ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

コックの為の実用イタリア語講座コミュの導入編7.バールに行こう!(前置詞、自動詞)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
イタリアのバールは日本で言うバーとはちょっと違って、気軽にちょっと立ち寄ってエスプレッソを立ち飲みしつつ、なじみの連中とおしゃべりをする町のコミュニケーションの場でもあります。

特にイタリア人は朝食を仕事に行く前にバールで済ますことが多く。朝はいつもクロワッサンを片手にカプチーノを立ち飲みしている姿がよく見かけられます。

という訳で

Andiamo a Ber! バールに行こう!

Andiamoは動詞Andareの一人称複数で、私たちは行く、という意味です。

何処に行くのか?Barに行くのは解るのですがその前に何かありますね?
これが前置詞の「a」です。

意味としては「〜に向かって」「〜に向けて」というニュアンスがあり、Andareを使う場合、目的の場所の前に必ず「a」がセットになって使われます。

Andare(動詞) + a(前置詞)  〜 = 〜に行く

こんな構文が出来ました。

なんだか受験英語みたいになって来ましたね。昔、前置詞をとる動詞、とらない動詞と苦労して覚えた記憶があります。

今では苦労したということは覚えていても、何を一生懸命覚えていたのか思い出せないという体たらくです(笑)

でも安心してください。この構文覚える必要はありません。
なぜならイタリア語の場合、前置詞が要るのか要らないのかとてもハッキリしているからです。

それは動詞が自動詞なのか他動詞なのかで決まっていて、自動詞の場合のみ前置詞が必要になります。

自動詞 目的語が必要ない 前置詞をとる
他動詞 目的語が必要 前置詞をとらない

目的語というのは解りやすく言うと「〜が」とか「〜を」となる言葉です。

例えば
「Mangiare(食べる)」という動詞は他動詞でしょうか、自動詞でしょうか?

Io mangio la mele. 私は リンゴを 食べます。

「Volere(欲しい)」、「Prendere(とる)」では

Io vorrei i soldi. 私は お金が 欲しいです。

Io prendo un dolce. 私は デザートを もらいます。

リンゴを、お金が、デザートを、は全て目的語なのでこれらの動詞は全て他動詞ということになります。

では改めて「Andare(行く)」を見てみましょう。

(Noi)Andiamo a bar! バールに行きましょう。

バールが、バールを、とすると、文が変ですよね?
つまりバールは目的語ではないのです。

なので「行く」という動詞は自動詞なのです。
だから前置詞が必要。

解りましたか?

自動詞と他動詞の違いはとても重要なのでしっかり覚えておいてくださいね。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

コックの為の実用イタリア語講座 更新情報

コックの為の実用イタリア語講座のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング