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ベン村さ来「と言えば・・・」コミュの【29・事件】 平成12年5月7日(日)

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原典:http://www.owarai.to/ben/29.html
written by ベン村さ来


◆ 『西鉄バスジャック事件』、皆さんは楽しまれましたか?私は楽しみまくっちゃいました事件の起きた5月3日の事件の成り行きと私の行動を照らし合わせてみると、その喜びを感じていただけると思います。


 
13時35分/天神に向かう西鉄の高速バスがジャックされる。
       当然のことながら何も知らない私は
       妻に頼まれた急須を買いに出掛ていた。

14時47分/北九州市門司区で女性1人が
       「トイレに行く」と下車。
       そのまま逃げ、通報する。
       別に仕事もなかったので、
       急須をブラさげたままサウナに行く。

15時35分/女性1人が飛び降りる。
       この数分前、
       サウナの中のテレビにもニュース速報が流れる。
       汗かきジジイどもから歓声が起きた。
       のちに、この女性が看護婦と知った私は
      「へぇ、給料と関係ない人たちは助けないんだ」と
       イヤなことを言う。

16時09分/少年から「拳銃と防弾チョッキを持って来い」と
       初めての要求。
       拳銃は強気でよろしいが、
       防弾チョッキは弱気なので笑った。

16時20分/男性1人が飛び降りる。
       のちに、この映像がニュースでも流れたが
       仲本工事の跳馬のような見事な着地だったので
       拍手を送る。 


17時00分/17時からの『美味しんぼ(再)』の名作
       「おせちと花嫁」を見るために自宅に戻ったが、
       日本テレビは残念ながら緊急特番を放送していた。
       (当たり前だ!)


17時25分/トンネル内で男性4人が解放。
       「これでバスの中は女性だけになったのでは?」
       という報道に、
       梅川昭美(三菱銀行北畠支店強盗犯)のように
       女性を裸にして
       「ソドムの市や!」と言うのかと思い 
       ワクワクする。


17時50分/広島県警がバスを誘導、停車させる。
       これまで「犯人は少年では?」と報道していたが、
       急に各局テロップを「20歳ぐらいの男」に
       変更する。
       「少年とわかっていて、なぜ顔を映した?」と
       クレームがつくのを避けてであろう。

18時34分/女性1人解放。高齢者の女性を解放したので
       『ソドムの市』の期待が高まる。

19時25分/女性2人解放。うち塚本達子さんが死亡。

       「この死亡の報道が
         少年に伝わっているか、いないかで
               これからの犯行が変わるな」

       ・・・と語っていると、
       妻に「早くゴハン食べちゃいなさい」と叱られる。

21時37分/奥屋PAから小谷SAへ移動。
       車止めやパトカーを蹴散らして走ることに
       期待するも、
       安全に移動させられてしまう。

22時34分/女性1人解放。
       実は翌日、
       大学時代の仲間と
       相模川でバーベキューをする約束をしていたので、
       涙をのんで寝ることにする。

00時30分/女性1人解放。熟睡中。

02時00分/事件は何の変わりもないが、
       ムクッと起き出す。 
       「今、起きたのは
        神様が突入の時間を教えてくれたに違いない!」
       と確信し、寝床からテレビをつけるが変化なし。
       仕方なくインターネットで
       今回の事件の情報を集めるが、
       1番盛り上がっていたのが
       『雨空トッポライポ掲示板』だった。

04時40分/変化なし。しかし、妻がトイレに起き出す。
       どうやらテレビがうるさかったらしい。
       トイレから出た妻に

     「どうした?気違いのガキ?」

       と話しかけられ、

「朝っぱらからテンションが違うところに高いヤツだ」

       と感心する。

05時03分/警官隊(SAT)突入。
       「オイッ、突入だ!」と夫婦で大ハシャギ。
       ガラスを割るだけの係の人の動きが
       可愛いかったのと、
       包丁を取り上げて出てきた人の動きが
       妙に誇らしげだったので笑った。

05時04分/少年逮捕。人質10人救出。
       妻に
       「こんなスゴイことやらかしたのに
       最初に付く容疑は
       『バス運行妨害』とかなんだよな」
       とボヤくと、
       「まずは無賃乗車なんじゃないの?」と言われ
       一本取られる。
       6時に出掛ける予定だったが
       寝てもしょうがないので
       バーベキューに行く準備をする。


◆ 事件と言えば思い出すのが…私と雨空トッポライポであろう。
我々はキチンとした名称はつけていないものの『事件事故研究会』的な活動をしている。今回のような事件の生中継はもちろんのこと、『決定的瞬間特番』や『警視庁24時特番』も欠かさずチェックする。事件事故の生中継の場合は電話で今後の展開予想や上記のような感想の交換などをしたり、特番の場合は「あの事件が素晴らしかった」「いや、こっちの事故の方が素晴らしかった」などと話し合う不謹慎な団体なのだ。

◆ 不謹慎ではあるが、我々は別に人が死んだり、傷つけられるのを喜んでいる訳ではない。我々が「素晴らしい」と表現するのは『報道』という重い空気に合わない笑える展開があった時である。例えば、過去に事故の生中継で盛り上がったのは数年前の『名古屋空港ジャンボ着陸炎上事故』であった。もちろん、この事故ではたくさんの死傷者が出た。これに事実については遺憾である。ただ、「素晴らしい瞬間」はあった。

◆ 確かTBSだったと思ったが、ケガ人が大勢運ばれた病院の緊急救命室を玄関のスキマから無許可で撮っていた。しかし、撮れるのはベットをのぞき込む医師の顔だけ。そこでカメラマン、さらに玄関の奥にカメラを突っ込むことにした。ところが今度は焦点が合わずに画面は真っ黒。慌てて焦点を合わせたが、それでも真っ黒。「おかしいな」と言わんばかりにカメラをひくと、その真っ黒は焼けただれた患者の背中だったのだ。しつこく言うが、この患者さんを笑っている訳ではない。焼けただれた背中だとわかってから動揺して画面が揺れまくったカメラマンを笑っているのだ。

◆ 『決定的瞬間特番』や『警視庁24時特番』にも「素晴らしい瞬間」はある。例えとしてわかりやすいのが「暴走族壊滅作戦」であろう。(通は神奈川県警や大阪府警を好む)もちろん、暴走族が爆音で寝静まった深夜の住宅街を走ることや、一般市民に暴力をふるうことについては遺憾である。しかし、「初日の出暴走」の検問などではよく「素晴らしい瞬間」に出会える。

◆ 料金所で交通機動隊が改造四輪車を止める。
警官が窓を手で叩いて「窓を開けなさい」と優しく言う。
当然のことながら若いパワーは警官ごときの言うことなど聞かない。
警官を無視するように空吹かしをする。
ここまでなら若さで許されるのだが、この若さが溢れると車を数センチ動かしてしまうことがある。この数センチが前で車を制止している警官の膝にチョコンと当たる。これを待っていたように警官は「公務執行妨害!」と叫び、一斉に警棒やハンマーでフロントガラスを割りにかかる。その瞬間、イキがってた兄ちゃんが「借りてきた猫をドーベルマンに噛ませた」ような顔になるのが笑えるのだ。

◆ 『警視庁24時特番』の最高傑作として、同会が贈る96年度「最優秀主演男優賞」「最優秀助演男優賞」などの賞を総ナメにし、「5年連続軽犯罪オブ・ザ・イヤー」という前人未到の記録を保持している事件がある。それが『そのティッシュじゃ取りきれないだろ事件』である。確か、テレビ朝日の『警視庁24時特番』だと思ったが、事件の成り行きはこうである。
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  深夜、とあるビルの玄関に「侵入者あり」の通報が入る。
  深夜ということで空き巣の可能性もあるので3〜4人程の警官が
  そのビルに向かった。
  しかし、そこにいたのは酔っ払いオヤジ1名。
  ところが酔っているため、そのビルにいる理由を聞いても
  「わからない」と言うだけ。
  警官がそろって「何してたんだろ?」と首をかしげていたその時!
  警官の姿を見て酔いがさめたオヤジが慌てて、
  またビルの中に入っていく。以下、会話のやり取り。

 酔っ払い「ヤベッ!」
 若い警官「おい、アナタ何してたのよ?」
 酔っ払い「すみません。全然、わかんないんですけど」

 (中年警官が山盛りの物的証拠を発見)

 中年警官「あっ、よその玄関前にウンチしたらだめじゃないかよ」
 酔っ払い「あっ…あぁ…」
 若い警官「うぇぇ…すごいウンチしてるじゃないか」
 酔っ払い「俺、ウンコしちゃったの?」
 中年警官「ウンコしちゃったんだよ!」
 酔っ払い「ごめーん…」

 (酔っ払い、どこからかポケットティッシュを持ってくる)

 酔っ払い「すいません、ここ掃除しますよ!本当に!」
 中年警官「うーん、いや!そのティッシュじゃ取りきれないだろ」


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◆ 呆れてる中年警官の顔、匂いに耐えきれない若い警官の顔、我に帰って謝る酔っ払いのモザイク顔、そして真面目な明朝体で出た「そのティッシュじゃ取りきれないだろ!」のテロップ。すべてが最高傑作であった。5年たった今でも我々はこの事件に敬意を表して鼻をかむ時、こぼれたジュースを拭く時などティッシュを使う時は必ずこの名言を愛用する。

◆ …そのティッシュじゃ取りきれないだろ!
 

原典:http://www.owarai.to/ben/29.html
written by ベン村さ来

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