ボリビアで朝に食べるものの代表格といえば、
やっぱりサルテーニャ。
他のトゥクマナやレイェーノは他の国にもありがちな
スナックですが、やはりこれだけは譲れないらしい。
早速買いに行ってみましょう。
おや、思いの外、立っている人の雰囲気が静かだ。
店のおばちゃんも終始笑顔。
そうです、あの他ののスナックに見られる「付け合せ争奪戦」や「のどづまり」の混乱が見当たらないのです。
なぜか。
食べてみればわかります。
いそいでまず一かじり。
黄色い少し甘めのクッキー生地をかじると、ジューシーな肉汁や野菜の香りが漂います。
まずここでみんながする行動といえば、
左手を腰に当ててぐぐっと、って牛乳かいぃぃ！
ではなく、でもぐぐっと中の肉汁を飲んでしまうのです。
すするといったほうが正しい。
スープを飲むときに音をたてて飲むのは下品と育てられてきたボリビア人もここぞとばかり、「ジュルッ」と音を立てます。
こうしないと後で大変なことになる・・・
ある著名な作家は「ホットドッグとカレーうどんは服が汚れるのを覚悟して食べなければならない」という名言を残しましたが、
このサルテーニャこそ覚悟して食べなければなりません。
程よくしっとりと焼きあがったクッキー生地は、ちょっと力を入れるとつぶれてしまいます。
ベルリンの壁は崩壊後民衆に多大な自由を与えましたが、
サルテーニャの壁は崩壊すると大混乱を及ぼします。
中の肉汁が出るんです。
しかもこの汁は野菜、卵、牛肉などを煮込んだもので味が濃く、色も濃い。
手につけばべとべと、服につけばべとべと。
食べ方を知らない初心者が食べると、
周りは冷たい目で、
「あ〜あ、ト〜シロが」
と東京の老舗のラーメン屋にでもいるかのような錯覚を覚えることになります。
味は肉、野菜、卵のハーモニーにクッキー生地の甘みが加わり
わずかな塩味と甘みのミックスされた深い味とでも言いましょうか。
また味は店によっても違うし、値段によっても違う。
「うちではオリーブいれてまんねん。」
「弊社のサルテーニャは肉を多めに入れております」
中身が違うのもサルテーニャの特徴なのです。
ここまできてお気づきかと思いますが、
これにはつけあわせがございません。
わずかに申し訳程度に唐辛子が一本。
かじりながら食べるだけ。
何が大事って手を汚さないように食べることが一番の目的なのです。
味よりも食べ方。
味よりもきれいに食べれたときの達成感。
まったく汚さずに食べると人から、
「こやつなかなかやるではないか」
という目で見られること間違いなし。(なのか？)
静かに食べなければ自分に被害が及ぶ。
なのでみんなおとなしく食べていたのです。
普段おしゃべりしながらの食事もこのひと時は静かに食べる。
まるで立ち食いいうどんのように黙々と。
黙々モグモグ黙々モグモグ・・・・・
こうしてまたまたラパス人の朝は始まっていく・・・・・
やっぱりサルテーニャ。
他のトゥクマナやレイェーノは他の国にもありがちな
スナックですが、やはりこれだけは譲れないらしい。
早速買いに行ってみましょう。
おや、思いの外、立っている人の雰囲気が静かだ。
店のおばちゃんも終始笑顔。
そうです、あの他ののスナックに見られる「付け合せ争奪戦」や「のどづまり」の混乱が見当たらないのです。
なぜか。
食べてみればわかります。
いそいでまず一かじり。
黄色い少し甘めのクッキー生地をかじると、ジューシーな肉汁や野菜の香りが漂います。
まずここでみんながする行動といえば、
左手を腰に当ててぐぐっと、って牛乳かいぃぃ！
ではなく、でもぐぐっと中の肉汁を飲んでしまうのです。
すするといったほうが正しい。
スープを飲むときに音をたてて飲むのは下品と育てられてきたボリビア人もここぞとばかり、「ジュルッ」と音を立てます。
こうしないと後で大変なことになる・・・
ある著名な作家は「ホットドッグとカレーうどんは服が汚れるのを覚悟して食べなければならない」という名言を残しましたが、
このサルテーニャこそ覚悟して食べなければなりません。
程よくしっとりと焼きあがったクッキー生地は、ちょっと力を入れるとつぶれてしまいます。
ベルリンの壁は崩壊後民衆に多大な自由を与えましたが、
サルテーニャの壁は崩壊すると大混乱を及ぼします。
中の肉汁が出るんです。
しかもこの汁は野菜、卵、牛肉などを煮込んだもので味が濃く、色も濃い。
手につけばべとべと、服につけばべとべと。
食べ方を知らない初心者が食べると、
周りは冷たい目で、
「あ〜あ、ト〜シロが」
と東京の老舗のラーメン屋にでもいるかのような錯覚を覚えることになります。
味は肉、野菜、卵のハーモニーにクッキー生地の甘みが加わり
わずかな塩味と甘みのミックスされた深い味とでも言いましょうか。
また味は店によっても違うし、値段によっても違う。
「うちではオリーブいれてまんねん。」
「弊社のサルテーニャは肉を多めに入れております」
中身が違うのもサルテーニャの特徴なのです。
ここまできてお気づきかと思いますが、
これにはつけあわせがございません。
わずかに申し訳程度に唐辛子が一本。
かじりながら食べるだけ。
何が大事って手を汚さないように食べることが一番の目的なのです。
味よりも食べ方。
味よりもきれいに食べれたときの達成感。
まったく汚さずに食べると人から、
「こやつなかなかやるではないか」
という目で見られること間違いなし。(なのか？)
静かに食べなければ自分に被害が及ぶ。
なのでみんなおとなしく食べていたのです。
普段おしゃべりしながらの食事もこのひと時は静かに食べる。
まるで立ち食いいうどんのように黙々と。
黙々モグモグ黙々モグモグ・・・・・
こうしてまたまたラパス人の朝は始まっていく・・・・・
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コメント(21)
サルテーニャ！ よくぞここまで表現が出来ましたね。あきげんさん。 さてサンタクルスのサルテーニャしかしりませんが、一番有名なのが、Santa CruzとGlorimar、あと可愛らしいのがCocheroですね。 もしサルテーニャ達人だと思いましたら、Glorimarを食べてみたらいいでしょう。この中で一番皮が薄いです。 もちろん味も最高！また汁がいっぱい。 Santa Cruzの場合は皮はもうチョット厚い。味も良い！ Cocheroはプチサルテーニャと言えます。丸っこい普通より一回り小さいやつです。 自分の父母の情報だけど、以前、サンタクルスではサルテーニャには砂糖は入っておりませんでした。 日本人がスナックを始め、和風に砂糖を入れたのがきっかけだそうですが。
また、絶対服には肉汁を付けさせてはいけません。Ｕｒｕｃｕと言う粉を使ってカレーみたいな色を出してるので、一度付くと二度と取れませんよ。 今はどうかなー。薄くなってるかも。
Glorimar = Calle Ballivian 第一環状線から３ブロック手前です。
Santa Cruz = 町中あっちこっちありますねー。
Cochero = Calle Bolivar 中央公園に着く２ブロック前だったかなー？
とりあえず サルテーニャ万歳！
また、絶対服には肉汁を付けさせてはいけません。Ｕｒｕｃｕと言う粉を使ってカレーみたいな色を出してるので、一度付くと二度と取れませんよ。 今はどうかなー。薄くなってるかも。
Glorimar = Calle Ballivian 第一環状線から３ブロック手前です。
Santa Cruz = 町中あっちこっちありますねー。
Cochero = Calle Bolivar 中央公園に着く２ブロック前だったかなー？
とりあえず サルテーニャ万歳！
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