ラパスＢ級グルメコミュの肉を食らう

ボリビア人は肉が大好き。

鶏、牛、豚、羊、リャマ、ウサギ、ねずみ、ヘビ、アルマジロ、ワニなど　あげたらきりがない。

今回は一番お手ごろで一般的な料理のご紹介。
「パリーリャーダ」といいまして、要はいろんな肉のいろんな部分の焼肉です。

内科検診などで朝ごはんを抜いてよれよれになった昼に、
一日の仕事で疲れ明日への活力をというときに、
ただ単に「人間どこまで食えるのか」と思い立ったときに、
これです、これパリーリャ。値段は一人分１０～２０ボリ(１５０～３００円)

大体の店で出される主な内容は、
?牛ひれ肉　?牛骨付きロース　?チョリソ(腸詰め)
?牛の乳房　?牛の小腸　?豚もも肉　?鶏胸肉　?牛腎臓

これがジューッと音を鳴らしながらやってきてさらに、
?チーズご飯　?フライドポテト　?フライのユカいも
?野菜サラダ

がくる。
たちまちテーブルは騒然となり、
みんなの顔がちょっぴり緊張した笑顔になり、
あふれんばかりの肉の香りが食欲をさらにそそる。
普段高価なものを食べている奥様方でさえつばをごくりと飲む。

ここで一緒に食べようとする人が普段話さないような友達なら、「これを食べられては困る」となってぴりぴりした空気が流れる。
これは気のおけない仲間と行くのが賢明なのである。

味はいたってシンプル。
塩味。塩で味付けが基本。
特別なソースなどはありません。
肉の味を楽しむのがこのパリリャーダの楽しみでもあります。
時にヤファというトマトと唐辛子のソースを少しかけて、
こしょうを適当にふって、
ナイフで一口大に切ってむしゃむしゃと食べる。

できたての肉のうまみと炭火の風味が口中にいきわたる。
その間に、野菜サラダを少々、
チーズご飯を一口。
肉汁と混ざり合ってさらに深みのある味が生まれる。

ひれ肉やロースは日本のものほど柔らかくないが、それでも十分すぎるぐらい元気が出るような肉の味。
チョリソは味が詰まって一切れでもご飯が進む。
豚肉はでっかいチャーシューの塊みたいなもので、コラーゲンがたっぷりであることは間違いなし。
小腸や乳房と腎臓はそれらしいにおいと味がして、野性的な食事も楽しめます。

しばらく食べてもずっと食べても減らない。
しかも早く食べないと冷めてくる。
まさにがつがつむしゃむしゃパクパク食べるためのの料理。
もちろんこれにはきりりと冷えたビールがよーく合います。

何とか食べ終わって、口の周りを脂でてかてかにして店を出るもいとおかし。

コメント(7)

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[1] mixiユーザー 05月11日 03:17

お腹減るじゃないか！
ところで、ラパスではどこのパリリャーダ美味しいのか教えて！

[2] mixiユーザー 06月27日 07:11

僕の知る限りでパリリャーダの美味いところは、

?「Rodeo」-UMSAの横の橋を上りきったところにあるレストラン。
?メルカドカマーチョ入り口からESTADIUM方面へ歩いて1分、
右手のパリリャーダ。(上の写真はその店の)
?サンチェスリマ通りをまっすぐトンネルを突っ切り2つ目の角にあるいいにおいのお店。

?は少し高めだけどサラダバー付き。?，?は値段がお手ごろです。

[3] mixiユーザー 06月27日 12:41

なるほど…。
早速肉気分になったら行ってみようっと。

[5] mixiユーザー 06月18日 19:19

上手そう・・・・
くそう～またラパスに行った時に食ってやる！！

[6] mixiユーザー 06月18日 19:35

読んでて鼻息が荒くなってきました