てスキップアウェイから人気どころに馬単で買い、タイキの応援単勝馬券も買ってみた。

レースはおそらく私が今まで見た競馬の中で1,2を争う印象に残るレースとなった。
タイキブリザードも先行し、いい感じと思っていたら後日談でめちゃくちゃ引っかかっていたことを知るが、その引っかかったタイキを3コーナーで馬なりで捲っていって千切り捨てたスキップアウェイの強さ、さらにダート2000メートルで2分を切るその時計の速さ。これを見てしまっては日本の馬でこのレースで勝とうなんていうのは50年は無理だと痛切に思い知らされてしまうほどのものでした。

馬券も的中し、いい気分のまま競馬場を後にして、今晩はバスケットボールのレイカースの試合を見に行く。オニールとブライアントの活躍でレイカースも勝ち、更に気分もよくなった。

ロサンゼルスなら日本から10時間かからないし、アメリカプロスポーツもかなりあるので競馬とスポーツ観戦にはもってこいです。一度いかがでしょうか。
スキップアウェイの強さ、びっくりしたのを覚えています。
ダートレースをアメリカにて日本馬が勝つのはまず不可能ではないかと思いました。
あの先行でつぶれるんではないかというハイペースで進むレース展開が大好きです。日本で削りあいになるようなペースの速いレースはあんまり見れないので、見ているだけで熱くなります。
これは実際に行って見てもらうしかありません。
それほどブリーダーズカップは感動的ですし、クラシックの勝ち馬は怪物のように強いです。

芝ありダートあり、距離もばらばらで海外の競馬に興味のあるかたでしたら一度見に行くべきだと思います。

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